Book
事業を創るとはどういうことか――「温度ある経済の環」を生み出すビジネスプロデューサーの仕事
税込
三木言葉(著)
価格 | 1,980円(税込) |
頁数 | 264頁 |
判型・製本 | A5変形判 並製 |
発売日 | 2019/09/19 |
ISBN | 9784862762481 | 発行 | 英治出版 |
内容紹介
心と数字を整えろ――。ストーリーで学ぶシンプル&パワフルな新規事業の実践論。
閉塞感、リスク、組織の壁、自身の迷いや恐れを乗り越えて「望む未来」を創り出すプロセスを臨場感あふれるストーリーを軸に解説。グローバル企業から中小企業、自治体まで、幅広いクライアントに伴走する事業開発プロフェッショナル、待望の著書。
★実体験に基づいて構成したビジネスストーリーを通じて、新規事業開発のステップ・課題・乗り越え方がよくわかる
★「温度感マップ」「ビジネスモデル図」「ステークホルダーマップ」「未来年表」等、実践的なツールを多数公開
★平和酒造、クリプトン・フューチャー・メディアの「初音ミク」、Farfetch(アパレルEC)の取り組み事例も紹介
序章 いま求められる事業開発とは
第1章 事業開発の全体像/ STORY(1) 巨大なミッション――100億円の新規事業を創れ
第2章 将来ビジョンを描く/ STORY(2) シグナル、目的、ビジョン――どのように未来を描くか
第3章 ビジネスを設計する/ STORY(3) コンセプトと構造――どのように具体化するか
第4章 心と数字を整える/ STORY(4) すべての起点は人の心――どのように組織を動かすか
第5章 事業を孵化させる/ STORY(5) トライアルから本展開へ――どのように現実を創造するか
▼著者からのメッセージ
・本書は事業開発のやり方を解説する本ですが、いわゆる理論書や教科書のようなものではありません。いま多くのビジネスパーソンに求められているのは、机上の理論ではなく、実用に耐えうるシンプルかつパワフルな思考の枠組みと、実践をイメージできる「お手本」ではないでしょうか。そのため本書は、私たちが実際に使っているいくつかのワークシートと、お手本となる事例のストーリーを軸に構成しています。(「はじめに」より)
・事業開発は楽しい仕事です。私が関わってきたクライアントの方々もみな、プロジェクトが進むにつれて、そのおもしろさを理解し、楽しみながら、新たな事業に挑戦されていきます。表情もイキイキとしてくる人が多いように感じます。新規事業に取り組む中で、会社で本当にやりたいことが見つかったとか、仕事のやりがいを取り戻したとか、今の仕事を選んだ理由を思い出したと語る人も大勢います。事業開発とは、自身の仕事の意味を問い直すことでもあるのだと思います。(「はじめに」より)
・新規事業開発は「温度ある経済の環」を作ることに他なりません。そのためには、関係者の感情を司る「心」と、目に見える成果を示す「数字」の両方に目を向けて、組織を動かすことが必要です。読者の皆さんにその担い手となっていただくのが本書の目的です。(序章より)
閉塞感、リスク、組織の壁、自身の迷いや恐れを乗り越えて「望む未来」を創り出すプロセスを臨場感あふれるストーリーを軸に解説。グローバル企業から中小企業、自治体まで、幅広いクライアントに伴走する事業開発プロフェッショナル、待望の著書。
★実体験に基づいて構成したビジネスストーリーを通じて、新規事業開発のステップ・課題・乗り越え方がよくわかる
★「温度感マップ」「ビジネスモデル図」「ステークホルダーマップ」「未来年表」等、実践的なツールを多数公開
