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進化思考[増補改訂版]――生き残るコンセプトをつくる「変異と選択」[海士の風]

進化思考[増補改訂版]――生き残るコンセプトをつくる「変異と選択」[海士の風]

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ビジネススキル

定価 3300円(税込)
頁数 560頁
判型・製本 A5判 上製
発売日 2023/12/23
ISBN 9784909934031
発行 海士の風(発売:英治出版)

内容紹介

進化思考──それは、生物進化のように変異と選択を繰り返し、本来だれの中にでもある創造性を発揮する思考法。

どうすれば人は創造的になれるのか。どうすれば未来の役に立つ創造ができるのか。

このような問いを探求するなかで、「創造性とは、変異と選択の往復による進化的現象である」という考えに辿り着いた。生物の進化から創造力の構造を学ぶことができるのだ。

変異(HOW):どのように、変われるのか
選択(WHY):なぜ、そうあるべきなのか

偶発的アイデアを大量に生み出す「変異≒バカ的思考」と、観察から必然的な選択を導く「選択≒秀才的思考」を繰り返すことで、時代を生き残る「コンセプト」は自然に発生する。その結果、本質的な願いを具現化するイノベーションを起こせるようになる。

この本は、「あなたが進化思考を実践しながら身につけられる」ことを目指している。そのため52個の進化ワークが登場する。「変異」の章では、たくさんのアイデアを出し、「選択」の章では、たくさんの情報や繋がりを観察できるようになり、「創造」の章では、それらが美しく結合した時代を生き残るコンセプトに出会うことができるだろう。

イノベーションを体系化した本として大きな反響をいただき、「第30回山本七平賞」「Penクリエイター・アワード2022特別賞」等数々を受賞、3刷3万部突破した本書第一版(2021年発行)が、著者の探究と監修者協力で全面改訂+大幅増補!

<変更内容>
・全面改訂してさらに読みやすく
・進化学者の河田雅圭氏(東北大学総長特命教授)による生物学監修
・著者のさらなる探求により、マイクロコズム(模擬生態系) 、地理学、フリースケール、適応度、システムダイナミクス、CQといった内容を加筆(50頁増)
・変異的発想のパターンリスト、気候変動プロジェクトなどの実践事例、「自己時空間マップ」などの新たな進化ワークも追加し、さらに実用性もアップ

目次

改訂版に寄せて
はじめに
序 章 創造とは何か
第1章 進化と思考の構造
第2章 変異
1 変量――極端な量を想像してみよう
2 擬態――ちがう物や状況を真似よう
3 消失――標準装備を減らしてみよう
4 増殖――常識よりも増やしてみよう
5 移動――新しい場所を探してみよう
6 交換――違う物に入れ替えてみよう
7 分離――別々の要素に分けてみよう
8 逆転――真逆の状況を考えてみよう
9 融合――意外な物と混ぜ合わせよう
第3章 選択
1 解剖――内側の構造と意味を知ろう
2 歴史――過去の系譜を引き受けよう
3 生態――外部に繋がる関係を観よう
4 予測――未来予測を希望に繋げよう
第4章 創造
終 章 創造性の進化
おわりに
増補改訂版の協力にあたって 監修者
出典一覧、参考文献、詳細目次

著者

[著者]
太刀川英輔(たちかわ・えいすけ)
デザインストラテジスト、NOSIGNER代表、JIDA理事長、WDO理事。
明日の希望につながるプロジェクトだけを手掛けるデザインファームNOSIGNERの代表として、気候変動の緩和や適応、防災、地域活性などの社会課題に取り組む。主なプロジェクトに、ADAPTMENT、OLIVE、東京防災、PANDAID、クールジャパン提言など。
建築、プロダクト、グラフィックなどを越境する総合的なデザイナーとして、グッドデザイン賞金賞、アジアデザイン賞大賞、ドイツデザイン賞金賞ほか国内外で100 以上のデザイン賞を受賞。また多くの審査員を歴任する。
生物の適応進化から創造性を学ぶ「進化思考」を提唱し、第一版の本書(2021年出版)において人文科学分野を代表する学術賞「山本七平賞」を受賞。ベネッセ教育研究所の「高等教育の未来を考える会」座長など創造的な教育の普及を進める。
2021年にはJIDA(日本インダストリアルデザイン協会)の理事長に就任し、世界デザイン会議の34年ぶりの日本開催などに貢献。2023年からは国連の諮問機関であるWDO(世界デザイン機構)の理事を務める。