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医者の父が息子に綴る 人生の扉をひらく鍵[あさま社]

医者の父が息子に綴る 人生の扉をひらく鍵[あさま社]

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中山祐次郎(著)

定価 1980円(税込)
頁数 304頁
判型・製本 四六判 並製
発売日 2024/07/21
ISBN 9784910827032
発行 あさま社(発売:英治出版)

内容紹介

「これは息子への手紙であるとともに、
 私の遺書である」

すべて実話! 『泣くな研修医』著者が語る
「いのちの現場」でつかみとった <人生のステージ>を超える鍵

人生にはさまざまなステージがあります。
どうしても行きたい志望校に行けず苦しむ数年間、
置かれた場所にまったく馴染むことができず悶える日々。
親や兄弟などの家族が命を落としたり、大切な友人を失ったりして呆然とする季節。
越えられそうにない壁に当たるとき、

誰もがみな、こんな段階を経て大人になっていきます。
ひとつのステージを終えて次のところに行く、
その間には必ず扉のようなものがあります。

そういった苦しいステージから次のステージへと進むための
「人生の鍵」について、この本ではていねいに記しました。

**
本書は、ベストセラー小説『泣くな研修医』の作者であり、
現役外科医として日々メスを握り続ける著者が、異色なキャリアを振りかえり、
自身の「何者でもない時代」ーー二十歳で失意のなか鹿児島に渡って、医学生を過ごし、 医師となり東京の病院に勤め、やむにやまれず福島県に赴任した時代までーー
の失敗からつかみ取った「人生の扉をひらく鍵」について明かします。

人間関係や将来の進路に悩む中高生、社会の荒波に溺れそうな大学生、
そして、そういったお子さんを持つすべての親御さんに読んでもらいたい
「何者でもない自分が強力な味方に変わる」珠玉の1冊です。

*鹿児島県の新聞である南日本新聞の人気連載「朝の文箱」を大幅加筆。
「ベスト・エッセイ2023」(日本文芸家協会編、光村図書)選出(「間違えてはいけない問題」)を収録。

目次

(目次)

第1幕 将来の選択̶ 受験・医学部時代
第2幕 何者でもない君へ 国家試験
第3幕 飛躍を目指すのなら
第4幕 人生のつまずきを乗り越える

著者

[著者]
中山祐次郎
外科医、作家

1980年神奈川県生まれ。聖光学院中学・高等学校を卒業後、二年間の代々木ゼミナール横浜校での浪人生活を経て、鹿児島大学医学部医学科に入学。卒業後、がん・感染症センター都立駒込病院外科初期・後期研修を修了、同院大腸外科医師として勤務。

2017年2月から福島県高野病院院長、2017年4月から福島県の総合南東北病院外科医長。2018年4月、京都大学大学院医学研究科で優秀賞を受賞し公衆衛生学修士。2021年10月より神奈川県茅ヶ崎市の湘南東部総合病院外科に勤務。

参加手術件数は一年に約200件。専門は大腸がんや鼠径ヘルニアの手術、治療、外科教育、感染管理など。

著書の小説『泣くな研修医』(幻冬舎)はシリーズ55万部を超えるベストセラーに。テレビ朝日系列でドラマ化された。『医者の本音』(SBクリエイティブ 15万部)、『俺たちは神じゃない 麻布中央病院外科』(新潮文庫)など。