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「対話」がはじまるとき――互いの信頼を生み出す 12の問いかけ

「対話」がはじまるとき――互いの信頼を生み出す 12の問いかけ

  • ¥1,760
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税込

マーガレット・J・ウィートリー(著), 浦谷 計子(訳)

価格 1,760円(税込)
頁数
判型・製本 四六変形判 並製
発売日 2011/03/07
ISBN 9784862761026
発行 英治出版

内容紹介

職場も家族も世界も、対立の解決は「対話」からはじまる――
未来に希望を取り戻すための温かな1冊。

紛争な戦争、そして貧困に暴力……。私達をとりまく「問題」はますます大きく、複雑になっています。
でも、その問題は、とてもシンプルな方法で解決できるのです。
相手ときちんと向きあって、話を聞き合う、「対話」という方法について、
世界各地での試みとシンプルな心得をまとめました。

1990年代のルワンダで起こったこと、
2004年のウクライナで起こったこと、
そして2011年のエジプトで起こったこと……。
小さな小さな「対話」が、どれだけ大きな動きに結びつくか、世界にはその事例にあふれています。

本書は2002年に原書初版が刊行され、本書は2009年に刊行された第二版の日本語版となります。
今ほど、著者の訴える「対話によって多くの人の知恵を集め、大きな変化を起こす」、
その方法と力が必要とされているときはないはずです。

目次

第1部 みんなで向かいあって(未来に希望を取り戻せますか?/いま、何を信じていますか?/シンプルなプロセス/人間の対話のシンプルさ ほか)
第2部 一息ついて振り返ってみましょう
第3部 対話のきっかけ(人間らしく生きたいと感じていますか?/未来における役割は何ですか?/他人を信じていますか?/何に目を向けていますか? ほか)」

著者

[著者]
マーガレット・J・ウイートリー(Margaret J. Wheatley)
「この混迷の時代に、どうすれば私たちは為すべきことを成し遂げ、健全な人間関係を築いていけるか」をテーマに執筆・教育・講演活動を行う。激動の時代を生き抜くには人間関係の質に目を向けるべきであり、どのような問題でも解決のカギはコミュニティにあると主張している。世界的な慈善団体「ベルカナ研究所」(The Berkana Institute)の共同創設者であり、現在は名誉所長を務める。ニューヨーク大学でシステム思考とメディア生態学を専攻し、文学修士号を取得。その後、ハーバード大学で組織行動学と組織変革を中心に学び、博士号を取得。経営学の教授として勤務する傍らコンサルタントとしても活躍している。著書に20カ国以上で出版された『リーダーシップとニューサイエンス』(英治出版)、マイロン・ケルナー=ロジャーズとの共著『A Simpler Way』、『Finding Our Way: Leadership for an Uncertain Time』がある。雑誌などへの寄稿も多数。

[訳者]
浦谷計子(うらたに・かずこ)
立教大学文学部英米文学科卒業。外資系企業で秘書・翻訳業務に携わり、その後独立。訳書に『幸せになれるお金の使いかた』(エムピー・ダンリービィー・ダイヤモンド社)、『がんはスピリチュアルな病気』(ジョン・ロバート・マクファーランド・ハート出版)、『人生の短さについて』(セネカ・PHP研究所)など多数。