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勇気ある人々

勇気ある人々

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ジョン・F・ケネディ(著), 宮本喜一(訳)

価格 2,420円(税込)
頁数 384頁
判型・製本 四六判 上製
発売日 2008/01/09
ISBN 9784862760234
発行 英治出版

内容紹介

だれの人生にも、自分自身の"勇気"を問われる瞬間がある。――ジョン・F・ケネディの伝説的名著

★ケネディが理想とした偉大な政治家8人の生き様を描いた至高の人生論
★1950年代の全米大ベストセラー、ピュリッツァー賞受賞作の新訳復刊

「国が自分のために何をしてくれるのかではなく、自分は国のために何ができるのかを問いかけていただきたい」――その優れたリーダーシップ、信念と良心、そして勇気にあふれる行動と発言によって全国民の心をとらえ、今なお世界中のの人々を魅了する偉大な政治家、ジョン・F・ケネディ、アメリカ合衆国第35代大統領。

キューバ危機の解決や人種差別との戦いをはじめ数々の問題に果敢に取り組んだ20世紀最高のリーダーが、自らの理想とし、心の支えとしたのは、アメリカの歴史に名を残す偉大な先人たちだった。逆境にあっても自らの信念を貫いて生きた「勇気ある人々」。ケネディは、そうした人々のエピソードをもとに、自分の信じる生き方を描き、一冊の本にまとめた。それが、全米大ベストセラーとなり、ピュリッツァー賞を受賞した本書『勇気ある人々』だ。

政治は一つの舞台に過ぎない。どんな人生であろうと、われわれは皆、ある時、自分の勇気を問われる瞬間に向き合うことになる。そのとき人は何を思い、何を守り、何を賭けて行動するのか。本書に登場する人々の、夢と幻滅、栄光と挫折、称賛、非難、妥協、苦渋の決断など、それぞれの生きざまから、われわれは何を学ぶべきなのか。ジョン・F・ケネディが、当時そして未来の読者に向けて、渾身の力をこめて書きのこした情熱と気迫の人間論。

目次

序文――ロバート・F・ケネディ
はじめに
第1章 勇気と政治

パート1:変化の時代
第2章 ジョン・クインシー・アダムズ

パート2:対立の時代
第3章 ダニエル・ウェブスター
第4章 トーマス・ハート・ベントン
第5章 サム・ヒューストン

パート3:混迷の時代
第6章 エドムンド・G・ロス
第7章 ルーシャス・クインタス・シンサネイタス・ラマー

パート4:葛藤の時代第8章 ジョージ・ノリス
第9章 ロバート・A・タフト
第10章 勇気ある人は他にもいる
第11章 勇気の意味

付録 刊行五十周年に寄せて――キャロライン・ケネディ
ジョン・F・ケネディの軌跡
本書について

訳者あとがき

著者

[著者]
ジョン・F・ケネディ(John Fitzgerald Kennedy)
アメリカ合衆国第35代大統領(在職1961~63年)。マサチューセッツ州に生まれる。ハーバード大学卒業後、海軍に入隊し第二次大戦中に太平洋戦線での作戦に参加。戦後、政治家となることを決意し民主党に入党、1946年にマサチューセッツ州から下院議員選挙に出馬し当選。52年には上院議員に選出された。議員として活躍する一方、病気療養中に執筆した『勇気ある人々』はベストセラーとなり、ピュリッツァー賞を受賞。60年の大統領選挙で民主党の候補者指名を受け、「ニューフロンティア精神」を掲げて共和党候補ニクソンと闘い当選、史上最年少(43歳)で大統領に選出された。キューバ危機の回避やベルリン危機への対応など冷戦下の外交問題で成果をあげ、内政面では公民権運動を保護し人種差別と闘ったことで知られる。63年、テキサス州ダラスで遊説中に暗殺された。

[訳者]
宮本喜一(みやもと・よしかず)
翻訳家、ジャーナリスト。1948年奈良市生まれ。71年一橋大学社会学部卒業、74年同大学経済学部卒業。同年ソニーに入社し、主に広報とマーケティングを担当。94年マイクロソフトに入社し、マーケティングを担当。98年独立し、本格的に翻訳・執筆活動に入る。主な訳書に『ジャック・ウェルチ わが経営』(日本経済新聞出版社)、『トム・ピーターズのマニフェスト』(ランダムハウス講談社)、『ビジョナリー・ピープル』(英治出版)などがある。著書に『マツダはなぜ、よみがえったのか?』(日経BP社)がある。