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成長を支援するということ――深いつながりを築き、「ありたい姿」から変化を生むコーチングの原則

成長を支援するということ――深いつながりを築き、「ありたい姿」から変化を生むコーチングの原則

  • ¥2,420
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税込

組織開発・組織進化

定価 2420円(税込)
頁数 336頁
判型・製本 四六判 並製
発売日 2024/04/24
ISBN 9784862763389
発行 英治出版

内容紹介

人が変化するとき必要なのは、ともに「夢」を見ることだ。

部下、同僚、子ども、生徒、患者……
成長を願う相手の情熱やビジョンを呼び起こし、人生を通じた変容を本気で支援するための、理論と実践の書。

「ついに出た。どうすれば他者を助けられるか?
という重要な問いに対する科学的根拠に基づいた答えが」
ーー ダニエル・ゴールマン(『EQ こころの知能指数』著者)

目次

[目次]
監訳者序文
1 支援の本質
  他者が学び、成長するのを真に助けるには
2 インスピレーションを与える対話
  一番大事なことを発見する
3 思いやりのコーチング
  持続的な望ましい変化を呼び起こす
4 変化への渇望を呼び起こす
  喜び、感謝、好奇心に火をつける問いかけ
5 生存と繁栄
  脳内の戦い
6 パーソナルビジョンの力
  単なるゴールにとどまらない夢
7 共鳴する関係を育む
  ただ聞くより、深く耳を傾ける
8 コーチングや助けあいの文化を築く
  組織変革への道筋
9 コーチングに適した瞬間を感じとる
  チャンスをつかめ
10 思いやりの呼びかけ
  夢への招待状
謝辞
参考文献

著者

[著者]
リチャード・ボヤツィス Richard Boyatzis
ケース・ウェスタン・リザーブ大学ウェザーヘッド経営大学院組織行動学、心理学、認知科学教授。MIT卒業後、1973年ハーバード大学で博士号取得(社会心理学)。国際的なESADEビジネススクールの非常勤教授でもある。2012年と2014年にHRマガジン誌で「最も影響力のある国際的思想家」第9位にランクされた。主な著書は『EQリーダーシップ』(日本経済新聞出版)、『実践EQ 人と組織を活かす鉄則』(日本経済新聞)など。

メルヴィン・L・スミス Melvin L. Smith
ケース・ウェスタン・リザーブ大学ウェザーヘッド経営大学院組織行動学教授およびエグゼクティブ教育部門のディレクター(エレン・ヴァン・オーステンと共同)。現在、GSAECの理事長も務める。カナダ、ドバイ、インド、ニュージーランド、スコットランド、スペイン、トリニダードのエグゼクティブとの協働に加え、米国の数多くの組織に対して定期的に研修・教育サービスを提供している。 

エレン・ヴァン・オーステン Ellen Van Oosten
ケース・ウェスタン・リザーブ大学ウェザーヘッド経営大学院組織行動学の准教授。2014年にリチャード・ボヤツィス、メルヴィン・スミスとともに設立したコーチング・リサーチ・ラボのディレクターでもあり、コーチング分野の研究を推進している。 

[監訳]

和田圭介(わだ・けいすけ)
合同会社Unlock共同創業者

ウェザーヘッド経営大学院認定コーチ
東京大学卒業後、KDDI㈱に入社、2014年より同社のアジャイル変革を推進。アジャイルを日本組織全体へ広げるため、2019年、KDDIと米国Scrum Inc.の合弁会社として、Scrum Inc. Japan創業。以降、上場企業を中心に、アジャイル手法、スクラムによる組織変革を支援してきた。本著の著者らに感化され、組織のひとりひとりの自己実現の支援を目的とし、コーチングの普及活動をおこなう合同会社Unlockを設立。スクラムとコーチングの普及を通じて、ひとりひとりの幸福と組織のイノベーションが両立する社会の実現を目指している。

内山遼子(うちやま・りょうこ)
合同会社Unlock共同創業者
慶應義塾大学卒業後、㈱リクルートに入社。最年少(当時)でマネジャーに任用され、多くのメンバー育成に携わる。その後㈱グロービスに参画し、幅広い顧客に対して次世代リーダーの育成や自律型組織への変革を支援するとともに、自組織のマネジメントに従事。現在はScrum Inc. Japanにてアジャイルコーチとして大企業を中心に組織変革に伴走し、現場から経営陣まで組織全体にコーチングを実施。同時に、合同会社Unlockを設立し、本著で紹介する考え方を基にして開発した体系的なコーチング研修とエグゼクティブ・コーチングを提供。人や組織の可能性を最大限に引きだすことを人生のミッションとしている。

[訳者]

高山真由美(たかやま・まゆみ)
東京生まれ。翻訳者。訳書にポール・タフ『成功する子 失敗する子』『私たちは子どもに何ができるのか』、ジェニファー・ペトリリエリ『デュアルキャリア・カップル』(以上、英治出版)、フィリッパ・ペリー『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』(日経BP)など。