Book
地球の論点――現実的な環境主義者のマニフェスト
Tax included.
スチュアートブランド(著), 仙名紀(訳)
価格 | 2,420円(税込) |
頁数 | 442頁 |
判型・製本 | 四六判 並製 |
発売日 | 2011/06/14 |
ISBN | 9784862761057 | 発行 | 英治出版 |
内容紹介
若き日のスティーブ・ジョブズが熱狂して読んだ伝説の雑誌
ホール・アース・カタログ発行人が描く、地球の「グランドデザイン」。
原子力の是非、テクノロジーの進化、スラム経済の勃興、エンジニアと科学者と夢想家の役割、地球工学の公算……
私たちが目を向けなければならない、世界の諸問題を文化人類学に経済学や生物学、地球科学まで幅広い知見を織り込み、独自の理論と哲学で俯瞰して読み解く。
【ホール・アース・カタログ(Whole Earth Catalog】
スチュアート・ブランドが1968年に創刊。世界中に大きな影響を与えた伝説的カルチャー誌として、全米150万部のベストセラーを誇った。1972年には全米図書賞を受賞し、カウンター・カルチャーを牽引する、バイブル的存在だった。
1974年に惜しまれつつ休刊するも人気は根強く、2005 年6 月、スタンフォード大学卒業式でスティーブ・ジョブズがスピーチのなかで、同誌とスチュアート・ブランドのことを激賞。また2009年にはオフィシャル・サイトが公開され、これまで発行された全タイトルが閲覧できる。
【スチュアート・ブランド】
科学、生物学、地球工学、経済学、哲学など、幅広い分野に造詣が深い。また世界中の学者やエンジニア、環境運動家らと交流があり、常に最新の世界情勢を取り入れている。本書で扱う「スラムとBOPの可能性」「新しい原子力のパワー」「遺伝子組み換えの導入」「テクノロジーを活かした環境操作」などのテーマは、いずれも重要な問題なだけに意見が分かれるが、豊富な事例をもとに専門家の意見を多数紹介し、また賛成派と反対派の双方の意見を示したうえで、自身の見解を述べる。
目次
第1章 地球の趨勢
第2章 都市型惑星
第3章 都市の約束された未来
第4章 新しい原子力
第5章 緑の遺伝子
第6章 遺伝子の夢
第7章 夢想家、科学者、エンジニア
第8章 すべてはガーデンの手入れしだい
第9章 手づくりの地球
第2章 都市型惑星
第3章 都市の約束された未来
第4章 新しい原子力
第5章 緑の遺伝子
第6章 遺伝子の夢
第7章 夢想家、科学者、エンジニア
第8章 すべてはガーデンの手入れしだい
第9章 手づくりの地球
著者
[著者]
スチュアート ブランド(Stewart Brand)
編集者。未来学者。1938 年、アメリカ・イリノイ州生まれ。スタンフォード大学で、生物学を学ぶ。1968 年に雑誌『ホール・アース・カタログ』を創刊。同誌は全米150 万部のベストセラーとなり、カウンター・カルチャーのバイブルになった。また、WELL(Whole Earth `Lectronic Link)、グローバル・ビジネス・ネットワーク、ロング・ナウ・ファウンデーションな どのエコ関連団体を立ち上げ、環境保護論者の大物としても知られる。現在は、ネイティブ・アメリカンの数学者の夫人とともに、サンフランシスコ湾のタグボートで暮らしている。著書に、『メディア・ラボ』(福武書店)、How Buildings Learn、Clock of the Long Now がある。
[訳者]
仙名紀(せんな・おさむ)
翻訳家。1936 年、東京生まれ。上智大学新聞学科卒。朝日新聞社では、主として出版局で雑誌編集に携わった。最近の訳書としては、リチャード・フロリダ著『グレート・リセット』、ニーアル・ファーガソン著『マネーの進化史』(ともに早川書房)、ダン・ビュイトナー『ブルーゾーン』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。
スチュアート ブランド(Stewart Brand)
編集者。未来学者。1938 年、アメリカ・イリノイ州生まれ。スタンフォード大学で、生物学を学ぶ。1968 年に雑誌『ホール・アース・カタログ』を創刊。同誌は全米150 万部のベストセラーとなり、カウンター・カルチャーのバイブルになった。また、WELL(Whole Earth `Lectronic Link)、グローバル・ビジネス・ネットワーク、ロング・ナウ・ファウンデーションな どのエコ関連団体を立ち上げ、環境保護論者の大物としても知られる。現在は、ネイティブ・アメリカンの数学者の夫人とともに、サンフランシスコ湾のタグボートで暮らしている。著書に、『メディア・ラボ』(福武書店)、How Buildings Learn、Clock of the Long Now がある。
[訳者]
仙名紀(せんな・おさむ)
翻訳家。1936 年、東京生まれ。上智大学新聞学科卒。朝日新聞社では、主として出版局で雑誌編集に携わった。最近の訳書としては、リチャード・フロリダ著『グレート・リセット』、ニーアル・ファーガソン著『マネーの進化史』(ともに早川書房)、ダン・ビュイトナー『ブルーゾーン』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。