Book
独立外交官――国際政治の闇を知りつくした男の挑戦
税込
カーン・ロス(著), 北村陽子(訳)
価格 | 1,870円(税込) |
頁数 | 304頁 |
判型・製本 | 四六判 上製 |
発売日 | 2009/02/09 |
ISBN | 9784862760456 | 発行 | 英治出版 |
内容紹介
9.11、対テロ戦争、コソボ……だれも知らなかった「外交」の真実
経済危機、テロ、環境、貧困……世界中に影響する国際問題の現場で何が起きているのか?
イギリス外交官として最前線で活躍した著者は、イラク戦争に反対して職を捨て、大国に虐げられた人々を支援する「独立外交官」の活動を開始する。国際社会の不条理を抉る衝撃のノンフィクション。
「僕は国益のために働くのをやめた」
目次
第1章 国連安全保障理事会
第2章 大使館
第3章 選ばれた事実
第4章 理想に満ちた誤解
第5章 対立の構図
第6章 国益とは何か
第7章道義的責任
第8章 何かが欠けている
第9章 決裂
第10章 独立外交官
第11章 外交の終わり
第2章 大使館
第3章 選ばれた事実
第4章 理想に満ちた誤解
第5章 対立の構図
第6章 国益とは何か
第7章道義的責任
第8章 何かが欠けている
第9章 決裂
第10章 独立外交官
第11章 外交の終わり
著者
[著者]
カーン・ロス(Carne Ross)
15年以上にわたってイギリス外務省に勤務。1997~98年、英外相故ロビン・クックのスピーチライターを務める。その後4年半、国連安保理イギリス代表部に、中東問題の専門家、一等書記官として勤務。2004年、外務省を辞め、外交コンサルティングの非営利組織インディペンデント・ディプロマット(Independent Diplomat)を設立。国際政治の場で軽視されている、貧しく経験も乏しい政府や政治集団に、外交上のアドバイスと支援を提供する。支援先は、コソボ、ソマリランド、西サハラのポリサリオ運動の他、各種のNGOや国際機関。2008年のコソボ独立に貢献。インディペンデント・ディプロマットは多くの賛同と支持を得て、2009年1月現在、ロンドン、ニューヨーク、ワシントン、ブリュッセル、アジスアベバの5拠点で活動している。2005年、ジョセフ・ラウントリー公益信託によって「公正で平和な世界のためのビジョナリー・ピープル」7人のうちの1人に選ばれた
[訳者]
北村陽子(きたむら・ようこ)
東京都生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒。
カーン・ロス(Carne Ross)
15年以上にわたってイギリス外務省に勤務。1997~98年、英外相故ロビン・クックのスピーチライターを務める。その後4年半、国連安保理イギリス代表部に、中東問題の専門家、一等書記官として勤務。2004年、外務省を辞め、外交コンサルティングの非営利組織インディペンデント・ディプロマット(Independent Diplomat)を設立。国際政治の場で軽視されている、貧しく経験も乏しい政府や政治集団に、外交上のアドバイスと支援を提供する。支援先は、コソボ、ソマリランド、西サハラのポリサリオ運動の他、各種のNGOや国際機関。2008年のコソボ独立に貢献。インディペンデント・ディプロマットは多くの賛同と支持を得て、2009年1月現在、ロンドン、ニューヨーク、ワシントン、ブリュッセル、アジスアベバの5拠点で活動している。2005年、ジョセフ・ラウントリー公益信託によって「公正で平和な世界のためのビジョナリー・ピープル」7人のうちの1人に選ばれた
[訳者]
北村陽子(きたむら・ようこ)
東京都生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒。