Book
懐情の原形――ナラン(日本)への置き手紙
税込
ボヤンヒシグ(著)
価格 | 1,540円(税込) |
頁数 | 128頁 |
判型・製本 | 四六判 上製 |
発売日 | 2000/04/10 |
ISBN | 9784901234047 | 発行 | 英治出版 |
内容紹介
代詩・荒川洋治氏絶賛!
中国・内モンゴル自治区から留学中のボヤンヒシグ氏は、来日7年。その体験を通してのクロスカルチャーエッセイ。30歳を過ぎて初めて見た海、京都への旅などの体験や日本語への考察を22編のエッセイに書き上げ、帰国前に緊急出版。本作品がきっかけとなり外国人留学生文学賞「ボヤン賞」が設立されました。
中国・内モンゴル自治区から留学中のボヤンヒシグ氏は、来日7年。その体験を通してのクロスカルチャーエッセイ。30歳を過ぎて初めて見た海、京都への旅などの体験や日本語への考察を22編のエッセイに書き上げ、帰国前に緊急出版。本作品がきっかけとなり外国人留学生文学賞「ボヤン賞」が設立されました。
目次
居場所
石の重み
風の四季
二十年前からのプレゼント
故里
時計の前にいつも
天衣有縫
非日常性
露から杏雨へ
夢
書物の中を
通称金閣寺
チンギスハーンはノマドだった
遊牧民が楽しんだ一瞬
海は遅かった
自動と他動と
家畜が先に・・・・
文字という生き物
ゼロといちの間
大地と一緒に揺れる
白い月の下で
線
「いいえ、はい、そうです」
フフホトにて
オオカミが吠える
河魚
モンブランにホットミルクティ
青の詩
僕は遊牧民
思いでのチラシ―S・Y先生に
檸檬屋のレモン
経験としての日本語
石の重み
風の四季
二十年前からのプレゼント
故里
時計の前にいつも
天衣有縫
非日常性
露から杏雨へ
夢
書物の中を
通称金閣寺
チンギスハーンはノマドだった
遊牧民が楽しんだ一瞬
海は遅かった
自動と他動と
家畜が先に・・・・
文字という生き物
ゼロといちの間
大地と一緒に揺れる
白い月の下で
線
「いいえ、はい、そうです」
フフホトにて
オオカミが吠える
河魚
モンブランにホットミルクティ
青の詩
僕は遊牧民
思いでのチラシ―S・Y先生に
檸檬屋のレモン
経験としての日本語
著者
[著者]
ボヤンヒシグ(宝音賀希格)
1962年 10月1日 中国内モンゴル自治区に生まれる。1985年 内モンゴル大学モンゴル語言文学科を卒業。1992年まで、北京民族出版社に勤務する。1992年 来日 バヤモンド日本語学校で二年間日本語を勉強する。1998年 法政大学大学院日本文学専攻修士課程修了。修士論文のテーマは「鮎川信夫の詩の曖昧性」。詩集に「片方の月」(モンゴル語)、「天の風」(モンゴル語)、「遥かなる星の光」(中国語、共著)などがある。
ボヤンヒシグ(宝音賀希格)
1962年 10月1日 中国内モンゴル自治区に生まれる。1985年 内モンゴル大学モンゴル語言文学科を卒業。1992年まで、北京民族出版社に勤務する。1992年 来日 バヤモンド日本語学校で二年間日本語を勉強する。1998年 法政大学大学院日本文学専攻修士課程修了。修士論文のテーマは「鮎川信夫の詩の曖昧性」。詩集に「片方の月」(モンゴル語)、「天の風」(モンゴル語)、「遥かなる星の光」(中国語、共著)などがある。