Book
U理論[エッセンシャル版]――人と組織のあり方を根本から問い直し、新たな未来を創造する
Tax included.
C・オットー・シャーマー(著), 中土井僚(訳), 由佐美加子(訳)
価格 | 1,980円(税込) |
頁数 | 248頁 |
判型・製本 | A5変形判 並製 |
発売日 | 2019/11/12 |
ISBN | 9784862762672 | 発行 | 英治出版 |
内容紹介
本当の問題を見極め、新たな可能性に気づく
人・組織・社会の本質的な変化はどのように起きるのか?
"未来から学ぶ"手法として世界的に注目される
変容とイノベーションの理論のエッセンスを凝縮。
「組織や事業の存在目的はどうすれば感知できるのか。私の知る限り、U理論は最も確かで奥深い方法論だ」――フレデリック・ラルー(『ティール組織』著者)
U理論とは、過去の延長線上ではない変容やイノベーションを、個人、ペア(一対一の関係)、チーム、組織、コミュニティ、社会といったさまざまなレベルで起こすための原理と実践の手法を明示した理論です。学者、起業家、ビジネスパーソン、発明家、科学者、教育者、芸術家など約130人の革新的なリーダーたちに対するインタビューから生み出されました。
(中略)本書は、U理論とは何か、どうやって実践するのかに加え、私たちが現在抱えている問題の本質は何なのか、時代の進化はどのような段階を経て生じ、その時代の進化の一翼を担う私たちに何が問われているのかを指し示しています。(「訳者まえがき」より)
[構成]
第I部 場を見るための枠組み
第1章 盲点
第2章 U理論――形は意識に従う
第3章 社会進化のマトリックス
第4章 針の穴
第II部 意識に基づくシステム変革の方法
第5章 一つのプロセス、五つの動き
第III部 進化的社会変革の物語
第6章 社会のオペレーティング・システムをアップグレードする
第7章 原点に戻る
人・組織・社会の本質的な変化はどのように起きるのか?
"未来から学ぶ"手法として世界的に注目される
変容とイノベーションの理論のエッセンスを凝縮。
「組織や事業の存在目的はどうすれば感知できるのか。私の知る限り、U理論は最も確かで奥深い方法論だ」――フレデリック・ラルー(『ティール組織』著者)
U理論とは、過去の延長線上ではない変容やイノベーションを、個人、ペア(一対一の関係)、チーム、組織、コミュニティ、社会といったさまざまなレベルで起こすための原理と実践の手法を明示した理論です。学者、起業家、ビジネスパーソン、発明家、科学者、教育者、芸術家など約130人の革新的なリーダーたちに対するインタビューから生み出されました。
(中略)本書は、U理論とは何か、どうやって実践するのかに加え、私たちが現在抱えている問題の本質は何なのか、時代の進化はどのような段階を経て生じ、その時代の進化の一翼を担う私たちに何が問われているのかを指し示しています。(「訳者まえがき」より)
[構成]
第I部 場を見るための枠組み
第1章 盲点
第2章 U理論――形は意識に従う
第3章 社会進化のマトリックス
第4章 針の穴
第II部 意識に基づくシステム変革の方法
第5章 一つのプロセス、五つの動き
第III部 進化的社会変革の物語
第6章 社会のオペレーティング・システムをアップグレードする
第7章 原点に戻る
目次
訳者まえがき
はじめに
[第I部 場を見るための枠組み]
第1章 盲点
三つの断絶
盲点
空白のキャンバスの前で
MITに着いて
出現しつつある未来から学ぶ
器を作る
社会的な場
第2章 U理論――形は意識に従う
システムにそれ自体を観させる
観る瞬間
プロセス―三つの動き
深い領域を描く
内なる知の三つの手段
Uの左側を下りる旅に現れる三つの敵
Uを上ることを妨げる二つの障害
プレゼンシングと不在化
第3章 社会進化のマトリックス
社会的な場の文法
意識を向ける
会話をする
組織化
調整と統治
領域1から領域4へ―転換の旅
システムがそれ自体を感じ取り、観るようにする
第4章 針の穴
「君には大いに期待しているよ」
物質と精神の再統合
システム思考の本質
針の穴を通る
システムと自己の関係を転換する
反応から再生へ
[第II部 意識に基づくシステム変革の方法]
第5章 一つのプロセス、五つの動き――未来からイノベーションを起こす
