書籍情報
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【各界から絶賛の声! 】
大人は子どもとどう関わるべきか
最新科学で解き明かした一冊。
――中室牧子氏(『「学力」の経済学』著者)
アメリカ最新教育理論。
「やり抜く力」「自制心」「好奇心」「誠実さ」
これこそ、われわれ日本人が再発見すべき能力だ!
――成毛眞氏(書評家・HONZ代表)
人生における「成功」とは何か?
好奇心に満ち、どんな困難にも負けず、
なによりも「幸せ」をつかむために、
子どもたちはどんな力を身につければいいのだろう?
神経科学、経済学、心理学……
最新科学から導き出された一つの「答え」とは――?
気鋭のジャーナリストが「人類の大きな謎」に迫る!
『ニューヨーク・タイムズ』『ハフィントン・ポスト』『ウォール・ストリート・ジャーナル』
各紙誌が絶賛の全米ベストセラー、待望の邦訳!
◆第一章 失敗する子、しない子
暴力がはびこる高校 / 貧困に悩む医師 / ACEの研究 / 駆けつける消防車 / 「死ぬほど怖い」 / ストレスは脳にどう影響するか / 貧困と実行機能 / 手に負えない少年 / なぜ母ラットはなめるのか / 愛着 / ミネソタの研究 / よりよい愛着関係への支援 / マケイラを訪ねる / スティーヴ・ゲイツ / キーサ・ジョーンズ
◆第二章 何が気質を育てるのか
「いままでで最高のクラス」 / 楽観主義を身につける / エリートの卵が通うリバーデール / 性格の強み / 自制心と意志力 / 動機づけ(モチベーション) / 読替えスピード・テストで測れる能力とは / 勤勉性 / 自制心のマイナス面 / やり抜く力(グリット) / 気質をどう測定するか / 裕福であること / 規律 / よい習慣を身につける / 能力に影響するアイデンティティとは / 性格の通知表 / 山を登りきる
◆第三章 考える力
セバスチャンの大失敗 / IQとチェスの強さは関係するか / チェス熱 / 計算された冷淡さ / プロ級の少年たち / マーシャル・チェスクラブ / チャンピオンになることを「選ぶ」 / フロー状態 / 楽観と悲観 / 勝負を決める日曜日 / 勉強に苦しむチェスの「天才」
◆第四章 成功への道
大学が抱える難題 / 卒業に必要な能力とは / 三十人にひとり / 一本の電話 / ACEテック / テストのスコアをどう見るか / ケウォーナの野心 / ギャップを埋める /
◆第五章 わたしたちに何ができるのか
中退という選択 / 望ましい親の役割とは / 「貧困問題」の行方 / どこを改革するべきか / 成功に満ちた未来へ
[著者]
ポール・タフ(Paul Tough)
『ハーパーズ・マガジン』『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』編集者・記者を経て、フリーのジャーナリスト。子どもの貧困と教育政策を専門に多数の執筆・講演活動を行う。
[訳者]
高山真由美(Mayumi Takayama)
東京生まれ。翻訳者。共訳書にヨリス・ライエンダイク『こうして世界は誤解する』(英治出版)、訳書にアッティカ・ロック『黒き水のうねり』(早川書房)、ジェラルディン・ブルックス『マーチ家の父』(武田ランダムハウスジャパン)など。
「やり抜く力」「自制心」「好奇心」「誠実さ」
これこそ、われわれ日本人が再発見すべき能力だ!
――成毛眞(書評家・HONZ代表)