■「再発」は初回のがんよりもショックが大きい
国民の2人に1人が、がんに罹患する現代。中でも「再発」は、治癒を目指してきた患者の方々にとって、最初にがんの宣告を受けたとき以上に大きなショックをもたらします。そのため、より多くのサポートを必要とします。しかし「再発」における治療や支援に関する信頼できる情報は、あまり提供されていないのが実情です。

■再発にきちんと向き合い、対処するための情報を提供
こうした問題への対策として、がんの専門家と再発がん体験者が集い、再発を告げられたときにどんな気持ちだったか、どんな支えが必要になるのか、体験者から伝えられることは何なのか、約2年にわたって検討を重ねて作成されました。

■多くの患者さんの意見を反映
本書は試作版の段階で多くの相談員や患者の方々に読んでいただき、感想や意見を踏まえて完成版に至りました。読者の方からは「不安が小さくなった」「疑問に応えてくれた」「家族や支援者にも読んでほしい」といった声が寄せられています。再発がん患者だけでなく、「再発」を不安に感じる患者の方や、患者をサポートする方々にも参考にしていただきたい一冊です。




編著:国立がん研究センターがん対策情報センター

すべてのがん患者とその家族や支援者に対して、がんに関する役に立つ情報をわかりやすく提供していくことを目指し、調査研究および情報普及に向けた活動を行っている機関。主な著作に、がんと診断されて間もない患者に必要な情報をとりまとめた『患者必携 がんになったら手にとるガイド』(学研メディカル秀潤社、2011 年)がある。

読者からの声

「再発が不安だからこそ、体験者の声を聞きたかった。とても力をいただきました」

「この本に携わった多くの再発者の体験談に、癒され、励まされました」

「この本は、再発がんの患者が抱える多くの疑問に応えてくれました」

「ただ怖いだけの存在だったがんの再発。ずいぶん誤解していたとわかりました」

「家族の私の方が不安だったかもしれない。でも、この本で一緒に頑張れると思いました。
再発患者の家族として、この本が再発した時にあれば良かったのにと強く思いました」