共始動――共通の意図を明らかにする
共感知――システムの周縁部から現実を観る
プレゼンシング――最高の未来の可能性につながる
共創造――「新しいもの」を結晶化させ、プロトタイプする
共形成――イノベーションの生態系を育てる
[第III部 進化的社会変革の物語(ナラティブ)]
第6章 社会のオペレーティングシステムをアップグレードする
経済4・0
民主主義4・0
セクター横断4・0
4・0ラボ
第7章 原点に戻る
東ドイツのKGBに感謝を込めて
道からそれない
「やらないわけにはいかない」
Uラボ
参加しよう
はじめに
[第I部 場を見るための枠組み]
第1章 盲点
三つの断絶
盲点
空白のキャンバスの前で
MITに着いて
出現しつつある未来から学ぶ
器を作る
社会的な場
第2章 U理論――形は意識に従う
システムにそれ自体を観させる
観る瞬間
プロセス―三つの動き
深い領域を描く
内なる知の三つの手段
Uの左側を下りる旅に現れる三つの敵
Uを上ることを妨げる二つの障害
プレゼンシングと不在化
第3章 社会進化のマトリックス
社会的な場の文法
意識を向ける
会話をする
組織化
調整と統治
領域1から領域4へ―転換の旅
システムがそれ自体を感じ取り、観るようにする
第4章 針の穴
「君には大いに期待しているよ」
物質と精神の再統合
システム思考の本質
針の穴を通る
システムと自己の関係を転換する
反応から再生へ
[第II部 意識に基づくシステム変革の方法]
第5章 一つのプロセス、五つの動き――未来からイノベーションを起こす
共始動――共通の意図を明らかにする
共感知――システムの周縁部から現実を観る
プレゼンシング――最高の未来の可能性につながる
共創造――「新しいもの」を結晶化させ、プロトタイプする
共形成――イノベーションの生態系を育てる
[第III部 進化的社会変革の物語(ナラティブ)]
第6章 社会のオペレーティングシステムをアップグレードする
経済4・0
民主主義4・0
セクター横断4・0
4・0ラボ
第7章 原点に戻る
東ドイツのKGBに感謝を込めて
道からそれない
「やらないわけにはいかない」
Uラボ
参加しよう
著者
[著者]
C・オットー・シャーマー ( C. Otto Scharmer)
マサチューセッツ工科大学(MIT)上級講師、清華大学客員教授、u.lab 共同創設者。ベストセラーとなった著書『U理論』(英治出版)と『出現する未来』(ピーター・センゲ、ジョセフ・ジャウォースキー、ベティー・スー・フラワーズとの共著、講談社)で、出現する未来から学ぶという「プレゼンシング」の概念を紹介した。カトリン・カウファーとの共著『出現する未来から導く』(英治出版)はマインドフルネスのビジネス、社会、自己への応用に焦点を当てている。中国とインドネシアでセクター横断型イノベーションのためのMIT IDEAS プログラムの座長を務めるほか、MIT×u.lab を通して185 カ国の75,000 人に変革を導くリーダーシップのための学習を提供している。2015 年にMIT ジェイミソン教育功労賞を受賞。
[訳者]
中土井 僚(なかどい・りょう)
オーセンティックワークス株式会社代表取締役。広島県呉市出身。同志社大学法学部政治学科卒。リーダーシップ・プロデューサー。「自分らしさとリーダーシップの統合と、共創造(コ・クリエイション)の実現」をテーマに、マインドセット変革に主眼を置いた意思決定支援、リーダーシップ開発及び組織開発支援を行う。コーチング、グループファシリテーション、ワークショップリードなどの個人・チーム・組織の変容の手法を組み合わせ、経営者の意思決定支援、経営チームの一枚岩化、理念浸透、部門間対立の解消、新規事業の立ち上げなど人と組織にまつわる多種多様なテーマを手掛ける。過去携わったプロジェクトは食品メーカーの理念再構築、業績低迷と風土悪化の悪循環が続いていた化粧品メーカーのV 字回復や、製造と販売が対立していた衣類メーカーの納期短縮など100 社以上に及ぶ。アンダーセンコンサルティング(現:アクセンチュア)とその他2 社を経て独立。2005 年よりマサチューセッツ工科大学上級講師であるオットー・シャーマー博士の提唱するU理論の日本における啓蒙と実践にも携わり、現在に至る。著書に『U理論入門』(PHP 研究所)、『マンガでやさしくわかるU理論』(日本能率協会マネジメントセンター)、『図解入門ビジネス 最新U 理論の基本と実践がよ?くわかる本』(秀和システム)、共訳書にC・オットー・シャーマー著『U理論』『出現する未来から導く』(ともに英治出版)がある。
