Book
謙虚なリーダーシップ――1人のリーダーに依存しない組織をつくる
税込
エドガー・H・シャイン(著), ピーター・A・シャイン(著), 野津智子(訳)
価格 | 1,980円(税込) |
頁数 | 240頁 |
判型・製本 | 四六判 上製 |
発売日 | 2020/04/20 |
ISBN | 9784862762771 | 発行 | 英治出版 |
内容紹介
弱さを受け容れ、本音を伝えあう関係が、組織を変える。
人と組織の研究に多大な影響を与えてきた研究者が、
半世紀にわたる探究の末にたどり着いたリーダーのあり方とは。
『人を助けるとはどういうことか』『問いかける技術』など、
数々の名著を生み出した著者の集大成。
Strategy+Business誌2018年ベストビジネスブック賞(マネジメント部門)受賞!
金井壽宏氏(立命館大学 食マネジメント学部教授、神戸大学名誉教授)推薦!
「本書では、組織行動論の碩学のひとりが、心理学や社会学などの行動科学に基づき、
「謙虚なリーダーシップ」という新しいコンセプトだけでなく、その実践のあり方まで提示している。
企業、行政機関、NPO、教育研究機関など日本の様々な組織において、
新たなリーダーシップを摸索しているすべての人に、この本の内容を実践で活かしてほしい。」
【資質ではなく、「関係の深さ」に着目したリーダーシップ】
・英雄的な1人のリーダーに頼る組織は時代の変化に対応できない。
重要なのは、相互に信頼し、率直に本音を伝え合う「組織文化」。
・そのような組織文化を築くためには、役割やそれに紐づく能力ではなく、
「1人の人間として相手を見る(パーソニゼーション)」という、普段の絶え間ない実践が不可欠。
【豊富な事例研究】
・シンガポールの急激な経済成長の背景には「謙虚なリーダーシップ」があった!?
・階層的な組織の代表であるアメリカ軍において、一人ひとりが自分で考える文化はどのようにして生み出されたのか。
・役割関係が明確な病院において、垣根を超えた協力関係はどのように生み出されたのか。
【コンセプトだけでなく実践まで】
・詳細な読書ガイドと、1人でできる振り返りの方法、そして、実践のためのファーストステップを提示。
人と組織の研究に多大な影響を与えてきた研究者が、
半世紀にわたる探究の末にたどり着いたリーダーのあり方とは。
『人を助けるとはどういうことか』『問いかける技術』など、
数々の名著を生み出した著者の集大成。
Strategy+Business誌2018年ベストビジネスブック賞(マネジメント部門)受賞!
金井壽宏氏(立命館大学 食マネジメント学部教授、神戸大学名誉教授)推薦!
「本書では、組織行動論の碩学のひとりが、心理学や社会学などの行動科学に基づき、
「謙虚なリーダーシップ」という新しいコンセプトだけでなく、その実践のあり方まで提示している。
企業、行政機関、NPO、教育研究機関など日本の様々な組織において、
新たなリーダーシップを摸索しているすべての人に、この本の内容を実践で活かしてほしい。」
【資質ではなく、「関係の深さ」に着目したリーダーシップ】
・英雄的な1人のリーダーに頼る組織は時代の変化に対応できない。
重要なのは、相互に信頼し、率直に本音を伝え合う「組織文化」。
・そのような組織文化を築くためには、役割やそれに紐づく能力ではなく、
「1人の人間として相手を見る(パーソニゼーション)」という、普段の絶え間ない実践が不可欠。
【豊富な事例研究】
・シンガポールの急激な経済成長の背景には「謙虚なリーダーシップ」があった!?
