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AIファースト・カンパニー――アルゴリズムとネットワークが経済を支配する新時代の経営戦略

AIファースト・カンパニー――アルゴリズムとネットワークが経済を支配する新時代の経営戦略

  • ¥2,640
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経営戦略・マーケティング

定価 2640円(税込)
頁数 432頁
判型・製本 四六判 並製
発売日 2023/10/20
ISBN 9784862763358
発行 英治出版

内容紹介

AI時代の競争と経営の基本原理を明らかにし、組織変革の道のりとリーダー行動までを網羅。
AI時代の競争と経営における不可逆的な変化の本質とは何か。なぜAIを部分的ではなく、企業の中核に据える変革が求められているのか。ハーバード・ビジネス・スクール教授が、医療系スタートアップからアマゾンやマイクロソフトまで、さまざまな企業の事例を分析し、その成功と失敗を具体的に描き出す。企業が真のデジタル変革を進めるためのフレームワークを提示した一冊。
新旧企業の経営層、DX推進担当マネジャーの必読書!

榊原彰氏(パナソニックコネクトCTO )
「生成AI祭りで浮かれてる場合じゃない。デジタルテクノロジーの上でこそ成り立つビジネスモデルとオペレーティングモデルをいかに作り、整合させるのか。今こそ取り組むべき戦略とリーダーシップを再確認する時だ」

サティア・ナデラ(マイクロソフトCEO)
「企業を見直し、AIファースト・カンパニーになるためには何が必要かを説明する重要な一冊だ。AIによるインパクトに関心がある人はみな、この本を読むべきだ」

クレイトン・クリステンセン(ハーバード・ビジネス・スクール教授、『イノベーションのジレンマ』著者)
「デジタル経済とAIの台頭により、破壊的変革の時代を迎えている。本書は、新しいビジネスの世界で生き残ることを望むリーダーにとって説得力のある必読書である」

目次

<目次>
序文 衝突する世界
第1章 AI時代
第2章 企業を再考する
第3章 AIファクトリー
第4章 企業を再設計する
第5章 AI企業を目指して
第6章 新時代の戦略
第7章 戦略的な衝突
第8章 デジタルの規模、範囲、学習における倫理
第9章 ニューメタ
第10章 リーダーの使命
監訳者解説

著者

[著者]
マルコ・イアンシティ(Marco Iansiti)
ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)デビッド・サーノフ寄附講座教授。テクノロジー&オペレーションズ・マネジメント学部長、デジタル・イニシアティブ共同議長、ハーバード大学イノベーション・サイエンス研究所共同ディレクターを兼任する。
研究分野は企業や産業のDXである。特にデジタルエコシステム、AI中心オペレーティング・モデル、AIとネットワーク効果が戦略やビジネスモデルに及ぼす影響に重点を置いてきた。1989年にハーバード・ビジネス・スクールの教員となり、同校MBA、エグゼクティブ教育、博士課程で幅広く教鞭をとってきた。製品開発マネジメント、新規事業立ち上げのコース開発を行い、「デジタル・イノベーションとトランスフォーメーション」コースをカリム・ラカーニと共同開発した。現在は、エグゼクティブ向けアドバンスト・マネジメント・プログラムのDX科目を担当。モデルNやキーストーン・ストラテジーなど数社の共同創業者である。単著に『技術統合』(NTT出版)、共著に『キーストーン戦略 』(翔泳社)など。

カリム・R・ラカニ(Karim R. Lakhani)
ハーバード・ビジネス・スクールのチャールズ・E・ウィルソン経営学寄附講座教授、ドロシー&マイケル・ヒンツェ寄附講座フェロー、全米経済研究所のリサーチ・アソシエイト。ハーバード大学イノベーション・サイエンス研究所 (LISH) の創設者兼共同ディレクター、インスティテュート・フォー・クオンティテイティブ・ソーシャル・サイエンスのNASAトーナメント研究所の研究責任者、HBSデジタル・イニシアティブの共同創設者でもある。
研究分野はクラウドベースのイノベーションモデルと、企業や産業のDXである。2006年からハーバード・ビジネス・スクールの教員となり、MBA、エグゼクティブ教育、博士課程で幅広く教鞭をとってきた。MBAの新しい選択科目「デジタル・イノベーションとトランスフォーメーション」を共同開発し、エグゼクティブ・プログラム「ビッグデータとビジネス・アナリティクスでの競争」の共同議長を務める。また、データに精通した次世代リーダーを養成するために企画されたエグゼクティブ向けオンラインコース「ハーバード・ビジネス・アナリティクス・プログラム」の共同議長も兼務する。コンサルタントとして多くの企業のイノベーション戦略に携わり、モジラの取締役のほか、複数のAIスタートアップの顧問を務める。


[監訳]
吉田素文
グロービス経営大学院教授。立教大学大学院文学研究科教育学専攻修士課程修了、ロンドン・ビジネススクールSEP(Senior Executive Program)修了。
大手私鉄会社を経てグロービスに参画。ビジネス・経営の全領域を横断するゼネラル・マネジメントを専門とし、グロービス経営大学院での講義に加え、20年以上に亘り、製造業を中心に、経営者育成プログラムを設計・提供、幅広い産業での企業の戦略・組織課題に幅広く取り組み、これまで1500件を超えるビジネスの問題解決に係わる。近年は特に、デジタル、サステナブル、グローバルを中心テーマに活動。情報テクノロジー分野、サステナビリティ分野のリサーチ・実践に注力。テクノロジー企業との協働等を通じ、"第四次産業革命時代の戦略・組織への変革"、 "社会課題起点の戦略・ビジネスモデルの進化"等のテーマで様々な企業を支援している。
著書に『ファシリテーションの教科書』(東洋経済新報社)、共訳書に『一流ビジネススクールで教える デジタル・シフト戦略 』(ダイヤモンド社)がある。


[翻訳]
渡部典子
翻訳者。慶應義塾大学大学院経営理研究科修了。NGB株式会社、株式会社グロービスを経て独立。訳書に『両利きの経営』(東洋経済新報社)『再興THE KAISHA』(日経BP、日本経済新聞出版)『パーソナルMBA』(英治出版)などがある。