Book
未来を変えるためにほんとうに必要なこと――最善の道を見出す技術
Tax included.
アダム・カヘン(著), 東出顕子(訳), 由佐美加子(監訳)
価格 | 1,980円(税込) |
頁数 | 256頁 |
判型・製本 | 四六判 上製 |
発売日 | 2010/04/19 |
ISBN | 9784862760814 | 発行 | 英治出版 |
内容紹介
どうすれば私たちは変われるのだろう?
リーダーシップ、組織開発、マネジメント、コーチングなど、多分野で関心が高まるほんとうに有効な「変化の起こし方」とは? 伝説のチェンジ・エージェントからのメッセージ。
だれも一人では何もできない。あらゆる問題のカギは、人と人の「関わり方」にある。――家庭でも、職場でも、社会でも、私たちは、さまざまな問題に直面する。それは一つの正解がある問題ではないし、一人で解決できるものでもない。最善の道を見出したいなら、まず自分自身の「人との関わり方」を問い直そう。本書は、南アフリカの民族和解をはじめ数々の社会変革を導いてきたアダム・カヘン氏が、人と人の関係性を大きく変え、ともに望ましい未来をつくりだす方法を語った一冊。「力」と「愛」のバランスというシンプルかつ奥深い視点から、一人ひとりが実践できる「未来の変え方」が見えてくる。
目次
監訳者まえがき
はじめに
序章 ほんとうに未来を変えるには
第一章 ものごとを動かす「力」の二面性
第二章 人と人をつなぐ「愛」の二面性
第三章 力と愛のジレンマ
第四章 転ぶ――自らの状況を問う
第五章 よろめく――両面を見る
第六章 歩く――未来を共創する
終章 一歩を踏み出す
はじめに
序章 ほんとうに未来を変えるには
第一章 ものごとを動かす「力」の二面性
第二章 人と人をつなぐ「愛」の二面性
第三章 力と愛のジレンマ
第四章 転ぶ――自らの状況を問う
第五章 よろめく――両面を見る
第六章 歩く――未来を共創する
終章 一歩を踏み出す
著者
[著者]
アダム・カヘン(Adam Kahane)
レオス・パートナーズ社パートナー。オックスフォード大学経営大学院「科学・イノベーション・社会研究所」特別研究員。パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック社、OECD(経済協力開発機構)、応用システム分析国際研究所、日本エネルギー経済研究所、ブリティッシュ・コロンビア大学、カリフォルニア大学、トロント大学、ウェスタン・ケープ大学で戦略立案や調査研究に従事したのち、ロイヤル・ダッチ・シェル社にて社会・政治・経済・技術に関するシナリオチームの代表を務める。1991~92年には南アフリカの民族和解を推進するモン・フルー・シナリオ・プロジェクトに参画。以来、企業や政府などの問題解決プロセスのオーガナイザー兼ファシリテータ―として、これまで50カ国以上で活躍している。アスペン研究所ビジネス・リーダーズ・ダイアローグ、組織学習協会(SoL)のメンバー。カリフォルニア大学バークレー校エネルギー・資源経済学修士、バスティア大学応用行動科学修士。著書に『手ごわい問題は、対話で解決する』(ヒューマンバリュー)がある。妻のドロシーと家族とともにケープタウンおよびモントリオールに在住。
[監訳者]
由佐美加子(ゆさ・みかこ)
米国大学卒業後、国際基督教大学修士課程を経て(株)野村総合研究所入社。2000年に(株)リクルートに転職。事業企画の仕事を経て人事部へ異動し、MIT教授ピーター・センゲによる「学習する組織」に出会う。以降、学習する組織の考え方に基づくさまざまな人材・組織開発施策を企業に導入。2005年に米国ケースウエスタンリザーブ経営大学院において、Positive Organizational Development修士課程を修了、最先端のリーダーシップ、組織開発理論と手法を学ぶ。2006年よりグローバルな消費財メーカーのマースジャパン人事部において新卒採用・育成、人材組織開発、社内広報の責任者として現在に至る。「学習する組織」の学習の場とネットワークを提供するSoLジャパン組織開発コミュニティ共同代表。2010年オットー・シャーマーの提唱する未来を共創するU理論の理解と実践のコミュニティを立ち上げるべく、プレゼンシングインスティチュートコミュニティジャパン設立。
[訳者]
東出顕子(ひがしで・あきこ)
翻訳家。津田塾大学学芸部国際関係学科卒業。翻訳会社勤務を経てフリーに。訳書にシェリー・カーター=スコット『ハートフル・ストーリーズ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、ロレッタ・シュワルツ=ノーベル『アメリカの毒を食らう人たち』(東洋経済新報社)、フランシス・ウェストリーほか『誰が世界を変えるのか』、マーガレット・ウィートリー『リーダーシップとニューサイエンス』(以上、英治出版)などがある。
アダム・カヘン(Adam Kahane)
レオス・パートナーズ社パートナー。オックスフォード大学経営大学院「科学・イノベーション・社会研究所」特別研究員。パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック社、OECD(経済協力開発機構)、応用システム分析国際研究所、日本エネルギー経済研究所、ブリティッシュ・コロンビア大学、カリフォルニア大学、トロント大学、ウェスタン・ケープ大学で戦略立案や調査研究に従事したのち、ロイヤル・ダッチ・シェル社にて社会・政治・経済・技術に関するシナリオチームの代表を務める。1991~92年には南アフリカの民族和解を推進するモン・フルー・シナリオ・プロジェクトに参画。以来、企業や政府などの問題解決プロセスのオーガナイザー兼ファシリテータ―として、これまで50カ国以上で活躍している。アスペン研究所ビジネス・リーダーズ・ダイアローグ、組織学習協会(SoL)のメンバー。カリフォルニア大学バークレー校エネルギー・資源経済学修士、バスティア大学応用行動科学修士。著書に『手ごわい問題は、対話で解決する』(ヒューマンバリュー)がある。妻のドロシーと家族とともにケープタウンおよびモントリオールに在住。
[監訳者]
由佐美加子(ゆさ・みかこ)
米国大学卒業後、国際基督教大学修士課程を経て(株)野村総合研究所入社。2000年に(株)リクルートに転職。事業企画の仕事を経て人事部へ異動し、MIT教授ピーター・センゲによる「学習する組織」に出会う。以降、学習する組織の考え方に基づくさまざまな人材・組織開発施策を企業に導入。2005年に米国ケースウエスタンリザーブ経営大学院において、Positive Organizational Development修士課程を修了、最先端のリーダーシップ、組織開発理論と手法を学ぶ。2006年よりグローバルな消費財メーカーのマースジャパン人事部において新卒採用・育成、人材組織開発、社内広報の責任者として現在に至る。「学習する組織」の学習の場とネットワークを提供するSoLジャパン組織開発コミュニティ共同代表。2010年オットー・シャーマーの提唱する未来を共創するU理論の理解と実践のコミュニティを立ち上げるべく、プレゼンシングインスティチュートコミュニティジャパン設立。
[訳者]
東出顕子(ひがしで・あきこ)
翻訳家。津田塾大学学芸部国際関係学科卒業。翻訳会社勤務を経てフリーに。訳書にシェリー・カーター=スコット『ハートフル・ストーリーズ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、ロレッタ・シュワルツ=ノーベル『アメリカの毒を食らう人たち』(東洋経済新報社)、フランシス・ウェストリーほか『誰が世界を変えるのか』、マーガレット・ウィートリー『リーダーシップとニューサイエンス』(以上、英治出版)などがある。