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[新訳]最前線のリーダーシップ――何が生死を分けるのか

[新訳]最前線のリーダーシップ――何が生死を分けるのか

  • ¥2,420
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ロナルド・A・ハイフェッツ(著), マーティ・リンスキー(著), 野津智子(訳)

価格 2,420円(税込)
頁数 368頁
判型・製本 四六判 上製
発売日 2018/10/03
ISBN 9784862762566
発行 英治出版

内容紹介

時代を超えて絶大な支持を集めるリーダーシップ論の金字塔が、新訳で再登場!

人・組織・社会に、より良い変化を生み出したい人へ。
リーダーシップを発揮する機会は毎日のように現れます。しかし、リーダーとして行動することは、自分の身を危険にさらして生きることであり、人の抵抗にあい、自分自身も傷つくことになります。
一方で、リーダーとして行動することは、周りによりよい変化をもたらし、自分の人生に意味をもたらす、犠牲を払う価値のある仕事でもあります。
リーダーシップを発揮するリスクと対処法をしっかり確認しておけば、一歩を踏み出し、影響をもたらし、非難に耐え、生き残り、努力の成果を存分に味わうことが可能になるでしょう。ハーバード・ケネディスクールで25年間「最も影響を受けた授業」に選ばれ続ける著者らの、骨太のリーダーシップ論。


■変化への抵抗にどう向き合うか
抵抗、妨害、中傷、矮小化……誰かが変革を起こそうとするとき、人々は大切なものを失うことを恐れ、あらゆる手を用いてリーダーを失敗に追い込もうとします。本書では従来の権威的なリーダーシップではなく、人々の恐れを理解し、共感と志をもって導くための指針を示します。

■多様なリーダーから学ぶ 国家を率いる政治家、多国籍企業の組織改革、地域コミュニティの啓発活動など、世界各地の豊富なケーススタディを収録。私たちの身にも起こりうる実例とともに読み進めることができます。

■リスク対処法だけではない、リーダーとしてのあり方
本書では、リーダーがさまざまな危機を乗り越える手法に加えて、「権威におぼれない」「自分らしさを取りもどす時間を持つ」など、「リーダーとしてのあり方」も解説。

「勇気づけられる」「何度も読み返す座右の書」など共感の声多数!


<構成>
新版に寄せて
はじめに
Part 1リーダーシップに伴うリスクとは
第1章なぜ、リーダーは危険にさらされるのか
第2章リスクのさまざまな側面

Part 2生き残る方法
第3章バルコニーに立つ
第4章政治的に考える
第5章対立を調和へ導く
第6章するべき人に仕事を返す
第7章平静を保つ

Part 3己を知り、心をひらく
第8章強烈な欲望の主になる
第9章自分の中に「錨」を下ろす
第10章なぜ最前線に立つのか
第11章尊い心
感謝の言葉
原注

注)本書は2007年に刊行された『最前線のリーダーシップ』(ファーストプレス刊)の原書に新序文が加えられた『Leadership on the Line with New Preface』の全訳になります。

目次

新版に寄せて
はじめに
Part 1 リーダーシップに伴うリスクとは
第1章 なぜ、リーダーは危険にさらされるのか
第2章 リスクのさまざまな側面

Part 2 生き残る方法
第3章 バルコニーに立つ
第4章 政治的に考える
第5章 対立を調和へ導く
第6章 するべき人に仕事を返す
第7章 平静を保つ

Part 3 己を知り、心をひらく
第8章 強烈な欲望の主になる
第9章 自分の中に「錨」を下ろす
第10章 なぜ最前線に立つのか
第11章 尊い心
感謝の言葉
原注

著者

[著者]
ロナルド・A・ハイフェッツ(Ronald A. Heifetz)
ハーバード・ケネディスクール(行政大学院)上級講師
同パブリックリーダーシップセンター共同創設者
1951年生まれ。コロンビア大学、ハーバード・メディカルスクール卒業後、外科医、精神科医の研修を経て1983年からリーダーシップ研究に専念。独創性に富んだリーダーシップの教育と実践手法は世界中から高く評価され、ハーバード卒業生の「最も影響を受けた授業」に選出。元国連事務総長の潘基文氏、コロンビア大統領のフアン・マヌエル・サントス氏、元ギリシャ首相のゲオルギオス・パパンドレウ氏、グローバル企業CEOらが卒業生として名を連ねる。
IBM、マイクロソフト、マッキンゼー、世界銀行、CIAなどの企業、政府、NGOのアドバイザーも務める。チェリストでもあり、ロシアのチェロの名手グレゴール・ピアティゴルスキーの愛弟子のひとり。著書に『リーダーシップとは何か!』(産能大学出版部)、『最前線のリーダーシップ』(英治出版)。

マーティ・リンスキー(Marty Linsky)
ハーバード・ケネディスクール非常勤講師
1982年からケネディスクールで教鞭をとり、うち3年間はマサチューセッツ州知事第一秘書を担当。ボストングローブ紙の社説担当記者、マサチューセッツ州議員、ハーバード・エグゼクティブプログラムの代表者などを歴任。ウィリアム・カレッジ、ハーバード・ロースクール卒。野球カードコレクターでもある。著書に『最前線のリーダーシップ』。

[翻訳]
野津智子(のづ・ともこ)
翻訳家。獨協大学外国語学部フランス語学科卒業。主な訳書に、『チームが機能するとはどういうことか』『謙虚なコンサルティング』『サーバントであれ』『シンクロニシティ【増補改訂版】』(いずれも英治出版)、『仕事は楽しいかね?』(きこ書房)、『グレートカンパニー』(ダイヤモンド社)、『ZONE』(大和書房)、『夢は、紙に書くと現実になる!』(PHP研究所)などがある。