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学習する学校――子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する

学習する学校――子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する

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ピーター・M・センゲ(著), ネルダ・キャンブロン=マッケイブ(著), ティモシー・ルカス(著), ブライアン・スミス(著), ジャニス・ダットン(著), アート・クライナー(著), リヒテルズ直子(訳)

価格 5,280円(税込)
頁数
判型・製本 A5判 並製
発売日 2014/01/29
ISBN 9784862761408
発行 英治出版

内容紹介

「教える」組織から「学ぶ」組織へ――学校改革のビジョンと実践手法
激しく変化し多様化する今日の世界。標準化された学力テストの成績に偏重した旧来の教育システムは、もはや機能不全に陥っている。未来の学校、未来の学習は、どうデザインされるべきなのか?――経営思想家ピーター・センゲと著名な教育者、組織変革のリーダーらがチームで著した本書は、今日の教育システムに潜む根本的問題を見据え、教室、学校、地域コミュニティにおける改革の指針を提示する。教員、生徒、親、コミュニティの構成員一人ひとりが未来の「学び」のために協働することが求められる今、本書はその最良のガイドとなるだろう。今日そして未来の学校を意義深いものにしたいと願うすべての人にとって必携の一冊。

『学習する学校』正誤表

目次

スタート(オリエンテーション
5つのディシプリン入門)
第1部 教室(教室のドアを開ける
学習者を理解する
実践
生産的な会話
教室におけるシステム思考)
第2部 学校(学校に入っていく
学校のビジョン
今の現実
能力開発
リーダーシップ)
第3部 コミュニティ(コミュニティに入る
アイデンティティ
つながり
持続可能性)

著者

[著者]
ピーター・M・センゲ(Peter M. Senge)
マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院上級講師。システム変革のために共同して働く人と機関をつなぐグローバル・ネットワーク・組織学習協会(SoL)創設者。著書『学習する組織』(英治出版)は全世界で200万部を突破し、ハーバード・ビジネス・レビュー誌で「過去75年で最も影響力ある経営書の一つ」、ファイナンシャル・タイムズ誌で「最も重要な5大マネジメント書」の一つと絶賛された。その活動は理論構築のみに留まらず、教育・ビジネス・医療・政府の世界中のリーダーたちとさまざまな分野で協働し、学習コミュニティづくりを通じて組織・社会の課題解決に取り組んでいる。

ネルダ・キャンブロン=マッケイブ
マイアミ大学(オハイオ州)教育リーダーシップ学部教授、教育心理学科長。

ティモシー・ルカス
40年にわたり公立学校の教員を勤める。初等教育から高等教育まで幅広く経験。

ブライアン・スミス
リーダーシップ開発や組織学習に関するコンサルタント、著者、講演者。 ジャニス・ダットン
編集者、ライター、教育コンサルタント、コミュニティ活動家。 アート・クライナー ライター、編集者、教育者。ストラテジー+ビジネス誌編集長。

[訳者]
リヒテルズ直子
オランダ在住教育・社会研究家。九州大学大学院で比較教育学(修士)・社会学(博士)課程修了。1981~83年マレーシアに入村社会調査のため研究留学。83~96年ケニア・コスタリカ・ボリビアに在住。この間、現地大学で講義(スペイン語)、日本からの視察団に協力して翻訳・通訳(英語・スペイン語)など。96年よりオランダに在住し、主としてオランダの学校教育及び市民社会をテーマとした自主研究に取り組み、著書刊行と日本及びオランダで活発に講演・ワークショップ活動を展開。日本からの視察団、オランダの教育専門家の日本招聘のコーディネートも務める。日本イエナプラン教育協会代表。『オランダの教育』『オランダの個別教育はなぜ成功したのか』『オランダの共生教育』(いずれも平凡社)、『祖国よ、安心と幸せの国となれ』(ほんの木)など著書多数。