★平和酒造、クリプトン・フューチャー・メディアの「初音ミク」、Farfetch(アパレルEC)の取り組み事例も紹介
序章 いま求められる事業開発とは
第1章 事業開発の全体像/ STORY(1) 巨大なミッション――100億円の新規事業を創れ
第2章 将来ビジョンを描く/ STORY(2) シグナル、目的、ビジョン――どのように未来を描くか
第3章 ビジネスを設計する/ STORY(3) コンセプトと構造――どのように具体化するか
第4章 心と数字を整える/ STORY(4) すべての起点は人の心――どのように組織を動かすか
第5章 事業を孵化させる/ STORY(5) トライアルから本展開へ――どのように現実を創造するか
▼著者からのメッセージ
・本書は事業開発のやり方を解説する本ですが、いわゆる理論書や教科書のようなものではありません。いま多くのビジネスパーソンに求められているのは、机上の理論ではなく、実用に耐えうるシンプルかつパワフルな思考の枠組みと、実践をイメージできる「お手本」ではないでしょうか。そのため本書は、私たちが実際に使っているいくつかのワークシートと、お手本となる事例のストーリーを軸に構成しています。(「はじめに」より)
・事業開発は楽しい仕事です。私が関わってきたクライアントの方々もみな、プロジェクトが進むにつれて、そのおもしろさを理解し、楽しみながら、新たな事業に挑戦されていきます。表情もイキイキとしてくる人が多いように感じます。新規事業に取り組む中で、会社で本当にやりたいことが見つかったとか、仕事のやりがいを取り戻したとか、今の仕事を選んだ理由を思い出したと語る人も大勢います。事業開発とは、自身の仕事の意味を問い直すことでもあるのだと思います。(「はじめに」より)
・新規事業開発は「温度ある経済の環」を作ることに他なりません。そのためには、関係者の感情を司る「心」と、目に見える成果を示す「数字」の両方に目を向けて、組織を動かすことが必要です。読者の皆さんにその担い手となっていただくのが本書の目的です。(序章より)
目次
序章 いま求められる事業開発とは
新規事業開発の現場で起きていること
あらゆる事業の起点は人の心
大局観を持つビジネスプロデューサーが必要だ
平和酒造における「温度ある経済の環」
第1章 事業開発の全体像
STORY(1) 巨大なミッション――100億円の新規事業を創れ
事業開発の3つのフェーズ
1.将来ビジョンを描く(第2章)
2.実現のシナリオを作る(第3、4章)
3.事業を孵化させる(第5章)
ビジネスプロデューサーの役割
第2章 将来ビジョンを描く
STORY(2) シグナル、目的、ビジョン――どのように未来を描くか
将来予測を行うことの意味
未来から現在をバックキャスティングする
将来ビジョン策定の3ステップ
ビジネス構想図
仲間と将来予測を行う価値
第3章 ビジネスを設計する
STORY(3) コンセプトと構造――どのように具体化するか
事業の基本となる骨組み
ゴールを設定する――コンセプトシート
登場人物を整理する――温度感マップ
事業構造をイメージする――ビジネスモデル図
創業者の熱い想いをECのビジネスモデルで実現――ファーフェッチの例
第4章 心と数字を整える
STORY(4) すべての起点は人の心――どのように組織を動かすか
心のマネジメント――関係性に目を向ける
ステークホルダーマップ
自分と周りの人々を理解すること
ステークホルダーマップの描き方
われわれはいま同じところを見ているのか―"Are we on the SAME PAGE?"
