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対立を超える日々の実践――他者と根源から関わり、複雑なシステムを変える七つの習慣

対立を超える日々の実践――他者と根源から関わり、複雑なシステムを変える七つの習慣

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アダム・カヘン(著), 小田理一郎(訳)

定価 2420円(税込)
頁数 248頁
判型・製本 四六判 上製
発売日 2025/09/26
ISBN 9784862763747
発行 英治出版

内容紹介

地道で、厄介で、複雑で、思い通りにならない問題に取り組むあなたへ。

「無力感」に呑み込まれず、必要な変容を生むために必要な他者との関わり方とは?
南アフリカの政権移行、気候変動条約の締結、コロンビアの内戦終結……
50ヵ国以上で困難な状況の変革に携わってきた世界的ファシリテーターが
30年の経験を経てたどりついた、シンプルで確実な前進の方法。

目次

[目次]

Introduction:システムの変容には根源からの関わりが必要である
HABIT 1:責任を引き受けて行動する
HABIT 2:三つの次元で関わる
HABIT 3:見えないことに目を向ける
HABIT 4:裂け目に働きかける
HABIT 5:進むべき道を模索する
HABIT 6:異なる他者と協働する
HABIT 7:忍耐強く続け、休息する

著者

[著者]アダム・カヘン
レオス・パートナーズ社パートナー。オックスフォード大学経営大学院「科学・イノベーション・社会研究所」特別研究員。パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック社、OECD(経済協力開発機構)、応用システム分析国際研究所、日本エネルギー経済研究所、ブリティッシュ・コロンビア大学、カリフォルニア大学、トロント大学、ウェスタン・ケープ大学で戦略立案や調査研究に従事した後、ロイヤル・ダッチ・シェル社にて社会・政治・経済・技術に関するシナリオチームの代表を務める。1991~92年には南アフリカの民族和解を推進するモン・フルー・シナリオ・プロジェクトに参画。以来、企業や政府などの問題解決プロセスのオーガナイザー兼ファシリテーターとして、これまで50カ国以上で活躍している。アスペン研究所ビジネス・リーダーズ・ダイアローグ、組織学習協会(SoL)のメンバー。カリフォルニア大学バークレー校エネルギー・資源経済学修士、バスティア大学応用行動科学修士。2022年には、シュワブ財団の「ソーシャル・イノベーション思想的指導者2022」に選ばれた。著書に『敵とのコラボレーション』『未来を変えるためにほんとうに必要なこと』『社会変革のシナリオ・プランニング』(以上、英治出版)など。
 

[翻訳・日本語版序文]小田 理一郎 Riichiro Oda
チェンジ・エージェント代表取締役。オレゴン大学経営学修士(MBA)修了。多国籍企業経営を専攻し、米国企業で10年間、製品責任者・経営企画室長として組織横断での業務改革・組織変革に取り組む。2005年チェンジ・エージェント社を設立、経営者・リーダー研修、組織開発、CSR経営などのコンサルティングに従事し、システム横断で社会課題を解決するプロセスデザインやファシリテーションを展開する。デニス・メドウズ、ピーター・センゲら第一人者たちの薫陶を受け、組織学習協会(SoL)ジャパン理事長、グローバルSoL理事などを務め、「学習する組織」、システム思考、ダイアログなどの普及推進を図っている。著書に『「学習する組織」入門』(英治出版)、『なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?』(東洋経済新報社)など。訳書、解説書にアダム・カヘン著に『敵とのコラボレーション』『社会変革のシナリオ・プランニング』、ドネラ・H・メドウズ著『世界はシステムで動く』、ピーター・M・センゲ著『学習する組織』、ビル・トルバート著『行動探求』(以上、英治出版)など。