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出現する未来から導く――U理論で自己と組織、社会のシステムを変革する
税込
C・オットー・シャーマー(著), カトリン・カウファー(著), 由佐美加子(訳), 中土井僚(訳)
価格 | 2,640円(税込) |
頁数 | 368頁 |
判型・製本 | A5判 上製 |
発売日 | 2015/07/13 |
ISBN | 9784862761781 | 発行 | 英治出版 |
内容紹介
世界のビジネスリーダーに影響を与えた『U理論』の著者、待望の新著。全く新しいリーダーシップと組織・社会の変革の道筋を語る
【内側から変革を起こせ。】 私たちは混乱の時代に生きている。貧富の格差、政治の混迷、組織の機能不全、環境破壊・・・複雑に絡み合う現代のビジネス・経済・社会の諸課題を乗り越えるには、私たちの考え方の転換が必要だ。盲点に気づき、小さな自己を超え、全体の幸福につながる組織・社会のエコシステムを創らなければならない。その取り組みは既に各地で続々と生まれている――。いま最も注目される変革理論「U理論」の開発者が、未来志向のリーダーシップと組織・社会の変革をより具体的・実践的に論じた待望の新著。
「時代を変える一冊! 今や世界中の多くの人々が目指しているシステム変化の内と外の側面を統合した刺激的で実用的な書籍だ」――ピーター・センゲ(マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院上級講師、『学習する組織』著者)
「志ある人には必読の書である。これまでに読んだ中で最も重要な一冊になるかもしれない」――アーサー・ザイエンス(マインド・アンド・ライフ・インスティテュート代表)
「経済を転換させる独創的で実践的なアプローチを提供する本。私はビジネスを一つの運動ととらえている。この本はその運動を世界と共有し、私たちの深いレベルの人間性を引き出す意欲に火をつけ、今日の危機を転換させるよう私たちを駆り立てる」――アイリーン・フィッシャー(アイリーン・フィッシャー・インク創業者)
目次
はじめに――死に瀕したシステムに命を吹き込む
第1章 表面――死と再生の諸症状
第2章 構造――システムが生む断絶
第3章 思考を転換する――経済進化のマトリックス
第4章 源――意図と意識につながる
第5章 個人の転換を導く――「私」から「我々」へ
第6章 関係性の転換を導く――エゴからエコへ
第7章 組織の転換を導く――エコ・システム経済を目指して
第8章 出現する未来から導く――今こそ
第1章 表面――死と再生の諸症状
第2章 構造――システムが生む断絶
第3章 思考を転換する――経済進化のマトリックス
第4章 源――意図と意識につながる
第5章 個人の転換を導く――「私」から「我々」へ
第6章 関係性の転換を導く――エゴからエコへ
第7章 組織の転換を導く――エコ・システム経済を目指して
第8章 出現する未来から導く――今こそ
著者
[著者]
C・オットー・シャーマー(C. Otto Scharmer)
マサチューセッツ工科大学(MIT)上級講師・IDEASプログラム座長、プレゼンシング・インスティテュート創設者・座長。精華大学客員教授。アフリカ、アジア、南北アメリカおよびヨーロッパで政府、国連機関、企業、NGOと協働してきたほか、アリババ、ダイムラー、アイリーン・フィッシャー、富士通、グーグル、ナトゥーラ、プライスウォーターハウスなどの顧客企業にリーダーシップとイノベーションに関するプログラムを提供してきた。2012年には政府、企業、教育、市民社会の抜本的な変革のプロトタイプを創造するため、ブータン、インド、中国、ブラジル、ヨーロッパ、アメリカの変革者を結びつけるグローバル・ウェルビーイング・アンド・グロス・ナショナル・ハピネス(GNH)を共同創設。世界経済フォーラム「新しいリーダーシップモデルに関するグローバル・アジェンダ・カウンシル」の副座長も務めている。ドイツのヴィッテン‐ヘアデッケ大学で経済学と経営学の博士号を取得。ボストン圏に家族と在住。著書に『U理論』(英治出版)、ピーター・センゲらとの共著書に『出現する未来』(講談社)がある。
カトリン・カウファー
