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Book
なぜ僕たちは金融街の人びとを嫌うのか?

なぜ僕たちは金融街の人びとを嫌うのか?

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ヨリス・ライエンダイク(著), 関美和(訳)

価格 1,980円(税込)
頁数
判型・製本 四六判 並製
発売日 2017/03/13
ISBN 9784862762382
発行 英治出版

内容紹介

【糸井重里 × ヨリス・ライエンダイク 対談収録!】
ほぼ日刊イトイ新聞「ゼロからはじめるジャーナリズム」



「毎日、法に触れることを目にするよ」
「別にいいんだ。自分のカネじゃないし、ってね」

「最も影響力のある国際ジャーナリスト」が
ロンドンの金融街で働く200人以上にインタビュー。
一面的にしか語られてこなかった金融業界の
人間模様を描いた傑作ノンフィクション!


オランダで30万部のベストセラーを記録!
Financial Times、The Atantic、GQ、Telegraphが激賞し
オランダの市民が投票する「NS Public Book of the Year 2015」受賞、
イギリスThe Evening Standardの「Best Books of 2015」選出!

目次

イントロダクション
1 沈黙の壁の向こう側
2 金融の世界とリーマンショック
3 ネイティブになる
4 他人のカネ
5 解雇通告
6 自分がいちばん大事
7 霧の中の島
8 "否認"の終わり
9 怒り
10 宇宙の支配者
11 バブルな人生
12 破滅の預言はお断り
13 空っぽのコックピット

取材の方法論
日本語版特別収録 糸井重里×ヨリス・ライエンダイク ほぼ日刊イトイ新聞「ゼロからはじめるジャーナリズム」

著者

[著者]
ヨリス・ライエンダイク (Joris Luyendijk)
ジャーナリスト。アムステルダム大学およびカイロ大学でアラビア語と政治学を学んだ後、オランダの有力紙2社の中東特派員として1998~2003年の5年間をエジプト・レバノン・パレスチナに滞在。中東滞在期間に目の当たりにした国際メディアの構造的問題、独裁政権下での報道の困難さを著した『こうして世界は誤解する』(英治出版)はオランダで25万部のベストセラーとなり、2006年にはオランダで「最も影響力のある国際ジャーナリスト40人」のひとりに選出される。 2011年から2013年にかけて、英ガーディアン紙のオンライン版で「Banking Blog」を連載。ロンドンの金融街で働く人々の知られざる素顔に迫り、最大数千件のコメントが寄せられる人気コラムになった。その経験をもとに執筆した本書もオランダで30万部以上のベストセラーを記録。オランダの市民が投票する「NS Public Book of the Year 2015」を受賞し、英イブニング・スタンダード紙の「Best Books of 2015」に選ばれた。

[訳者]
関 美和(せき・みわ)
翻訳家。杏林大学准教授。慶應義塾大学文学部卒業。ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経てクレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を務める。主な翻訳書に、『アイデアの99%』(英治出版)、『ゼロ・トゥ・ワン』(NHK出版)、『TED TALKS』(日経BP社)など多数。