書籍情報
![]() |
|
|||||||||||||||||||
|
【『「行動観察」の基本』著者 松波晴人氏推薦!
「新しいものの見方」という武器を提供してくれる一冊。】
Apple、Microsoft、SONY……世界のトップ企業が注目する
frogの敏腕デザイナーが明かす行動観察手法
「デザインリサーチ」のすべて!
消費者一人ひとりが、朝起きてから寝るまでに何をするのか?
何に憧れ、何を望み、何を怖れているのか?
街中の「看板」にどんな意味が隠されているのか?
こうしたことを明らかにすることでどのような未来のマーケットやビジネスチャンスが見出せるのか。
世界50か国以上の10年以上にわたるリサーチ経験から得られた知見が詰まった一冊!
●「デザインリサーチ」=さまざまな企業が注目する「デザイン思考」にもとづく調査法を紹介。
●商品開発、市場調査、マーケティングなどの問題解決に役立つヒントが満載。
●著者は日本通! 携帯電話や電子マネーなどについて独自の知見を披露。
●日本語版のために各地で撮った写真を多数収録。
世界中を駆け巡り、ビジネスに役立つ洞察を導き出す著者が、
ありふれた風景の中に潜んでいる豊かな意味とチャンスを見出すための
「新しいものの見方」という武器を提供してくれる一冊。
――松波晴人(大阪ガス行動観察研究所 所長、『「行動観察」の基本』著者)
日本語版に寄せて
はじめに
第1章 心の一線を越える
第2章 日用品による社会生活
第3章 過去、現在、未来の波をつかむ
第4章 持ちものは人を表す
第5章 文化的コンパスの微調整
第6章 信頼の問題
第7章 本質を見出す
第8章 大いなるトレードオフ
付録 デザインリサーチの八大原則
[著者]
ヤン・チップチェイス(Jan Chipchase)世界的なデザインコンサルティングファームfrog(フロッグ)のグローバル市場調査・分析部門であるGlobal Insightsのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター。
ノキアの主席科学研究員を経て現職。これまで日本、中国、アフガニスタン、ウガンダ、ブラジルなど世界50カ国以上でリサーチを行ってきた。彼の分析はニューヨーク・タイムズ、BBC、エコノミスト、ナショナル ジオグラフィック、WIRED、日経ビジネスなどで取り上げられた。
また、これまで米国のスタンフォード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)、英国の王立美術大学、インドの国立デザイン研究所などで教鞭をとってきた。2007年にTED登壇、2011年にはファスト・カンパニー誌の「ビジネス界で最もクリエイティブな100人」に選出された。2014年にデザインブランド「Studio D Radiodurans」を発足。
日本に10年間滞在した経験を持ち、現在は日本人の妻とアメリカに住んでいる。
http://janchipchase.com/
デジタルエージェンシーJESS3編集部のアソシエイト・クリエイティブ・ディレクター。スウィンドル誌の元編集長で、世界のストリートカルチャーやストリートアートに関する本の編集に携わってきた。非営利団体アート・アンド・リメンブランス役員でもある。
[訳者]
福田篤人(Atsuto Fukuda)
東京外国語大学大学院修士卒。10代を米国で過ごし、大学時代に中国語と通訳の技法を修得。卒業後から日中英の翻訳業務に勤しんでいる。2013年、『3分でわかるホーキング』(エクスナレッジ)にて出版翻訳デビュー。好きな分野は科学・技術。
「未来のイノベーションの手がかりを知りたい人も、ただ単に自分の周囲に広がる世界をより豊かに理解したい人も、本書の叡智を手に入れるべきだ」
--ティム・ブラウン(IDEO最高経営責任者、『デザイン思考が世界を変える』著者)
「この本はカテゴリーに縛られない。優れた小説を読むような醍醐味があるが、フィクションではなく事実であり、また世界中の文化のガイドブックとしてもデザインリサーチの入門書としても、深い洞察に満ちている。素晴らしい成功を収められる製品を作るには、将来の顧客を理解しなければならない――彼らと同じことをして、同じものを食べ、同じように通勤し、同じように髭を剃る(たとえ女性でも)、つまり彼らと同じ生活をするということだ。この本はいったい何と定義するべきだろう? 旅行の手引きか、教科書か、それとも商品づくりやマーケティング、生活のアイデアの宝庫だろうか? 答えは、”すべて”だ」
--ドン・ノーマン(ニールセン・ノーマン・グループ代表、『誰のためのデザイン?』著者)
「イノベーションの焦点はいかにしてテクノロジーを創造するかということから、いかにして新しい体験を創造するかということへ、飛躍的に推移しつつある。民族学的リサーチにおける彼のアプローチはまさに新たな体験に働きかけ、明日のイノベーションを創造する見識を切りひらくものだ。本書は彼がどのようにそれを得ているのか、その内なる道のりを案内してくれることだろう」
--ロブ・ソダーベリー(シスコ・システムズ上席副社長)