Book
笑顔の国、ツバルで考えたこと――ほんとうの危機と幸福とは
税込
枝廣淳子(著), 小林誠(著), 遠藤秀一(写真)
価格 | 1,650円(税込) |
頁数 | 200頁 |
判型・製本 | A5判 並製 |
発売日 | 2011/07/20 |
ISBN | 9784862761071 | 発行 | 英治出版 |
内容紹介
なぜ、この国の人たちは、こんなに幸せそうなのだろう?
南太平洋に浮かぶ島国ツバル。地球温暖化のため水没の「危機」が叫ばれ、
恐怖と悲劇のイメージで語られがちな国。しかし、実際に訪れてみて目に
したものは、とても幸せそうな人々の、輝くような笑顔だった――。メデ
ィアの情報だけでは世界の真実はわからない。豊富なカラー写真とともに、
人々の生き方と考え方、そして私たちにとって「ほんとうに大切なこと」
は何なのかを探る。
南太平洋に浮かぶ島国ツバル。地球温暖化のため水没の「危機」が叫ばれ、
恐怖と悲劇のイメージで語られがちな国。しかし、実際に訪れてみて目に
したものは、とても幸せそうな人々の、輝くような笑顔だった――。メデ
ィアの情報だけでは世界の真実はわからない。豊富なカラー写真とともに、
人々の生き方と考え方、そして私たちにとって「ほんとうに大切なこと」
は何なのかを探る。
目次
第1章 旅の始まり
第2章 ツバルの島の成り立ち
第3章 ツバルの歴史
第4章 人々の暮らし
第5章 笑顔の国・ツバル
第6章 ツバルで学んだ「本当に大切なこと」
第2章 ツバルの島の成り立ち
第3章 ツバルの歴史
第4章 人々の暮らし
第5章 笑顔の国・ツバル
第6章 ツバルで学んだ「本当に大切なこと」
著者
[著者]
枝廣淳子(えだひろ・じゅんこ)
環境ジャーナリスト、翻訳家。東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。講演、執筆、翻訳等の活動を通じて「伝えること、つなげること」でうねりを広げつつ、変化を創り出し広げるしくみづくりを研究。地球環境の現状や世界・日本各地の新しい動き、環境問題に関する考え方や知見を環境メールニュースで広く提供している。主な著訳書に『「エコ」を超えて―幸せな未来のつくり方』(海象社)、『地球のためにわたしができること』(大和書房)、『不都合な真実』(ランダムハウス講談社)、『地球のなおし方』(ダイヤモンド社)など多数。(有)イーズ代表、幸せ経済社会研究所所長、(有)チェンジ・エージェント会長、NGOジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)代表。東京大学人工物工学研究センター客員研究員。
小林誠(こばやし・まこと)
1980年、静岡県清水生まれ。東京外国語大学卒。現在は、首都大学東京大学院人文科学研究科博士後期課程に在籍。専攻は社会人類学/環境人類学。2006年から2010年にかけて計2年にわたり、ツバル・ナヌメア環礁にてフィールドワークをする。その間、ツバル語を習得するとともに、現地の文化・社会、海面上昇への適応実践などに関して調査を進める。論文に「地球温暖化言説とツバル――海面上昇に関する語りと認識をめぐって」(『社会人類学年報』34号、弘文堂、2008年)、「ポリネシア・ツバルの"環境難民"をめぐる覚書――海外移住に関する言説と現状の乖離」(『環境創造』13号、2010年)など。
[写真]
遠藤秀一(えんどう・しゅういち)
写真家、ツバル環境親善大使、NPO Tuvalu Overview 代表理事。特にツバル国を中心に写真を撮影し、教科書や各種メディアに提供している。写真展・講演会等、様々な場でツバルの文化や生活、そして同国が直面している地球温暖化による海面上昇の被害を紹介する活動に1998年より取り組んでいる。2006年NPO法人ツバルオーバービューを設立。2010年にはツバル国政府より環境親善大使の任命を受ける。1966年福島県いわき市生まれ。大阪芸術大学芸術学部建築学科卒。大学在籍中より独学で写真を学ぶ。現地ではマングローブ植林など適応策事業も進めるほか、自ら企画運営しているツバルへのエコツアーも好評を博している。また、すべてのツバル国民およそ1万人を取材し撮影するプロジェクト「ツバルに生きる一万人の人類」は海外からも高い評価と支持を受け続けられている。団体ホームページではツバルの最新情報なども提供している。
枝廣淳子(えだひろ・じゅんこ)
環境ジャーナリスト、翻訳家。東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。講演、執筆、翻訳等の活動を通じて「伝えること、つなげること」でうねりを広げつつ、変化を創り出し広げるしくみづくりを研究。地球環境の現状や世界・日本各地の新しい動き、環境問題に関する考え方や知見を環境メールニュースで広く提供している。主な著訳書に『「エコ」を超えて―幸せな未来のつくり方』(海象社)、『地球のためにわたしができること』(大和書房)、『不都合な真実』(ランダムハウス講談社)、『地球のなおし方』(ダイヤモンド社)など多数。(有)イーズ代表、幸せ経済社会研究所所長、(有)チェンジ・エージェント会長、NGOジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)代表。東京大学人工物工学研究センター客員研究員。
小林誠(こばやし・まこと)
1980年、静岡県清水生まれ。東京外国語大学卒。現在は、首都大学東京大学院人文科学研究科博士後期課程に在籍。専攻は社会人類学/環境人類学。2006年から2010年にかけて計2年にわたり、ツバル・ナヌメア環礁にてフィールドワークをする。その間、ツバル語を習得するとともに、現地の文化・社会、海面上昇への適応実践などに関して調査を進める。論文に「地球温暖化言説とツバル――海面上昇に関する語りと認識をめぐって」(『社会人類学年報』34号、弘文堂、2008年)、「ポリネシア・ツバルの"環境難民"をめぐる覚書――海外移住に関する言説と現状の乖離」(『環境創造』13号、2010年)など。
[写真]
遠藤秀一(えんどう・しゅういち)
写真家、ツバル環境親善大使、NPO Tuvalu Overview 代表理事。特にツバル国を中心に写真を撮影し、教科書や各種メディアに提供している。写真展・講演会等、様々な場でツバルの文化や生活、そして同国が直面している地球温暖化による海面上昇の被害を紹介する活動に1998年より取り組んでいる。2006年NPO法人ツバルオーバービューを設立。2010年にはツバル国政府より環境親善大使の任命を受ける。1966年福島県いわき市生まれ。大阪芸術大学芸術学部建築学科卒。大学在籍中より独学で写真を学ぶ。現地ではマングローブ植林など適応策事業も進めるほか、自ら企画運営しているツバルへのエコツアーも好評を博している。また、すべてのツバル国民およそ1万人を取材し撮影するプロジェクト「ツバルに生きる一万人の人類」は海外からも高い評価と支持を受け続けられている。団体ホームページではツバルの最新情報なども提供している。