書籍情報

『世界一大きな問題のシンプルな解き方  』

世界一大きな問題のシンプルな解き方

私が貧困解決の現場で学んだこと

Out of Poverty: What Works When Traditional Approaches Fail

著者 ポール・ポラック
訳者 東方雅美
序文 遠藤謙
解説 槌屋詩野
A5判変型 並製 336ページ 本体2,200円+税 2011年6月発行
ISBN10: 4-86276-106-2 ISBN13: 978-4-86276-106-4
ジャンル ソーシャルイノベーション, 実用
キーワード 貧困, BOP, 社会起業家, デザイン, イノベーション
アマゾンで購入 英治出版オンラインストアで購入

15カ国、2000万人の貧困脱却を可能にした単純かつ大胆な解決策とは――?

「残りの90%の人たちのためのデザイン」を提唱し、スタンフォード大学やMIT(マサチューセッツ工科大学)など最先端の研究者から絶大な支持を集める社会起業家が贈る、本当に貧困を解決したい人たちへのメッセージ。

30年間にわたり現地の人びとと対話し続けて培ったデザイン・ノウハウの全てを大公開。
「世界を変える仕事」のリアルな姿が見えてくる!

【ポイント】
・貧困を解決するビジネスモデルをつくるときに考えるべき点を分かり易く説明
・実際に途上国の農家で行ってきた製品開発・市場開拓・マーケティングのプロセスを公開
・農業だけでなく、都市のスラムにおいても貧困解決に向けた独創的かつ現実的なアイデアを提案

複雑にとらえられがちな貧困問題を解決するために私たちが考えるべきことはたった1つ――収入向上に他ならない! 世界を変えるイノベーションを生み出すためには、机に座ってじっと悩んでも始まらない。現地に飛びこみ、現地の人たちの話を聞けば、自ずと答えは見えてくる!

日本語版への序文:遠藤謙(マサチューセッツ工科大学D-Lab講師)

序章:答えは単純で当たり前のこと

第1章:現実的な解を導く12のステップ

第2章:3つの誤解

第3章:すべては「もっと稼ぐこと」から

第4章:残りの九〇%の人たちのためのデザイン

第5章:新たな収入源を求めて

第6章:水問題を解決するイノベーション

第7章:一エーカー農家から世界が変わる

第8章:主役は貧しい人たち

第9章:スラムの可能性

第10章:貧困と地球

第11章:私たちには力がある

第12章:バハドゥ一家、ついに貧困から抜け出す

日本語版あとがき:

解説:槌屋詩野(日本総合研究所ヨーロッパ)

【著者】

ポール・ポラック(Paul Polak)

世界の貧困問題に現実的なソリューションを見出すべく、1981年に起業家2人とIDE(International Development Enterprises)を設立。「実践的なビジネス戦略を用いて、1日1ドルの貧しい人々の収入を増やす」というミッションのもと、小規模農家に焦点をあてた様々なプロジェクトを主導し、各国で劇的な成功をおさめている。

2003年にIDE開発のドリップ灌漑システムがScientific American「トップ50」に選出。2004年には著者がErnst & Young の「世界の起業家」を受賞した。その実績を評価され、2006年にビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団から1400万ドルの助成金を獲得し、今日に至るまで事業を拡大し続けている。

また、多国籍企業の製品開発を支援する「D-rev:残りの90%の人たちのためのデザイン」の立ち上げや、MIT(マサチューセッツ工科大学)にある最先端のデザイン研究プログラム「D-lab」の設立にも携わり、企業や研究機関とのパートナーシップを通じて多方面からの貧困解決を支援している。


【訳者】

東方雅美(とうほう・まさみ)

慶應義塾大学法学部卒。バブソン大学経営大学院修士課程修了。雑誌記者として出版社に勤務した後、経営大学院の出版部門にて、経済・経営書の企画・制作に携わる。現在はフリーランスとして、翻訳、編集、執筆を行う。翻訳書に『いつか、すべての子供たちに』、『ワールドインク』(以上、英治出版)、『論理思考力トレーニング法』(中央経済社)、共訳書に『リーダーを育てる会社・つぶす会社』、『石油 最後の1 バレル』、『グラミンフォンという奇跡』(以上、英治出版)、共著書に『MBA クリティカルシンキング』(ダイヤモンド社)などがある。


【序文】

遠藤謙(えんどう・けん)

マサチューセッツ工科大学D-Lab 講師、およびマサチューセッツ工科大学メディアラボにて博士候補生。研究室ではロボット技術を用いた最新の義足技術の研究に携わる。 その一方で、途上国開発と現地のニーズに適した技術、適正技術の開発を行っているD-Lab にて講師を務め、インドのNPO、Bhagwan Mahaveer Viklang Sahayata Samiti(BMVSS)と協力して途上国向けの義肢装具技術の開発や普及に努める。


【解説】

槌屋詩野(つちや・しの)

株式会社日本総合研究所ヨーロッパ・新興国市場&社会的投資リサーチャー。国際協力NGO 勤務後、株式会社日本総合研究所、創発戦略センター入社。 PFI/PPPのプロジェクトファイナンス、途上国における環境投資、 CSR/SRI アナリストを経て、2008 年より本格的にBOP(Base of the Pyramid)市場、新興国での事業開発を行う。 2009 年より現職(在ロンドン)。現在、低所得層を対象としたソーシャル・ビジネスの事業開発とそこから引き起こされるイノベーション・プロセスについて研究を進めている。『国際開発ジャーナル』2009 年5 月号から2011 年5 月までの連載がある他、監訳書に『 世界を変えるデザインーものづくりには夢がある』(シンシア・スミス編、英治出版、2009 年)がある。

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