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自主経営組織のはじめ方――現場で決めるチームをつくる

自主経営組織のはじめ方――現場で決めるチームをつくる

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アストリッド・フェルメール(AstridVermeer)(著), ベン・ウェンティング(BenWenting)(著), 嘉村賢州(訳), 吉原史郎(訳), ヨス・デ・ブロック(序文)

価格 1,980円(税込)
頁数 296頁
判型・製本 四六変形判 並製
発売日 2020/02/18
ISBN 9784862762825
発行 英治出版

内容紹介

「階層型(ヒエラルキー)」から「ティール」へ進化する――。

マネジャーは「ファシリテーター」に、ルールは「フレームワーク」に変化する!
自主経営の基本的な考え方から、「組織構造」「マネジャーやコーチの役割」「コミュニケーション手法」にいたるまで、
ティール代表事例〈ビュートゾルフ〉をはじめ、さまざまな組織を15年以上支援してきたコンサルタントが徹底解説。

【日本の第一人者が翻訳、実践に向けたコラムつき】
『ティール組織』解説者の嘉村賢州さんと『実務でつかむ! ティール組織』著者の吉原史郎さんが翻訳を担当し、特別コラムも追加。
日本でいち早く実践されてきた知見にもとづき、 読者が注意すべきポイントやヒントを解説しています。


■自主経営(セルフ・マネジメント)とは
「ティール組織」の3つの特徴のひとつ。
従来の階層型組織のように「上司/部下」の関係がなく、
一人ひとりあるいはチーム単位の意思決定を中心にすえた組織構造のこと。

■15年以上の知見が凝縮。「次の一歩」を見出したい方に
著者の二人はティール組織代表事例〈ビュートゾルフ〉をはじめ、15年・200社以上の組織変革に携わってきたコンサルタント。
本書はとくに「既存の階層型組織からの変革」に焦点をあて、
重要ポイントや落とし穴が豊富に述べられています。
また「マネジャーからファシリテーターへ」「ルールからフレームワークへ」といった考え方や
「解決指向のコミュニケーション」という独自開発の手法までケースとともに具体的に紹介。
次のような方にオススメです。
・これからティール組織のような現場主体の流動的な組織を実現したい経営者
・組織づくりを担っている経営企画や人事部門の担当者
・自分たちで自由な組織をつくりたいチームのリーダーやメンバーの方々
・外部からの支援者として組織づくりをサポートするコーチやコンサルタント

目次

訳者まえがき
序文(ヨス・デ・ブロック)

第1章 自主経営の誕生
コラム1 新しい組織論に横たわる世界観(嘉村賢州)
第2章 階層型から自主経営へ
コラム2 自主経営に活用できる2つの要素(吉原史郎)
第3章 マネジャー
第4章 間接部門
第5章 チームコーチ
第6章 自主経営チーム
コラム6 組織のDNAを育む(嘉村賢州)
第7章 解決指向のコミュニケーション
コラム7 グリーン組織の罠を越えて(嘉村賢州)
第8章 解決指向のミーティング
コラム8 ティール組織における意思決定プロセス(吉原史郎)
第9章 対立に対処する
コラム9 情報の透明化が必要な理由(吉原史郎)
第10章 最後に……よくある質問

著者

[著者]
アストリッド・フェルメール(Astrid Vermeer)、ベン・ウェンティング(Ben Wenting)
Instituut voor Samenwerkingsvragstukken(組織課題の研究所)創設者。『ティール組織』で最も多く取り上げられたオランダ最大の訪問看護組織〈ビュートゾルフ〉の自主経営化に携わる。そのノウハウを活かして、大企業からスタートアップまで世界各地の組織変革を支援している。


[訳者]
嘉村賢州(Kenshu Kamura)
場づくりの専門集団NPO法人場とつながりラボhome's vi代表理事、東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授、コクリ! プロジェクト ディレクター。2015年に「ティール組織」の概念と出合い、日本で学びのコミュニティづくりや組織変革の支援を行いながら探求を深めている。解説に『ティール組織』(英治出版)、共著書に『はじめてのファシリテーション』(昭和堂)など。

吉原史郎 (Shiro Yoshihara)
Natural Organizations Lab 株式会社 代表取締役。日本初「Holacracy(ホラクラシー)認定ファシリテーター」。証券会社、事業再生ファンド、コンサルティング会社を経て、2017年に、Natural Organizations Lab 株式会社を設立。自然から学ぶ「いのちの循環」を軸にした経営支援に取り組む。著書に『実務でつかむ! ティール組織』(大和出版)。