プレゼンシング・インスティテュート共同創設者・研究ディレクター、MIT都市研究計画学部コミュニティ・イノベーターズ・ラボ(CoLab)研究フェロー。リーダーシップ、社会変革、社会的責任金融を研究テーマとする。中規模および世界規模の企業、非営利組織、世界銀行、国連開発計画にコンサルティングを提供してきた。現在は、金融を好ましい社会変革に結びつけることに力を注ぐ20の金融機関のネットワークであるグローバル・アライアンス・フォー・バンキング・オン・バリューズと協働。またオンライン学習プラットフォームである、プレゼンシング・インスティテュートのグローバル教室のコンセプトを共同開発した。ドイツのヴィッテン・ヘアデッケ大学でMBAと博士号を取得。ボストン圏に家族とともに在住。
[訳者]
由佐美加子(ゆさ・みかこ)
合同会社CCCパートナー。米国ケースウェスタンリザーブ大学経営大学院で組織開発修士号を取得。グローバル企業の人事部マネジャーとして人材・組織開発を担った後、2014年に合同会社CCCを設立。競争と分断を越えたCo-creation(共創造)を個人の人生や企業組織、社会に創り出すプロセスを提供している。共訳書にC・オットー・シャーマー著『U理論』(英治出版)。
中土井僚(なかどい・りょう)
リーダーシップ・プロデューサー。オーセンティックワークス株式会社代表取締役。一般社団法人プレゼンシングインスティチュート・コミュニティ・ジャパン理事。「自分らしさとリーダーシップの統合とコ・クリエイション」をテーマにU理論をベースとしたリーダーシップ開発と組織開発に従事。著書に『U理論入門』(PHP研究所)、共訳書にC・オットー・シャーマー著『U理論』(英治出版)。
C・オットー・シャーマー(C. Otto Scharmer)
マサチューセッツ工科大学(MIT)上級講師・IDEASプログラム座長、プレゼンシング・インスティテュート創設者・座長。精華大学客員教授。アフリカ、アジア、南北アメリカおよびヨーロッパで政府、国連機関、企業、NGOと協働してきたほか、アリババ、ダイムラー、アイリーン・フィッシャー、富士通、グーグル、ナトゥーラ、プライスウォーターハウスなどの顧客企業にリーダーシップとイノベーションに関するプログラムを提供してきた。2012年には政府、企業、教育、市民社会の抜本的な変革のプロトタイプを創造するため、ブータン、インド、中国、ブラジル、ヨーロッパ、アメリカの変革者を結びつけるグローバル・ウェルビーイング・アンド・グロス・ナショナル・ハピネス(GNH)を共同創設。世界経済フォーラム「新しいリーダーシップモデルに関するグローバル・アジェンダ・カウンシル」の副座長も務めている。ドイツのヴィッテン‐ヘアデッケ大学で経済学と経営学の博士号を取得。ボストン圏に家族と在住。著書に『U理論』(英治出版)、ピーター・センゲらとの共著書に『出現する未来』(講談社)がある。
カトリン・カウファー
プレゼンシング・インスティテュート共同創設者・研究ディレクター、MIT都市研究計画学部コミュニティ・イノベーターズ・ラボ(CoLab)研究フェロー。リーダーシップ、社会変革、社会的責任金融を研究テーマとする。中規模および世界規模の企業、非営利組織、世界銀行、国連開発計画にコンサルティングを提供してきた。現在は、金融を好ましい社会変革に結びつけることに力を注ぐ20の金融機関のネットワークであるグローバル・アライアンス・フォー・バンキング・オン・バリューズと協働。またオンライン学習プラットフォームである、プレゼンシング・インスティテュートのグローバル教室のコンセプトを共同開発した。ドイツのヴィッテン・ヘアデッケ大学でMBAと博士号を取得。ボストン圏に家族とともに在住。
[訳者]
由佐美加子(ゆさ・みかこ)
合同会社CCCパートナー。米国ケースウェスタンリザーブ大学経営大学院で組織開発修士号を取得。グローバル企業の人事部マネジャーとして人材・組織開発を担った後、2014年に合同会社CCCを設立。競争と分断を越えたCo-creation(共創造)を個人の人生や企業組織、社会に創り出すプロセスを提供している。共訳書にC・オットー・シャーマー著『U理論』(英治出版)。
中土井僚(なかどい・りょう)
リーダーシップ・プロデューサー。オーセンティックワークス株式会社代表取締役。一般社団法人プレゼンシングインスティチュート・コミュニティ・ジャパン理事。「自分らしさとリーダーシップの統合とコ・クリエイション」をテーマにU理論をベースとしたリーダーシップ開発と組織開発に従事。著書に『U理論入門』(PHP研究所)、共訳書にC・オットー・シャーマー著『U理論』(英治出版)。