・階層的な組織の代表であるアメリカ軍において、一人ひとりが自分で考える文化はどのようにして生み出されたのか。
・役割関係が明確な病院において、垣根を超えた協力関係はどのように生み出されたのか。
【コンセプトだけでなく実践まで】
・詳細な読書ガイドと、1人でできる振り返りの方法、そして、実践のためのファーストステップを提示。
目次
目次
はじめに
第1章 リーダーシップに対する新しいアプローチ
第2章 文化的に定義される関係のレベル
第3章 統治における謙虚なリーダーシップ――シンガポール・ストーリー
第4章 医療センターをレベル2の文化へ変革する
第5章 アメリカ軍における謙虚なリーダーシップ
第6章 ヒエラルキーや意図せぬ結果が謙虚なリーダーシップを阻害してしまうとき
第7章 謙虚なリーダーシップと未来
第8章 謙虚なリーダーシップでは、「ソフトなもの」を強化する必要がある
第9章 パーソナイズする――レベル2のつながりをつくる
参考文献
謝辞
はじめに
第1章 リーダーシップに対する新しいアプローチ
第2章 文化的に定義される関係のレベル
第3章 統治における謙虚なリーダーシップ――シンガポール・ストーリー
第4章 医療センターをレベル2の文化へ変革する
第5章 アメリカ軍における謙虚なリーダーシップ
第6章 ヒエラルキーや意図せぬ結果が謙虚なリーダーシップを阻害してしまうとき
第7章 謙虚なリーダーシップと未来
第8章 謙虚なリーダーシップでは、「ソフトなもの」を強化する必要がある
第9章 パーソナイズする――レベル2のつながりをつくる
参考文献
謝辞
著者
[著者]
エドガー・H・シャイン(Edgar H. Schein)
MITスローン経営大学院名誉教授。シカゴ大学を経て、スタンフォード大学で心理学の修士号、ハーバード大学で社会心理学の博士号を取得。ウォルター・リード陸軍研究所に4年間勤務したのち、MITで2005年まで教鞭を執った。
組織文化、組織開発、プロセス・コンサルテーション、キャリア・ダイナミクスに関するコンサルティングを行い、アップル、P&G、ヒューレット・パッカード、シンガポール経済開発庁などの企業・公的機関をクライアントとしてきた。また、組織文化&リーダーシップ研究所(OCLI.org)のさまざまなプロジェクトに、息子ピーターとともに取り組んでいる。
『人を助けるとはどういうことか』、『問いかける技術』、『謙虚なコンサルティング』(いずれも英治出版)など著書多数。本書『Humble Leadership』は、Strategy+Business誌が選ぶ2018年ベストビジネスブック賞(マネジメント部門)を受賞。
ピーター・A・シャイン Peter A. Schein
組織文化&リーダーシップ研究所(OCLI.org)の共同創設者、COO。スタンフォード大学(社会人類学)やノースウェスタン大学(マーケティングおよび情報管理のMBAを取得)などで学び、パシフィック・ベルやアップルで新製品開発に従事。その後、11年にわたり、サン・マイクロシステムズで経営企画・戦略に関わり、高成長するエコシステムへの投資を数多く主導した。世界中の民間・公共セクターが直面している組織開発に関する難題について、経営幹部にアドバイスを提供している。
[訳者]
野津智子(のづ・ともこ)
翻訳家。獨協大学外国語学部フランス語学科卒業。主な訳書に、『謙虚なコンサルティング』『チームが機能するとはどういうことか』『[新訳]最前線のリーダーシップ』『サーバントであれ』『シンクロニシティ【増補改訂版】』(いずれも英治出版)、『仕事は楽しいかね?』(きこ書房)、『やってはいけない7つの「悪い」習慣』(日本実業出版社)、『夢は、紙に書くと現実になる!』(PHP研究所)などがある。
エドガー・H・シャイン(Edgar H. Schein)
MITスローン経営大学院名誉教授。シカゴ大学を経て、スタンフォード大学で心理学の修士号、ハーバード大学で社会心理学の博士号を取得。ウォルター・リード陸軍研究所に4年間勤務したのち、MITで2005年まで教鞭を執った。
組織文化、組織開発、プロセス・コンサルテーション、キャリア・ダイナミクスに関するコンサルティングを行い、アップル、P&G、ヒューレット・パッカード、シンガポール経済開発庁などの企業・公的機関をクライアントとしてきた。また、組織文化&リーダーシップ研究所(OCLI.org)のさまざまなプロジェクトに、息子ピーターとともに取り組んでいる。
『人を助けるとはどういうことか』、『問いかける技術』、『謙虚なコンサルティング』(いずれも英治出版)など著書多数。本書『Humble Leadership』は、Strategy+Business誌が選ぶ2018年ベストビジネスブック賞(マネジメント部門)を受賞。
ピーター・A・シャイン Peter A. Schein
組織文化&リーダーシップ研究所(OCLI.org)の共同創設者、COO。スタンフォード大学(社会人類学)やノースウェスタン大学(マーケティングおよび情報管理のMBAを取得)などで学び、パシフィック・ベルやアップルで新製品開発に従事。その後、11年にわたり、サン・マイクロシステムズで経営企画・戦略に関わり、高成長するエコシステムへの投資を数多く主導した。世界中の民間・公共セクターが直面している組織開発に関する難題について、経営幹部にアドバイスを提供している。
[訳者]
野津智子(のづ・ともこ)
翻訳家。獨協大学外国語学部フランス語学科卒業。主な訳書に、『謙虚なコンサルティング』『チームが機能するとはどういうことか』『[新訳]最前線のリーダーシップ』『サーバントであれ』『シンクロニシティ【増補改訂版】』(いずれも英治出版)、『仕事は楽しいかね?』(きこ書房)、『やってはいけない7つの「悪い」習慣』(日本実業出版社)、『夢は、紙に書くと現実になる!』(PHP研究所)などがある。