ビジョンプロセシング――ゴールセッティングの呪縛から脱却し「今、ここにある未来」を解き放つ
中土井僚(著)
定価 | 2420円(税込) |
頁数 | 568頁 |
判型・製本 | A5変形判 並製 |
発売日 | 2024/06/22 |
ISBN | 9784862763037 |
発行 | 英治出版 |
内容紹介
「答えがないのに、ゴールを示すべき」
というジレンマを、誰もが抱えている
そのビジョンは、「現在の自分たち」を勇気づけ、
主体性と創造性を解放しようとしているか?
日々のプロセスを問い直すものとなっているか?
自己変容×イノベーションを起こす"U理論"第一人者が
人と組織における長年の実践から編み出した
「不確実な未来との向き合い方」
社会がますます複雑になり、予想外の状況が次々と起こるなかで、将来の見通しはますます不確実なものになっています。
一方で、多くの組織では「うちの会社はビジョンがない」「もっと魅力的なビジョンをつくるべきだ」というプレッシャーが、特にリーダーや経営層にのしかかっています。
このような状況下で、私たちはどんなふうに未来と向き合えばよいでしょうか?
その問いにひとつの方向性を示すのが「ビジョンプロセシング」です。
誰かが魅力的なビジョンを設定してくれるのを待つのではなく、1人ひとりが「ほんとうに大切なもの」を問い直し、日々の仕事・生活のなかで未来と向き合う「プロセスとしてのビジョンの見つめ方・捉え方」を提案します。
目次
はじめに
本書の構成
1 環境変化の激しさの本質的な意味とは?
2 私たちは、どんな変化を強いられているのか?
3 ビジョンプロセシングの原理
4 本当に大切なことⅠ 心の羅針盤
5 本当に大切なことⅡ 本質的な課題
6 パラダイム・シフトⅠ ビジョン
7 パラダイム・シフトⅡ プランニング
8 パラダイムシフトⅢ チームワーク
9 ビジョン・プロセシングの実践手法SOUNDメソッド
著者
[著者]
中土井僚 Ryo Nakadoi
オーセンティックワークス株式会社 代表取締役。リーダーシップ・プロデューサー。
「滞った流れに何らかの方向を紡ぎ出し、流れをうねりに変えること」をテーマに、U理論・成人発達理論・インテグラル理論を土台としたエグゼクティブコーチング、リーダーシップ開発、組織開発を行う。20年以上にわたり、100社以上に対するプロセスコンサルテーションを通じた変革支援と共に、個人向けのリーダーシップ開発メソッドを基づいた内的変容支援を行う。また、2005年より日本社会におけるU理論の普及と社会的実践に加え、2017年より成人発達理論の啓蒙と実践研究に従事し、多数の執筆・翻訳・監訳実績を持つ。
著書に『U理論入門』(PHP研究所)、『マンガでやさしくわかるU理論』(日本能率協会マネジメントセンター)、『図解入門ビジネス 最新 U理論の基本と実践がよ~くわかる本』(秀和システム)、共訳書・監訳書に『「人の器」を測るとはどういうことか』(日本能率協会マネジメントセンター)、『なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」『U理論[第二版]』『U理論[エッセンシャル版]』『出現する未来から導く』(以上、英治出版)がある。
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