0
Book

選ばれるUX――「日常に溶け込む」体験のつくり方

  • ¥3,080
    Unit price per 
Tax included.

平井剛直(著), 廣橋沙紀(著)

定価 3080円(税込)
頁数 272頁
判型・製本 A5判 並製
発売日 2026/09/19
ISBN 9784862763914
発行 英治出版

内容紹介

丁寧につくりこんだサービスが、選ばれない…
見た目や操作性に問題はないのに、使われない…
広告でユーザを集めても、定着しない…
UI改善、リサーチを尽くしても、なぜ一度使われて終わるのか?

● タクシーアプリGOがとった「業界を破壊しない」という道
● インドネシアでGojekが「都市の空気を変える」ほど普及したわけ
● 選ぶのが「当たり前」になっている中国の巨大プラットフォーム美団

UX最前線での20年以上の経験と数々の事例から、人が自然と選んでしまう体験をつくる12の視点10のステップを徹底解説。

UX、CX、新規事業担当者必見! 豊かな未来を提示する
サービス設計の実践論

一度使われて終わらない体験には、徹底的な現状認識と豊かな未来の提示がある。

AIで簡単に大量にサービスをつくれる今
人間が研ぎ澄ましていくべき体験設計の本質
藤井保文『アフターデジタル』


ーーー
これからの設計者は
「この仕組みを通じて、どんな未来を約束するのか」
「我々は、人々のどんな日常を支えたいのか」
を問い続けることになるでしょう。

背景にある思想の誠実さと、それを生活者が「自分が選びたい未来」と感じられること。
この二つがそろって、はじめて選ばれるUXが生まれます。
(本文より)
ーーー

目次

序章 選ばれるUXには、日々を更新する仕組みが埋め込まれている

Part1 行動の背後にある力を捉える

1 行動は環境で変わる― 人の内面ではなく、行動が変わる「地形」を見る
2 行動の背後にある力―Gojekがつくった仕組みのレイヤーとは
3 見えない力を読み解く―行動経済学・権力論・デザイン思考というレンズ
4 設計は中立ではない―設計は、支援にも支配にもなりうる

Part2 見えない仕組みを設計する
5 思想が仕組みを動かす―選ばれるUXの根底にある「重力」
6 仕組みの質を高める―よく機能する仕組みと、動かない仕組みのちがい
7 仕組みが社会に根づくまで―美団(Meituan)のアプローチ

Part3 仕組みを作る設計者の視点・プロセス
8 設計者が持つべき12の視点―仕組みが動くかを確かめるために
9 「見えない仕組み」をつくる10のステップ―選ばれる体験を、小さく試しながら形にする

Part4 仕組みとともに、どこへ向かうのか
10 環境は変化し、設計は歪みうる―完成品ではなく、変化に学ぶ仕組みとして考える
11 おわりに―デザイン対象はこれからも広がっていく

これからのUXデザイン(『アフターデジタル』シリーズ著者・藤井保文)

著者

【著者】
株式会社ビービット 平井剛直

慶應義塾大学大学院社会学研究科修了。2002年にビービット入社。
ユーザ起点の体験デザインを軸に、幅広い業界で新規サービス開発、既存サービスの再構築、UX/CX組織づくり、人材育成を支援。
事業企画からクリエイティブ開発、実装・運用を見据えた仕組みづくりまで、ビジネス、デザイン、テクノロジーを横断した顧客体験変革に取り組む。

株式会社ビービット 廣橋沙紀
京都大学文学部行動・環境文化学系心理学専修卒業。2015年にビービット入社。
生活者の行動を丁寧に捉えるリサーチを起点に、サービスや業務の設計・改善を支援。
日々の暮らしに根ざした体験づくりを得意とし、調査設計から分析、コンセプト立案、体験設計、実行支援までを一貫して担う。

【本書に寄せて】
株式会社ビービット 取締役 COO 藤井保文

東京大学大学院修了。国内外のUX 思想を探究し、実践者として企
業・政府へのアドバイザリーに取り組む。
著作『アフターデジタル』シリーズ(日経BP)は累計22万部を発行。
ニュースレター「After Digital Inspiration Letter」では、UX やビジネス、マーケティング、カルチャーの最新情報を発信中。