由佐 美加子 (ゆさ・みかこ)
合同会社CCC パートナー。米国大学卒業後、国際基督教大学修士課程を経て野村総合研究所入社。後にリクルートに転職、事業企画職を経て人事部に異動し、「学習する組織」の考え方に基づく人材・組織開発施策を導入。2005 年米国ケースウェスタンリザーブ大学経営大学院で組織開発修士号を取得。出産を経て、グローバル企業の人事部マネジャーとして人材・組織開発を担った後、2011 年に独立し、2014 年に合同会社CCC を設立。競争と分断を越えたCo-creation(共創造)を個人の人生や企業組織、社会に創り出すプロセスを提供している。共訳書にC・オットー・シャーマー著『U理論』『出現する未来から導く』、監訳書にアダム・カヘン著『未来を変えるためにほんとうに必要なこと』(ともに英治出版)。
C・オットー・シャーマー ( C. Otto Scharmer)
マサチューセッツ工科大学(MIT)上級講師、清華大学客員教授、u.lab 共同創設者。ベストセラーとなった著書『U理論』(英治出版)と『出現する未来』(ピーター・センゲ、ジョセフ・ジャウォースキー、ベティー・スー・フラワーズとの共著、講談社)で、出現する未来から学ぶという「プレゼンシング」の概念を紹介した。カトリン・カウファーとの共著『出現する未来から導く』(英治出版)はマインドフルネスのビジネス、社会、自己への応用に焦点を当てている。中国とインドネシアでセクター横断型イノベーションのためのMIT IDEAS プログラムの座長を務めるほか、MIT×u.lab を通して185 カ国の75,000 人に変革を導くリーダーシップのための学習を提供している。2015 年にMIT ジェイミソン教育功労賞を受賞。
[訳者]
中土井 僚(なかどい・りょう)
オーセンティックワークス株式会社代表取締役。広島県呉市出身。同志社大学法学部政治学科卒。リーダーシップ・プロデューサー。「自分らしさとリーダーシップの統合と、共創造(コ・クリエイション)の実現」をテーマに、マインドセット変革に主眼を置いた意思決定支援、リーダーシップ開発及び組織開発支援を行う。コーチング、グループファシリテーション、ワークショップリードなどの個人・チーム・組織の変容の手法を組み合わせ、経営者の意思決定支援、経営チームの一枚岩化、理念浸透、部門間対立の解消、新規事業の立ち上げなど人と組織にまつわる多種多様なテーマを手掛ける。過去携わったプロジェクトは食品メーカーの理念再構築、業績低迷と風土悪化の悪循環が続いていた化粧品メーカーのV 字回復や、製造と販売が対立していた衣類メーカーの納期短縮など100 社以上に及ぶ。アンダーセンコンサルティング(現:アクセンチュア)とその他2 社を経て独立。2005 年よりマサチューセッツ工科大学上級講師であるオットー・シャーマー博士の提唱するU理論の日本における啓蒙と実践にも携わり、現在に至る。著書に『U理論入門』(PHP 研究所)、『マンガでやさしくわかるU理論』(日本能率協会マネジメントセンター)、『図解入門ビジネス 最新U 理論の基本と実践がよ?くわかる本』(秀和システム)、共訳書にC・オットー・シャーマー著『U理論』『出現する未来から導く』(ともに英治出版)がある。
由佐 美加子 (ゆさ・みかこ)
合同会社CCC パートナー。米国大学卒業後、国際基督教大学修士課程を経て野村総合研究所入社。後にリクルートに転職、事業企画職を経て人事部に異動し、「学習する組織」の考え方に基づく人材・組織開発施策を導入。2005 年米国ケースウェスタンリザーブ大学経営大学院で組織開発修士号を取得。出産を経て、グローバル企業の人事部マネジャーとして人材・組織開発を担った後、2011 年に独立し、2014 年に合同会社CCC を設立。競争と分断を越えたCo-creation(共創造)を個人の人生や企業組織、社会に創り出すプロセスを提供している。共訳書にC・オットー・シャーマー著『U理論』『出現する未来から導く』、監訳書にアダム・カヘン著『未来を変えるためにほんとうに必要なこと』(ともに英治出版)。