Book
インドの虎、世界を変える――超国籍企業ウィプロの挑戦
Tax included.
スティーブ・ハーン(著), 児島修(訳)
価格 | 1,980円(税込) |
頁数 | 352頁 |
判型・製本 | 四六判 上製 |
発売日 | 2007/06/25 |
ISBN | 9784862760111 | 発行 | 英治出版 |
内容紹介
これから世界は逆転する。
私たちは、目を覚まさなければならない。
躍進するインド経済を牽引するグローバルIT企業、ウィプロ。「フラット化」の旗手として世界の注目を浴びる同社が誇るのは、世界最先端の技術力、卓越した業務効率、高品質・低価格、きめ細やかで幅広いサービス、そして高潔な倫理観! ― 従来のインド企業の域を超えた、IBMが「真のライバル」と恐れるインドの"虎"が、世界を変え始めた。
かつては倒産寸前の食用油会社だった。当時21歳の大学生だったアジム・プレムジが猛勉強して経営を立て直したとき、「コンピュータ」そして「IT」というチャンスが、インド産業界に訪れる。「外国企業がインドにどんどん入ってくる。我々も外国に出て行っていいってことさ」 ― 未知の世界へ迷わず突き進んだプレムジたち。いつしか彼らは、世界を席巻する巨大IT企業を築いていた。なぜ、それが可能だったのか? 彼らはこれから何をするのか?
「ウィプロは単なる企業ではない。それ自体が一つのコンセプトなんだ」 ― 本書は、アジム・プレムジ率いるウィプロのこれまでの軌跡をたどり、同社が市場に与えた衝撃とその意味、そして同社の強さの秘密を明らかにする衝撃作。より熾烈な競争に満ちた、より生き生きとした、よりフラットな、新しいグローバル経済の姿が見えてくる!
私たちは、目を覚まさなければならない。
躍進するインド経済を牽引するグローバルIT企業、ウィプロ。「フラット化」の旗手として世界の注目を浴びる同社が誇るのは、世界最先端の技術力、卓越した業務効率、高品質・低価格、きめ細やかで幅広いサービス、そして高潔な倫理観! ― 従来のインド企業の域を超えた、IBMが「真のライバル」と恐れるインドの"虎"が、世界を変え始めた。
かつては倒産寸前の食用油会社だった。当時21歳の大学生だったアジム・プレムジが猛勉強して経営を立て直したとき、「コンピュータ」そして「IT」というチャンスが、インド産業界に訪れる。「外国企業がインドにどんどん入ってくる。我々も外国に出て行っていいってことさ」 ― 未知の世界へ迷わず突き進んだプレムジたち。いつしか彼らは、世界を席巻する巨大IT企業を築いていた。なぜ、それが可能だったのか? 彼らはこれから何をするのか?
「ウィプロは単なる企業ではない。それ自体が一つのコンセプトなんだ」 ― 本書は、アジム・プレムジ率いるウィプロのこれまでの軌跡をたどり、同社が市場に与えた衝撃とその意味、そして同社の強さの秘密を明らかにする衝撃作。より熾烈な競争に満ちた、より生き生きとした、よりフラットな、新しいグローバル経済の姿が見えてくる!
目次
イントロダクション――世界は逆転する
第1部 インドの「虎」、ウィプロ
1 ウィプロとは何か
2 ピーナッツからコンピュータへ
3 タテの戦略、ヨコの戦略
4 成功への意志
第2部 ウィプロの人と組織
5 正しい行動が成功を招く
6 「完成された人間」を育てる
7 オープン・ドア
8 社員への報酬
9 派手なものに金を使うな
10 新旧人材のシナジー
第3部 なぜ彼らは強いのか
11 すべてを計測する
12 三年先を読む
13 毎日が発見の連続
14 ザ・ウィプロウェイ
15 顧客に密着せよ
16 全力疾走の日々
第4部 最良のパートナー、ウィプロ
17 アビバとの連携
18 テキサス・インスツルメンツ
第5部 ウィプロに学ぶ
19 エクセレンスを求めて
20 最高の職場
21 そして、未来へ
著者
[著者]
スティーブ・ハーン(Steve Hamm)
ビジネス・ジャーナリスト。『ビジネス・ウィーク』誌のシニア・エディター。ソフトウェア業界を主に担当。2005年の8月、グローバル経済におけるインドと中国の台頭に関する特集記事を寄稿し、政治ジャーナリズムに関する米国研究/学会基金の経済論文部門・政治ジャーナリズム優秀賞を受賞。IT業界については1989年から、インドのITサービス産業についても2001年から精力的に取材を続けている。
[訳者]
児島修(こじま・おさむ)
1970年生まれ。立命館大学文学部卒業。映画配給会社、ソフトウェア企業等を経て、現在は翻訳会社に勤務。訳書に『Head Rush Ajax 学びながら読むAjax入門』(オライリージャパン、2006年)がある。
スティーブ・ハーン(Steve Hamm)
ビジネス・ジャーナリスト。『ビジネス・ウィーク』誌のシニア・エディター。ソフトウェア業界を主に担当。2005年の8月、グローバル経済におけるインドと中国の台頭に関する特集記事を寄稿し、政治ジャーナリズムに関する米国研究/学会基金の経済論文部門・政治ジャーナリズム優秀賞を受賞。IT業界については1989年から、インドのITサービス産業についても2001年から精力的に取材を続けている。
[訳者]
児島修(こじま・おさむ)
1970年生まれ。立命館大学文学部卒業。映画配給会社、ソフトウェア企業等を経て、現在は翻訳会社に勤務。訳書に『Head Rush Ajax 学びながら読むAjax入門』(オライリージャパン、2006年)がある。