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Conflict(コンフリクト)――関係性の4つのフェーズを見極め、あらゆる対立の場に変容をもたらす

Conflict(コンフリクト)――関係性の4つのフェーズを見極め、あらゆる対立の場に変容をもたらす

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アーノルド・ミンデル(著), 松村憲(訳), 松井美歩(訳), バランスト・グロース・コンサルティング株式会社(監訳)

定価 4400円(税込)
頁数 672頁
判型・製本 四六判 上製
発売日 2025/11/14
ISBN 9784862763556
発行 英治出版

内容紹介

「対立」に潜むのは、理解し合いたいという叫びであるーー。
人々の対立に変容をもたらし、新たな関係性を築くための手法「プロセスワーク」。

個人・組織・社会の多層的なリアリティに着目し、
自他の抑圧されていた声を呼び起こす、そのアプローチとは。

世界中の政治リーダーやファシリテーターに大きな影響を与え続けた、

プロセスワーク提唱者アーノルド・ミンデルの集大成。
現代の我々が直面する「どうすれば対立を解決できるのか」という疑問に、新たな視座を与える一冊。

【対立を乗り越えるための方法「プロセスワーク」】
・問題となっている「対立」そのものだけでなく、ファシリテーター自身や当事者の内面の葛藤をワークすることで、深い変容をもたらす。
・変わり続ける関係性の中に「対立」があると捉える。「対立」を否定するのではなく受け入れ、持続的な関係性を築く方法を見出す。
・感情や感覚といった意識の深いレベルを扱い、また主流派だけでなく周縁化された声を重視する「ディープ・デモクラシー(深層民主主義)」を実践する。

【最新のコンセプト「フェーズ理論」】
関係性の4つのフェーズを見極め、どうすれば効果的に場に働きかけられるのか、豊富な事例とエクササイズを交えて解説!
・フェーズ1:楽しむ。対立を扱いたくない。
・フェーズ2:緊張と対立。
・フェーズ3:ロールスイッチ。自分と相手の境界を越えられる。
・フェーズ4:デタッチメント。宇宙が自分を動かすのを感じる。

著者

[著者]
Arnold Mindell アーノルド・ミンデル

プロセスワーク、ワールドワークの創始者。マサチューセッツ工科大学大学院修士課程終了(論理物理学)、ユニオン大学院Ph.D.(臨床心理学)。ユング心理学、老荘思想、量子力学、コミュニケーション理論、市民社会運動などの知恵をもとに個人と集団の葛藤・対立を扱うプロセスワークを開発。世界中の社会・政治リーダーやファシリテーターの自己変容を支援した。著作に『対立の炎にとどまる』(英治出版)、『対立を歓迎するリーダーシップ』(日本能率協会マネジメントセンター)など多数。

[翻訳]
松村 憲

バランスト・グロース・コンサルティング株式会社取締役、国際コーチング連盟認定PCC、臨床心理士
大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。米国プロセスワーク研究所にてプロセスワーク修士課程修了(認定プロセスワーカー)。プロセスワーク理論を活用した組織開発コンサルティングやエグゼクティブコーチングを行う。

[翻訳]
松井美歩

バランスト・グロース・コンサルティング株式会社コンサルタント、CRR Global認定 組織と関係性のためのシステムコーチ(ORSCC)
国際基督教大学教養学部教育学科卒業。ORSCCを取得後、プロセス指向心理学を学び、現在はエグゼクティブコーチング等を行う。

[監訳者]
バランスト・グロース・コンサルティング株式会社

「Connect Different for emerging future――単に葛藤がない世界を作るのではなく、夢があるから葛藤がある・譲れないものがあるから対立が起きる、その本物の葛藤を創造の喜びに繋げたい」をパーパスに、プロセスワークなどの知恵を活かした組織開発を行っている。