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起業家はどこで選択を誤るのか――スタートアップが必ず陥る9つのジレンマ

起業家はどこで選択を誤るのか――スタートアップが必ず陥る9つのジレンマ

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ノーム・ワッサーマン(著), 小川育男(訳)

価格 3,850円(税込)
頁数
判型・製本 A5判 上製
発売日 2014/01/23
ISBN 9784862761682
発行 英治出版

内容紹介

だれと起業するか? だれを雇うか? だれに投資してもらうか?
全米最高峰の<起業の授業>と絶賛された、ハーバード・ビジネススクールの気鋭教授が明かす、起業の「失敗の本質」。

他に類を見ない圧倒的な調査・研究による「濃密なケーススタディ×詳細な統計データ」
約1万人の起業家データベース、有名・無名の起業家へのインタビュー、全米の起業家調査の収集・分析など、ワッサーマン教授10年間の研究をまとめたのが本作。教授は米国経営学協会イノベーション教育賞、ハーバード・ビジネススクール優秀教職員賞、全米トップ10アントレプレナーシップ・コース(インク誌)を受賞するなど、いま注目の学者のひとり。

<本書で扱われる主なトピック>
●1人で起業するか、チームで起業するかを判断するポイント
●早い起業と遅い起業のメリットとデメリット
●誰と起業するかをどう決めるのか、相手によって考慮すべきことは何か
●肩書きはどうやって決めればよいか
●エクイティや給与はどう決めたらよいか
●いつ誰をどんな役割で雇えばよいか
●投資家とはどう付き合っていけばよいか
●ファウンダーCEO交代はどんなきっかけで、どのように起こるのか
●富とコントロールを両立した「起業家の理想」は実現可能か
●ブロガー、オデオ、ツイッター創業者の破天荒起業録
●典型的な「人の問題」に陥ったジョブズ&ウォズニアック

目次

第I部 創業前夜
第1章 イントロダクション
第2章 キャリアのジレンマ
第II部 創業チームのジレンマ
第3章 ソロかチームかのジレンマ
第4章 人間関係のジレンマ
第5章 役割のジレンマ
第6章 報酬のジレンマ
第7章 3Rシステム
第III部 創業チームを超えて
第8章 雇用のジレンマ
第9章 投資のジレンマ
第10章 CEO交代のジレンマ
第IV部 総論
第11章 富かコントロールかのジレンマ

著者

[著者]
ノーム・ワッサーマン(Noam Wasserman)
ハーバード・ビジネススクール教授。10年以上に渡り起業家の決断がもたらす影響ついて調査。ハーバード・ビジネススクール優秀教職員賞、米国経営学協会イノベーション教育賞を受賞するなど高く評価され、自身が担当するMBA科目「Founder's Dilemmas」が、全米トップ10の「アントレプレナーシップ・コース」の1つに選ばれた(インク誌)。また2000年からは、米国、中国、英国、インドなどのテクノロジーとライフサイエンス分野のスタートアップを調査するコンプスタディ(CompStudy)を率いる。ハーバード大学博士、HBS経営学修士。

[訳者]
小川育男(おがわ・いくお)
スカイライト コンサルティング株式会社所属。大阪大学基礎工学部生物工学科、同文学部哲学科卒。株式会社電通国際情報サービスにて、システムエンジニアとして金融、流通サービス、広告などの企業を対象としたネットサービスや業務情報系システムの開発、ミドルウェアを中心とした要素技術や開発手法の研究開発などに従事。スカイライト コンサルティングでは、新規ネットサービス事業のCTOやプロダクトマネジャーなどを期間限定で務めつつ、大企業にむけた事業企画立案・実行に関するコンサルティングを実施。2007年から起業を前提としたビジネスプランコンテスト「起業チャレンジ」を主宰し、その受賞者を中心とした起業支援に携わっている。