書籍情報

『行動探求』

行動探求

個人・チーム・組織の変容をもたらすリーダーシップ

Action Inquiry: The Secret of Timely and Transforming Leadership

著者 ビル・トルバート
訳者 小田理一郎
訳者 中小路佳代子
A5判 上製 352ページ 本体2,400円+税 2016年2月発行
ISBN10: 4-86276-213-1 ISBN13: 978-4-86276-213-9
ジャンル 経営・マネジメント
キーワード リーダーシップ, 組織開発, マネジメント
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「今ここ」に意識を集中し、アルケミスト型リーダーをめざせ。
個人・組織の変革の鍵である「意識レベルの変容」は、どうすれば可能なのか。「行動」と「探求」を同時に行うことでこの問いにアプローチするのが、発達心理学の知見に基づくリーダーシップ開発手法「行動探求」である。独特の観点から人と組織を特徴づける7つの「行動論理」によって、読者は自身・自組織の傾向をつかみ、適した成長の指針を得られるだろう。理論的解説にさまざまなビジネスパーソンの臨場感あふれるストーリーが織り交ぜられており、実践の場面を想像しながら学べるはずだ。リーダーシップやマネジメントの力を飛躍的に高めたい人、必読の一冊。

「『行動探求』はビル・トルバートの最高傑作であり、組織の発展と個人の成長、理論と実践、内省と行動、身体と精神を新たな形で統合する。本書を読めば、自分自身の全体性をよりよく感じられるようになるだろう。」
―― ロバート・キーガン(ハーバード大学教育大学院教授、『なぜ人と組織は変われないのか』著者)

▽本書で解説される7つの「行動論理」
機会獲得型―自己に有利な機会を見出し、結果のために手段を問わず行動する
外交官型―周囲の状況・既存の秩序に合わせて調和を重んじて行動する
専門家型―自己の論理・効率を重視し完璧を目指して行動する
達成者型―目標を掲げ、効果を得るのために他者を巻き込んで行動する
再定義型―戦略・手段・意図の一貫性を問いながら独創的に行動する
変容者型―相互性と自律性を好み、時宜を得て発達を促しながら行動する
アルケミスト型―意図を察知し直観的・タイムリーに他者の変容を促しながら行動する

第Ⅰ部 行動探求のリーダーシップ・スキルを学ぶ
 第1章 行動探求の基本
 第2章 話し方としての行動探求
 第3章 組織化する方法としての行動探求
 中間章 行動探求―概念と体験

第Ⅱ部 変容をもたらすリーダーシップ
 第4章 機会獲得型と外交官型
 第5章 専門家型と達成者型
 第6章 再定義型の行動論理
 第7章 変容者型の行動論理

第Ⅲ部 変容をもたらす組織
 第8章 変容をもたらす会議、チーム、組織
 第9章 組織変革をファシリテーションする
 第10章 社会的ネットワークの組織と、協働的な探求への変容
 第11章 協働的な探求の真髄

第Ⅳ部 行動探求の究極の精神的・社会的な意図
 第12章 アルケミスト型の行動についての新鮮な気づき
 第13章 探求の基盤コミュニティを創り出す
[著者]
ビル・トルバート Bill Torbert
ボストン・カレッジ・ウォレス・E・キャロル経営大学院の元学長を務め、現在同大学のリーダーシップ論の名誉教授。また、ボストン・カレッジの「変化のためのリーダーシップ」という管理職向けプログラムの創設者の一人であり、組織学習協会(SoL)の創設時からの研究員でもあり、トリリアム・アセット・マネジメント社(社会的責任投資に特化した最初で最大の投資顧問会社)の取締役でもある。これまでに、欧州、中南米、米国で広くコンサルタンティングを行い、数多くの企業や新聞社の取締役を務めてきた。2012 年「リーダーシップの7つの変容」がハーバード・ビジネス・レビュー誌でリーダーシップに関する最優秀論文に選ばれた。2013 年に実践リーダーシップ研究に関するウォルター・F・ウルマー生涯表彰、2014 年にクリス・アージリス・キャリア表彰を受賞した。

[訳者]
小田 理一郎 Riichiro Oda
チェンジ・エージェント代表取締役。オレゴン大学経営学修士(MBA)修了。多国籍企業経営を専攻し、米国企業で10 年間、製品責任者・経営企画室長として組織横断での業務改革・組織変革に取り組む。2005年チェンジ・エージェント社を設立、人財・組織開発、CSR経営などのコンサルティングに従事し、システム横断で社会課題を解決するプロセスデザインやファシリテーションを展開する。デニス・メドウズ、ピーター・センゲ、アダム・カヘンら第一人者たちの薫陶を受け、組織学習協会(SoL) ジャパン理事長、グローバルSoL理事などを務め、システム思考、ダイアログ、「学習する組織」などの普及推進を図っている。
ドネラ・メドウズ著『世界はシステムを動く』の日本語版解説を担当。共著に『なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか』『もっと使いこなす!「システム思考」教本』(東洋経済新報社)など、共訳書にピーター・M・センゲ著『学習する組織』(英治出版)、ジョン・D・スターマン著『システム思考』(東洋経済新報社)、監訳書にアダム・カヘン著『社会変革のシナリオ・プランニング』(英治出版)。

中小路 佳代子 Kayoko Nakakoji
津田塾大学学芸学部英文学科卒。ビジネス・経済分野の翻訳から、現在は主に環境分野の翻訳を手がける。主な訳書には、デヴィッド・スズキ著『グッド・ニュース――持続可能な社会はもう始まっている』(ナチュラルスピリット)、リーアン・アイスラー著『ゼロから考える経済学』(英治出版)、ピーター・M・センゲ著『学習する組織』(英治出版)、レスター・ブラウン著『地球に残された時間――80億人を希望に導く最終処方箋』(ダイヤモンド社)、ジェイムズ・ハンセン著『地球温暖化との闘い』(日経BP社)、アル・ゴア著『アル・ゴア未来を語る 世界を動かす6つの要因』(角川マガジンズ)などがある。
「『行動探求』はビル・トルバートの最高傑作であり、組織の発展と個人の成長、理論と実践、内省と行動、身体と精神を新たな形で統合する。本書を読めば、自分自身の全体性をよりよく感じられるようになるだろう。」
―― ロバート・キーガン(ハーバード大学教育大学院教授、『なぜ人と組織は変われないのか』著者)

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