書籍情報

『U理論[第二版]』

U理論[第二版]

過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術

Theory U: Leading from the Future as it Emerges, 2nd edition

著者 C・オットー・シャーマー
訳者 中土井僚
訳者 由佐美加子
A5判 上製 592ページ 本体3,500円+税 2017年12月発行
ISBN10: 4-86276-247-6 ISBN13: 978-4-86276-247-4
ジャンル 経営・マネジメント
キーワード 組織開発, リーダーシップ, 自己変革
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盲点に気づき、真の自己につながる時、すべてが変わり始める――。

VUCA(変動、不確実性、複雑性、曖昧さ)の時代、私たちが直面する課題に対処するには、「過去から学ぶ」のでは到底足りない。必要なのは、「未来から学ぶ」ことである――。経営学から心理学、認知科学、東洋思想にまで及ぶ学際的な研究と、多様な分野のイノベーターたちへの取材をもとにMITで生まれたU理論。その学習と創造のプロセスは、企業・行政・非営利セクターなどあらゆる分野で変革に取り組む人々に支持され、実践されている。

自らの盲点に気づき、真の自己――知とインスピレーションの最も深い源――にアクセスすること。「出現することを望んでいる未来」をともに感じ取り、ともに創り出すこと……。自らのものの見方・考え方に大きな転換を迫るUプロセスは、自己・組織・社会の「あり方」を根本から変え、目覚ましい成長をもたらす力を秘めている。

この第二版では、U理論誕生から今日までに生まれた世界各地の事例を踏まえ、5つの変化の傾向を示す新たな前書きが追加されたほか、全編にわたり加筆・修正が施された。ケルビー・ビードによる8枚のカラー挿画はUプロセスの旅の見取り図となるだろう。

【旧版からの変更点について】
・32ページにわたる「第二版まえがき」とU理論の概念を説明するカラー挿絵8点が追加された。
・第15章では旧版における21の命題が20のポイントに再編され、大幅に書き換えられた。
・第19章では旧版p.424「西洋における社会経済発展の四つの段階」以降が全面的に書き換えられた。
・第21章では各原則について旧版で示された「例」の多くが割愛され、実践のガイドに内容が絞られた。
・エピローグが旧版発行以降のUスクールの発展を踏まえ大幅に書き換えられた。
・その他の各章で、単語レベル〜数パラグラフの加筆・修正が施された。
・訳文についても一部の訳語・表現を見直した。第19章・第20章は章題を改めた。

日本語版訳者まえがき
第二版まえがき――10年ののち、立ち現れる地球
序文――ピーター・センゲ
はじめに
[第1部 盲点に突き当たる]
第1章 火事
第2章 Uへの旅
第3章 学習と変化の四つの層
第4章 組織の複雑さ
第5章 社会の変容
第6章 哲学的見地
第7章 敷居
[第2部 Uの領域に入る]
第8章 ダウンローディング
第9章 観る
第10章 感じ取る
第11章 プレゼンシング
第12章 結晶化する
第13章 プロトタイピング
第14章 実践する
[第3部 プレゼンシング]
第15章 社会的な場の文法
第16章 個人の行動
第17章 会話の行動
第18章 組織の行動
第19章 グローバルな行動
第20章 現実創造の瞬間をとらえる
第21章 プレゼンシングの原則と実践
エピローグ Uスクール
【著者】
C・オットー・シャーマー
マサチューセッツ工科大学(MIT)上級講師、清華大学客員教授、u.lab共同創設者。ベストセラーとなった著書『U理論』と『出現する未来』(ピーター・センゲ、ジョセフ・ジャウォースキー、ベティー・スー・フラワーズとの共著)で、出現する未来から学ぶという「プレゼンシング」の概念を紹介した。カトリン・カウファーとの共著『出現する未来から導く』(英治出版、2015年)はマインドフルネスのビジネス、社会、自己への応用に焦点を当てている。中国とインドネシアでセクター横断型イノベーションのためのMIT IDEASプログラムの座長を務めるほか、MIT×u.labを通して185カ国の75,000人に変革を導くリーダーシップのための学習を提供している。2015年にMITジェイミソン教育功労賞を受賞。

【訳者】
中土井 僚
オーセンティックワークス株式会社代表取締役。広島県呉市出身。同志社大学法学部政治学科卒。リーダーシップ・プロデューサー。「自分らしさとリーダーシップの統合と、共創造(コ・クリエイション)の実現」をテーマに、マインドセット変革に主眼を置いたリーダーシップ開発及び組織開発支援を行う。コーチング、グループファシリテーション、ワークショップリードなどの個人・チーム・組織の変容の手法を組み合わせ、経営者の意思決定支援、経営チームの一枚岩化、理念浸透、部門間対立の解消、新規事業の立ち上げなど人と組織にまつわる多種多様なテーマを手掛ける。過去携わったプロジェクトは食品メーカーの理念再構築、業績低迷と風土悪化の悪循環が続いていた化粧品メーカーのV字回復や、製造と販売が対立していた衣類メーカーの納期短縮など100社以上に及ぶ。アンダーセンコンサルティング(現:アクセンチュア)とその他2社を経て独立。2005年よりマサチューセッツ工科大学上級講師であるオットー・シャーマー博士の提唱するU理論の日本における啓蒙と実践にも携わり、現在に至る。著書に『U理論入門』(PHP研究所)、『マンガでやさしくわかるU理論』(日本能率協会マネジメントセンター)、共訳書にC・オットー・シャーマー著『出現する未来から導く』(英治出版)がある。

由佐 美加子
合同会社CCCパートナー。米国大学卒業後、国際基督教大学修士課程を経て野村総合研究所入社。後にリクルートに転職、事業企画職を経て人事部に異動し、「学習する組織」の考え方に基づく人材・組織開発施策を導入。2005年米国ケースウェスタンリザーブ大学経営大学院で組織開発修士号を取得。出産を経て、グローバル企業の人事部マネジャーとして人材・組織開発を担った後、2011年に独立し、2014年に合同会社CCCを設立。競争と分断を越えたCo-creation(共創造)を個人の人生や企業組織、社会に創り出すプロセスを提供している。共訳書にC・オットー・シャーマー著『出現する未来から導く』、監訳書にアダム・カヘン著『未来を変えるためにほんとうに必要なこと』(ともに英治出版)。
「未来創造志向のリーダー像とイノベーションのプロセスを学際的に描く味わい深い一冊」――野中郁次郎(一橋大学名誉教授)

「発見の瞬間や相互理解の瞬間に私たちの知性、感情、意志を“開く""方法として、 U理論モデルは深遠で、誰もが待ち望んでいたものである」――エドガー・シャイン(MITスローン経営大学院名誉教授)

「この本はインスピレーションそのものだ。創造のプロセスに定義を与えている」――アイリーン・フィッシャー(アイリーン・フィッシャー・インク創業者)

「U理論とその方法論は、大きな根本的な変化を迎えつつあるこの時代にあっては特に、リーダーシップの本質に深く関わっている」――ピーター・センゲ(MITスローン経営大学院上級講師)

「U理論が組織に及ぼす効果は目覚しいものだが、それにもまして重要なことは、多くのリーダーが経験した驚くべき個人的成長だ」――マーシャ・マーシュ(世界自然保護基金COO)

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