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Book

自分の「声」で書く技術――自己検閲をはずし、響く言葉を仲間と見つける

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コミュニケーション

定価 2640円(税込)
頁数 288頁
判型・製本 A5判 並製
発売日 2024/02/18
ISBN 9784862763310
発行 英治出版

内容紹介

書く喜びを取り戻そう。

いい言葉が見つかるか不安、欠点ばかりが目につく、評価が怖くて手が止まる......
「書けない」感覚に徹底的に寄り添う! 読み継がれる不朽の実践書。


個人エクササイズ×グループ・セッションで、「恐れ」も「正解」も手放せるライティングの旅へ。
学生のレポート/ビジネスの企画書/趣味の日記/プロの小説や詩まで──

●フリーライティング:「自己検閲」がはずれ、次々と言葉が流れ出すエクササイズ
●グローイング:大量の脱線と混沌から、「重心」を見つけて言葉を育てる
●クッキング:要素どうしを化学反応させ、文章を豊かにする
●ティーチャーレス・ライティング・クラス:「改善案」ではなく「純粋な反応」を伝え合い、自分の言葉の響きを確かめる


目次
第1章 フリーライティングを練習しよう
第2章 ライティングのプロセス①──グローイング
第3章 ライティングのプロセス②──クッキング
第4章 言葉の響きを確かめよう──ティーチャーレス・ライティング・クラス
第5章 ティーチャーレス・ライティング・クラスをもっと理解する
補遺 ダウティング・ゲームとビリービング・ゲーム──知的な営みを分析する

目次

【目次】

監訳者まえがき
まえがき
序章(第2版に向けて)

第1章 フリーライティングを練習しよう
第2章 ライティングのプロセス①──グローイング
第3章 ライティングのプロセス②──クッキング
第4章 言葉の響きを確かめよう──ティーチャーレス・ライティング・クラス
第5章 ティーチャーレス・ライティング・クラスをもっと理解する
補遺 ダウティング・ゲームとビリービング・ゲーム──知的な営みを分析する

付録① 私のライティングに関する初期のメモ
付録② ティーチャーレス・ライティング・クラスの際に覚えておくべきこと
監訳者解説
本書の理解を深めるブックリスト
参考文献
原注

著者

【著者】
ピーター・エルボウ Peter Elbow
マサチューセッツ大学アマースト校英語名誉教授。今日の学際的な教育の先駆けであるフランコニア・カレッジとエバーグリーン州立大学の創設時の教員を務め、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校とマサチューセッツ大学アマースト校ではライティング・プログラムのディレクターとして10年以上勤務。「書くことの民主化」を掲げ、ライティングに関する著書や論文を数多く執筆している。フリーライティングの使用法を発展・拡大させ、広く教師やライターたちに普及させた。代表作に本書『Writing Without Teachers』や『Writing With Power』があり、小学校から大学まで、ライティング指導のあり方に大きな影響を与えた。

【監訳】
岩谷聡徳 Aki Iwaya
「異なる価値観の翻訳家」として、映像制作や居場所づくり、文化芸術コンサルティングや探究学習を国内外で展開する。早稲田大学文学研究科 現代文芸コース修了後、(公財)東京都歴史文化財団/アーツカウンシル東京のフェローや寺子屋運営を経て、社会課題への新たな向き合い方を芸術や対話を介して提案する「VS?collective」を立ち上げる。オルタナティブスペース(マイノリティ当事者がつくる居場所)やコレクティブ(多分野協働チーム)のリサーチ/ネットワーキングで培った知見を領域横断して活用する。

【翻訳】
月谷真紀 Maki Tsukitani
翻訳者。主な訳書に、デヴィッド・オーターほか『The Work of the Future──AI 時代の「よい仕事」を創る』(慶應義塾大学出版会)、ジョナサン・ゴットシャル『ストーリーが世界を滅ぼす──物語があなたの脳を操作する』(東洋経済新報社)、キース・ソーヤー『クリエイティブ・クラスルーム──「即興」と「計画」で深い学びを引き出す授業法』(英治出版)などがある。