Book
私たちの国づくりへ
税込
西水美恵子(著), 駒崎弘樹(解説)
価格 | 1,870円(税込) |
頁数 | 224頁 |
判型・製本 | 四六判 上製 |
発売日 | 2016/11/14 |
ISBN | 9784862762412 | 発行 | 英治出版 |
内容紹介
元世界銀行副総裁が問う、いま必要なリーダーシップ
ビジネスマンから政治家、学生まで、
世界各地のリーダーたちを支える著者が贈る
日本人への「愛に満ちた檄文」
【解説:駒崎弘樹(NPO法人フローレンス代表理事)】
「君みずからが世に望む変化になれ」――
被災地で、過疎のまちで、企業や学校で…
現場で見出した日本の課題と希望
本物のリーダーシップ精神に目覚めると、それまで抱えてきた
問題に対する観点がガラリと変わるのだろう。「今までいったい
何を悩んでいたのだろう!」と自分を笑い、気仙沼大島に通い
続けるわが友同様、まるで人が変わったように動き始める相手
を見ては、リーダーシップの威力に感動する。(「はじめに」より)
地域に住む普通の人たち。彼らが震災や過疎化のの中、危機感を持ち、
立ち上がり連帯し、新しい地域がつくられていく。
政治家や行政が私たちを救ってくれるのではなく、私たちが私たちを救う。
そういう営みが、そこかしこに実はあるんだぞ、気づけ、と彼女は語るのだ。
――駒崎弘樹(「解説」より)
目次
はじめに
第一章 復興の道
「緑の真珠」気仙沼大島
日本から学ぶ10のこと
大槌の観音さま
成長産業復興に「国」の壁
世銀と漁業協同組合
世界に誇れる町づくり
地震学から学ぶ
「ヤマトは我なり」の力
第二章 自助自立の地域づくり
山里馬瀬の夢物語
地域活性化と持続的成長
「集落丸山」に学ぶ国づくり
海外からの観光客
「なあんにもない」の価値
地域おこしから学ぶ
持続的発展の村づくり
観光大国への道
第三章 異国から日本を想う
国民に「納税」先の選択を
ブータンに見た「逝きし世」
「創立の原理」追求願う
ブータンの政権交代
憲法に幸福追求の権利
経済の蘇生目指す規制改革
移民開国というパンドラの箱
草の根政治教育の力
スイスの「無敵な力」
第四章 組織よ変われ
グローバル人材育成
自由な寄付こそ厳しさを
幸福追求の経営理念
女性の社会進出
女性の登用促進策
ワーク・ライフ・バランス制度
仕事中毒の処方箋
世界銀行のガバナンス
第五章 人こそ礎
「マンドの奇跡」思う
人道外れる死刑制度
少子高齢化社会
道開いた「アリの一穴」
多忙すぎる日本の教師
「人をつくる」管理職
無意識の怖さ
日本で広がる格差
幸せな人生をつくるもの
解説(駒崎弘樹)
第一章 復興の道
「緑の真珠」気仙沼大島
日本から学ぶ10のこと
大槌の観音さま
成長産業復興に「国」の壁
世銀と漁業協同組合
世界に誇れる町づくり
地震学から学ぶ
「ヤマトは我なり」の力
第二章 自助自立の地域づくり
山里馬瀬の夢物語
地域活性化と持続的成長
「集落丸山」に学ぶ国づくり
海外からの観光客
「なあんにもない」の価値
地域おこしから学ぶ
持続的発展の村づくり
観光大国への道
第三章 異国から日本を想う
国民に「納税」先の選択を
ブータンに見た「逝きし世」
「創立の原理」追求願う
ブータンの政権交代
憲法に幸福追求の権利
経済の蘇生目指す規制改革
移民開国というパンドラの箱
草の根政治教育の力
スイスの「無敵な力」
第四章 組織よ変われ
グローバル人材育成
自由な寄付こそ厳しさを
幸福追求の経営理念
女性の社会進出
女性の登用促進策
ワーク・ライフ・バランス制度
仕事中毒の処方箋
世界銀行のガバナンス
第五章 人こそ礎
「マンドの奇跡」思う
人道外れる死刑制度
少子高齢化社会
道開いた「アリの一穴」
多忙すぎる日本の教師
「人をつくる」管理職
無意識の怖さ
日本で広がる格差
幸せな人生をつくるもの
解説(駒崎弘樹)
著者
[著者]
西水 美恵子(にしみず・みえこ)
大阪府豊中市に生まれ、北海道美唄市で育つ。中学3年から上京。東京都立西高校在学中、ロータリークラブ交換留学生として渡米し、そのままガルチャー大学に進学。1970年に卒業後、トーマス・J・ワトソン財団フェローとして帰国。千代田化工建設に席を借りて環境汚染問題の研究に従事した後、再度渡米。1975年、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程(経済学)修了。同年、プリンストン大学経済学部兼ウッドロー・ウィルソン・スクールの助教授に就任。1980年、世界銀行に入行。開発政策局・経済開発研究所、産業・エネルギー局、欧州・中東・北アフリカ地域 アフガニスタン・パキスタン・トルコ局、国際復興開発銀行リスク管理・金融政策局局長、南アジア地域アフガニスタン・バングラデシュ・パキスタン・スリランカ局局長などを経て、1997年に南アジア地域副総裁に就任。2003年退職。現在、米国ワシントンと英国領バージン諸島に在留。世界を舞台に執筆や講演、さまざまなアドバイザー活動を続ける。2007年よりシンクタンク・ソフィアバンクのパートナー。
西水 美恵子(にしみず・みえこ)
大阪府豊中市に生まれ、北海道美唄市で育つ。中学3年から上京。東京都立西高校在学中、ロータリークラブ交換留学生として渡米し、そのままガルチャー大学に進学。1970年に卒業後、トーマス・J・ワトソン財団フェローとして帰国。千代田化工建設に席を借りて環境汚染問題の研究に従事した後、再度渡米。1975年、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程(経済学)修了。同年、プリンストン大学経済学部兼ウッドロー・ウィルソン・スクールの助教授に就任。1980年、世界銀行に入行。開発政策局・経済開発研究所、産業・エネルギー局、欧州・中東・北アフリカ地域 アフガニスタン・パキスタン・トルコ局、国際復興開発銀行リスク管理・金融政策局局長、南アジア地域アフガニスタン・バングラデシュ・パキスタン・スリランカ局局長などを経て、1997年に南アジア地域副総裁に就任。2003年退職。現在、米国ワシントンと英国領バージン諸島に在留。世界を舞台に執筆や講演、さまざまなアドバイザー活動を続ける。2007年よりシンクタンク・ソフィアバンクのパートナー。