数字のマネジメント――早めに数字で考える
心と数字
第5章 事業を孵化させる
STORY(5) トライアルから本展開へ――どのように現実を創造するか
温度感を保ち、事業を孵化させる
事業開発は組織のあり方が変わること
事業をクイックローンチさせる
顧客の共感をつなぐことから事業が広がる――初音ミクのヒットに学ぶ
BHOの視点で全体を調和させる
道なき道を歩き抜くために
新規事業開発の現場で起きていること
あらゆる事業の起点は人の心
大局観を持つビジネスプロデューサーが必要だ
平和酒造における「温度ある経済の環」
第1章 事業開発の全体像
STORY(1) 巨大なミッション――100億円の新規事業を創れ
事業開発の3つのフェーズ
1.将来ビジョンを描く(第2章)
2.実現のシナリオを作る(第3、4章)
3.事業を孵化させる(第5章)
ビジネスプロデューサーの役割
第2章 将来ビジョンを描く
STORY(2) シグナル、目的、ビジョン――どのように未来を描くか
将来予測を行うことの意味
未来から現在をバックキャスティングする
将来ビジョン策定の3ステップ
ビジネス構想図
仲間と将来予測を行う価値
第3章 ビジネスを設計する
STORY(3) コンセプトと構造――どのように具体化するか
事業の基本となる骨組み
ゴールを設定する――コンセプトシート
登場人物を整理する――温度感マップ
事業構造をイメージする――ビジネスモデル図
創業者の熱い想いをECのビジネスモデルで実現――ファーフェッチの例
第4章 心と数字を整える
STORY(4) すべての起点は人の心――どのように組織を動かすか
心のマネジメント――関係性に目を向ける
ステークホルダーマップ
自分と周りの人々を理解すること
ステークホルダーマップの描き方
われわれはいま同じところを見ているのか―"Are we on the SAME PAGE?"
数字のマネジメント――早めに数字で考える
心と数字
第5章 事業を孵化させる
STORY(5) トライアルから本展開へ――どのように現実を創造するか
温度感を保ち、事業を孵化させる
事業開発は組織のあり方が変わること
事業をクイックローンチさせる
顧客の共感をつなぐことから事業が広がる――初音ミクのヒットに学ぶ
BHOの視点で全体を調和させる
道なき道を歩き抜くために
著者
[著者]
三木 言葉(Kotoba MIKI)
CROSS Business Producers株式会社 代表取締役
世界市場をターゲットにした新たな技術を用いた新事業創造が専門。様々な価値観の中にも共通する想いを見出し、事業成果創造への道筋を創り出す。
通信・メディア領域をはじめ、新しいテクノロジーを活用した案件に強みを持つ。
事業企画立案・実行戦略策定、市場化のための実証実験企画・実施コーディネートをはじめ、事業立ち上げの初期に必要となる国内外パートナシップ対象抽出・デューデリジェンス・アライアンス企画、実行チーム設計、人材採用・評価制度構築、事業スキーム締結(法人設立)、広報企画などに経験保有。 日本、米国、韓国、インド、フランス、英国、シンガポール、フィンランドをはじめ、様々な国においてプロジェクトを経験。
早稲田大学社会科学部卒業、早稲田大学商学研究科(MBA)修了、早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程(商学専攻)、IMD"MOBILIZING PEOPLE PROGRAM (MP)"修了、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)東京・ロンドンオフィス、富士通株式会社及び株式会社富士通総研を経て現職。
三木 言葉(Kotoba MIKI)
CROSS Business Producers株式会社 代表取締役
世界市場をターゲットにした新たな技術を用いた新事業創造が専門。様々な価値観の中にも共通する想いを見出し、事業成果創造への道筋を創り出す。
通信・メディア領域をはじめ、新しいテクノロジーを活用した案件に強みを持つ。
事業企画立案・実行戦略策定、市場化のための実証実験企画・実施コーディネートをはじめ、事業立ち上げの初期に必要となる国内外パートナシップ対象抽出・デューデリジェンス・アライアンス企画、実行チーム設計、人材採用・評価制度構築、事業スキーム締結(法人設立)、広報企画などに経験保有。 日本、米国、韓国、インド、フランス、英国、シンガポール、フィンランドをはじめ、様々な国においてプロジェクトを経験。
早稲田大学社会科学部卒業、早稲田大学商学研究科(MBA)修了、早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程(商学専攻)、IMD"MOBILIZING PEOPLE PROGRAM (MP)"修了、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)東京・ロンドンオフィス、富士通株式会社及び株式会社富士通総研を経て現職。