著者の方・本をつくりたい方へ
「誰かの夢を応援すると、自分の夢が前進する」。 英治出版は、出版を「著者を応援する仕事」と捉えることから事業を始め、発展させてきました。世の中に何かを伝え、変化を起こしたい。そんな著者の夢を後押しするために本をつくること、そして社会に働きかけていくことが、出版の本質だと思うのです。人・組織・社会がよりよい方向に向かうためのアイデアや思いを持つ方との出会いを、私たちはつねに望んでいます。
私たちの出版のスタイル
■目的を大切に
英治出版ではそれぞれの本の出版を決める際、その目的を問うことを大切にしています。「何のために本を出すのか」――単純な問いですが、出版自体をゴールにするのではなく、出版の先にある目的を見据えて本をつくることを大切にしています。 そして私たちが共感する目的は、何らかの前向きな「変化」です。「Publishing for Change」という言葉が示すように、人・組織・社会に良い変化を起こすために、アイデアや知見をパブリックに、「みんなのものにする」こと。それが英治出版が行う出版です。
■ジャンルについて
英治出版の発行書は、いわゆるビジネス書や社会書が多くを占めています。特に力を入れてきたのは、組織づくりに関する本、社会課題の解決策を提案する本、普遍的なビジネススキルの本などです。各分野の専門家の方とのつながりも活かしながら、本質的で良質な本づくりに努めています。
もっとも、ジャンルを限定しているわけではありません。目的への共感があり、適切なきっかけや状況があれば、どのような分野の本でも手掛けています。科学書、人文書、教育書、語学書や絵本の刊行実績もあります。どんな分野からでも、世の中をよくしていくことは、きっと可能だからです。
■全員参加の意思決定
企画会議では、何のために、なぜ出版したいのかを全員で議論します。特徴的なのが、社長や編集長に決定権はなく、企画者の思いに全員が納得することで出版が決まること。みんなの知恵や力を集めることが、本を出すだけで終わらない、「Publishing for Change」に欠かせないと考えるからです。トップダウンでも多数決でもなく、企画者のイニシアチブと周囲のサポートによるこの意思決定のあり方が、英治出版の本づくりを支えています。
■長く読まれる一冊を
英治出版は、原則としてどの本も絶版にしません。契約上やむを得ない理由による絶版もありますが、発行書の9割以上が購入可能な状態を保っています。ロングセラーも多く、毎年のように重版を続ける本も多数あります。一過性の流行り物でなく、長く読まれる本を。そんな思いで企画にも販売にも取り組んでいます。
企画のご提案方法
出版企画のご提案はどなたからでも受け付けております。ただし未成年の方の場合は、出版に際して保護者の方の同意をいただきます。
■ご留意いただきたいこと
ありがたいことに日々、出版企画のご相談をいただいており、企画書・原稿も多数お寄せいただいています。しかし、その中で実際に出版させていただくものは、どうしても限られます。ご期待に応えられない場合が少なくないことを予めご了承ください。
また、採否の検討に長い時間を要することも多々ございます。出版させていただく可能性があると編集部が判断した場合、1か月以内を目処にご連絡させていただきます。見送りの場合も原則として1か月以内にご連絡いたします。
■受付窓口
・WEBから
下記のお問い合わせフォームからご相談ください。既に執筆された原稿や企画書がある場合は添付してお送りください。
・郵送
企画書や原稿を郵送されたい場合は、以下の宛先にお送りください。
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南1-9-12 ピトレスクビル4F
英治出版株式会社 企画受付係 宛
※原則として、お送りいただいた原稿・企画書は返却いたしません。返却が必要な場合は、送料分の切手を貼った返信用封筒を同封してください。