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トップコンサルタントがPTA会長をやってみた――発想力の共育法

トップコンサルタントがPTA会長をやってみた――発想力の共育法

  • ¥1,320
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税込

三谷宏治(著)

価格 1,320円(税込)
頁数 192頁
判型・製本 四六変形判 並製
発売日 2007/12/05
ISBN 9784862760319
発行 英治出版

内容紹介

面白いモノを見つける『良い目』と『考え抜く力』を持たせたい!

我々親が、子どもに付けてもらいたいものは、単なる学歴でも知識でもないはず。子どもが将来、ヒトとして幸せに生きるための知恵やスキルこそが大切なこと。そのスキルの一つとして「発想力」は、かなり上位に入るだろう。

その発想力を育てる「エンジン」と「燃料」が必要だ。それが、「自立」の心と「なぜだろう」の心(好奇心)なのだ。

しかし、そのエンジンを錆び付かせ、停止させる強大な負の力(ブレーキ)こそが、親自身、そして子どもの周りの大人たちだ。今、親が、大人が変わらない限り、子どもは決して変わらない。

BCG 9年、アクセンチュア 10年、そして教育の世界へ。気鋭の経営戦略コンサルタントが問う。親は子どもたちと、どう「共に育つ」のか。子どもたちの幸せのために、「発想力」のために。

限界突破……運動会閉会式で大声競争。110dBを突破せよ!
「自立」の心……子どもはヒマで貧乏なほうがいい
「なぜだろう」の心……なぜ、1分は60秒なの?
「驚き」が探究心を生む……180cm風船の中の空気は何g?
成功が失敗を生む……恐竜が絶滅したのは大繁栄したから!
全てのものには意味がある……給水タンクの形のヒミツ
教えず、導く……「教わる癖がつくから、俺は、教えない」
共に学び育つ……子どもと一緒に「これはなんでだろうね」
学校へ行こう……学校は親を、社会人を待っている
【ヒマ】と【貧乏】+【限界突破】と【驚き】が
子どもたちの「発想力」を伸ばす!

目次

1 子どもたちから奪っているもの・与えるべきもの(「発想」への条件 子どもはヒマな方がいい
本当のコミュニケーション 日本サッカー協会の十年戦略
真に与えるべきもの「自立」と「なぜだろう」の心)
2 子どもの前に、まず親が変わる(何を身に付けるべきか 「常識」に囚われない心
「なぜだろう」の心 決めつけず多面的に考える
限界は君のうちにある きのうの自分より高く)
3 子どもたちへの接し方、伝え方(学びへ導くために 共に学び共に問う
共に学ぶために 学校へ行こう)

著者

[著者]
三谷宏治(みたに・こうじ)
1964年大阪で生まれ、福井で育つ。永平寺町立 吉野小学校、松岡中学校、福井県立 藤島高校卒業後、駿台予備校を経て東京大学理科一類に入学。理学部物理学科に進学するも、学部卒での「文系就職」の途を選ぶ。87年より96年まで、ボストンコンサルティンググループ勤務。内、91年夏より92年末までINSEAD留学(仏フォンテーヌブロー校)。96年より06年7月までアクセンチュア勤務。03年より06年まで同社 戦略グループ統括 エグゼクティブ・パートナー。同グループの200名超への成長に貢献。96年よりグロービス等で社会人教育に従事。経営戦略、マーケティング戦略、CRM等を教える。現在、金沢工業大学大学院 客員教授(K.I.T. 虎ノ門キャンパス)、グロービス経営大学院 客員准教授、早稲田大学大学院 非常勤講師を務め、教育・研修活動、執筆・講演活動を行う。特に力を入れているのは、大学・高校・中学・小学校等での教育活動。07年度 世田谷区立小学校 PTA会長。妻、長女、次女、三女と東京 世田谷に在住。