あそびのじかん――こどもの世界が広がる遊びとおとなの関わり方
しみずみえ(著)
価格 | 1,430円(税込) |
頁数 | 192頁 |
判型・製本 | 四六判 並製 |
発売日 | 2016/07/19 |
ISBN | 9784862762177 | 発行 | 英治出版 |
内容紹介
のびのび遊ぶってどういうこと? こどもの好奇心や意欲がふくらむ創造的な遊びの見つけ方、関わり方。
くり返しのある遊び、チャレンジのある遊び、変化のある遊び・・・多様な遊びのかたちを紹介
子どもにとって「のびのび遊ぶ」ことはとても大切。でも、「のびのび遊ぶ」ってどういうこと? どんな遊びが「良い遊び」?……そんなママ・パパの疑問に答えるのが本書『あそびのじかん』。子どもたちに大人気の職業・社会体験施設「キッザニア東京」の創業に携わり、あそびコーディネーターとして活躍する著者が、キッザニアでの経験や各種ワークショップ、自身の育児経験、また米国ボストン滞在時に触れたユニークな遊びのエピソードなども交じえながら、8つの「わくわくする遊び」のかたちを紹介。読者がすぐに取り入れられるアドバイスも一杯です。
ゆっくり見守り、いっしょに楽しむ。子どもの遊びに上手に関わるコツを伝えます
今日、「子どもと遊ぶのが苦手」「どう遊んでいいかわからない」という親も少なくないようです。遊びにもつい「正しいやり方」を求めたり、トラブルを恐れるあまり過度な制約を課したり、それで子どもが不機嫌になったり……。本書では、子どもの好奇心や意欲を引き出しながら、大人も一緒に遊びを楽しむヒントを伝えます。「信じて待つ」「結果よりも過程に目を向ける」など、本書のアドバイスを踏まえれば、遊びが苦手なママ・パパも、子どもの気持ちに寄り添い、上手に遊びに関わることができるでしょう。子どもとの遊びの時間がもっともっと楽しく・愛おしくなること間違いなしです。
【本書で取り上げる遊びの例】 どんぐりでお店ごっこ、新聞紙を使った遊び、美術館の制作ワークショップ、キッザニア東京での仕事ロールプレイ、おうちをレストランにする遊び、簡単にできる手づくりおもちゃ、市販のおもちゃの選び方、子どもの遊びが広がる声のかけ方、絵本の読み聞かせ、何もなくてもできる言葉遊び、体験型ミュージアムの楽しみ方 など
0歳~小学生のママ、パパ、保育士さんに大好評!
(読者モニターの方々から寄せられた声)
「とことん遊びに付き合おう! と前向きになれる本」(母親/子8歳、5歳、2歳)
「こどもの気持ちに寄り添って見守ることの大切さに気づきました」(母親/子4歳)
「楽しく読めました。具体的で参考になり、今日から実践します」(父親/子1歳)
「こどもとの今しかない時間をもっと大切にしようと思いました」(母親/子6歳)
「頷きながら読みました。親自身がわくわくすること、重要ですね」(父親/子6歳)
「不安を抱える母親たちを優しくサポートする一冊」(保育士)
「大人の関わり方によってどれだけ遊びが発展するかがよくわかります」(保育士)
★見やすい2色刷り、おしゃれでかわいいイラスト・写真入り
目次
1.あそびって何だろう
今の遊びを取り巻くもの
遊びのいろいろ
発達心理学から見た遊び
答えのある遊び 答えのない遊び
2.あそびの風景
「もういっかーい! 」 くり返しのある遊び
「わあ、すごい! 」 本物との出会いから生まれる遊び
「なりたい! 」 あこがれのある遊び
「がんばるよ! 」 チャレンジのある遊び
「ねぇ、たのしいよ」 「今」の楽しさを感じる遊び
「いーことかんがえた! 」 アイディアのひろがる遊び
「じぶんたちだけで できるよ」 自立のある遊び
「いっしょにあそぼ」 人と人とがつながる遊び
3.あそびとおとなの関わり
信じて待つ
おとなも楽しむ
結果より過程に目を向ける
新しい世界への誘い
おもちゃを選ぶ
4.あそびは未来をひらく
著者
しみずみえ
こども×おとな×しごとプロジェクト代表。あそびコーディネーター。
玩具メーカーでの企画開発、KCJグループ㈱でのキッザニア東京の創業、こども向け体験プログラムやキャリア教育プログラムの企画運営などに携わる。2009年より、「こどもと遊び」をテーマとした各種ワークショップを実施。2014~15年ボストン在住。現地でのこども向けプログラムに触れる傍ら、在米日本人向けの「おはなし会」を主催。現在は、おとな・こどもが共に自分らしさを育むことを目指し親子で絵本や遊びを味わうワークショップの企画・運営や保護者向け講座、こども向け体験プログラムの企画などを行う。2児の母。