“お礼なんていらない。だって私も嬉しいんだもの。”

初めて観た。

 

猫の恩返し

 

~ネタバレ注意~

 

絵があんまりジブリっぽくなかったけど、

ストーリーはシンプルでよかったな~

 

猫の国の猫たち、

恩返しのつもりが御節介になったり自分たちのエゴになってたり、

人間界のあるあるを演じてくれてるよね。

それが主人公ハルを困らせて、

「猫なんて助けない方がよかったかも」なんて思うんだけど、

最後にはきちんと善意が報われる。

一回揺さぶるとことろがいいよね。

 

クライマックス、

王子の「何か恩返しができますか?」の問いに対するハルのセリフがいい。

 

 

 

お礼なんていらない。

だって私も嬉しいんだもの。

? ハル(猫の恩返し)

 

 

 

まず見返りを求める善意が綺麗じゃないと否定されて。

今度は見返りを求めない善意なんて難しいと否定されて。

理想的な善意の形なんて今でもよく分からないけど、

やって「自分も嬉しい」と思えることってとっても大事だと思う。

 

悪者役の猫王も、最後に「もう引退かな」とこぼす弱音に、

大臣が「ご一緒します。」って言うシーンもいいよね。

救われない悪者で終わらせない作者の思いやりを感じる。

この辺はアンパンマンのやなせ哲学にも通じるかな。

 

 

 

子ども達に見て欲しい映画だな~と思う。

再来週のラピュタも楽しみ!

ラピュタのモチーフになった遺跡に行ってきたばかりだからね。

その遺跡に行ったご報告も近々書きます。

 

帰国しました。

昨日の昼、カンボジアから無事帰国。

軽く熱中症にかかったり、お腹下したりはしたけど、

大きな事故はなく。

 

今回の渡航はだいぶ悩みながらも最初の直感に従って決めた。

でも、「行く」と決めて本当によかったと思ってる。

 

本当に良い学びっていうのは、

その後に学びたいことが見えてくるもので、

今そんな感じ。

勉強したいことで満ち溢れてる。

 

今回の旅で感じたことは、

少しずつブログに綴っていく。

専用のカテゴリーを設けたので、

こちらから見ていただけると↓

 

カンボジアに映画を届けてきた
(2013.7.9~16)

http://eijipress.co.jp/chicken/?cat=16

 

 

 

これからできれば半年に1度はカンボジアに行きたいな~と思ってる。

3回訪問してるけど、今回の旅が一番カンボジアを好きになれた。

現地でのご縁もたくさんできたので、

今から次の渡航が楽しみでしょうがない!

 

それまでに、日本でやれることをエンジンの回転数上げて取り組んでいきたい。

ぜひ今後とも、CATiCの応援をよろしくお願いいたします。

 

カンボジアに映画館をつくろう!
CATiC:Create A Theater in Cambodia

https://www.facebook.com/t.cambodia

もうすぐ「500いいね!」

 

カンボジアに映画を届けてきた:3日目 ~アンコール遺跡群~

7月11日。

 

この日は人生3度目のアンコール遺跡群へ。

 

例のごとくトゥクトゥクで

 

今回の旅で滞在していたイキイキゲストハウスからは、

10:00~17:30頃までアンコール遺跡群の中を乗り回しで、

2人で12ドルでオッケーだった。

ちなみに、遺跡内に入るチケットは1日で20ドル。

 

15分も走るとすぐに遺跡群に着く。

あいつの姿が見えてくる・・・

 

あの形は・・・!

 

ドライバーさんの計らいで、アンコール・ワットは最後に行くことに。

まずはアンコール・トムへ。

 

 

 

アンコール・トム

 

アンコール・トムの入り口の門

 

門の中に入ると、いくつかの遺跡が散らばっている。

まずは、アンコール・トム中央にある一番有名な遺跡、

「バイヨン」へ。

 

バイヨン

 

「THE・遺跡!」と言わんばかりの風格。

中へ入っていく・・・

 

とても細かい壁の彫刻

 

迫力ある内部

 

吹き抜けの天井

 

続いて同じくアンコール・トム内にある遺跡へ。

名前を確認し忘れてしまったが、

地図を見る限り、恐らく「バプーオン」。

 

橋の先にあるのがバプーオン

 

これを登ってゆく・・・

 

通路

 

2階からの景色

 

3階への階段・・・怖い!

 

最上階の祭壇(?)

 

・・・が、立ち入り禁止だった(泣)

諦めて反対側から下ろうとすると、そこには・・・

 

謎の笛吹き

 

笛吹きが!

静かな木々に囲まれた遺跡の上で素晴らしい音色を響かせる・・・

かっこよすぎだろ。

話を聞くと、日本とオーストリアのハーフで、日本語ペラペラだった。

 

3階からの景色

 

アンコール・トムの散策はここまで。

一度トゥクトゥクへ向かう。

 

遺跡内ののほほん風景

 

眠るサルの親子

 

と思ったが、お腹がすいたので近くのお店へ。

 

昼からバイヨンビール

 

眠る猫の親子

 

・・・と、少年

 

そっちに何があるの?

 

お腹を満たし、トゥクトゥクに乗って向かうは・・・

 

 

 

タ・プローム

 

実はアンコール・ワットより好きな遺跡。

ここはハンパじゃないんで、写真お楽しみに。

 

入り口で、才能に出会う

 

ここから自然の力を思い知る

 

遺跡を喰らう木

 

神秘的な回廊

 

どうやってここに生えたのだろう・・・

 

突然のスコールに、20分ほど遺跡内で雨宿り

 

雨が降り出すと、

遺跡内でさっきまでポストカードを売っていた子達が、

商品を雨ガッパへと変更。

この商売根性はすごい・・・

 

根?幹?網の目がすごい

 

そして、出口に待ち構えているのが・・・

 

あまりにも圧倒的な光景・・・

 

横から

 

タ・プロームには毎回圧倒される。

アンコール・ワットだけではなく、ぜひ立ち寄って欲しい。

 

タ・プロームを後にし、最後に向かうはいよいよ・・・

 

 

 

アンコール・ワット

 

入り口

 

この門の先に・・・

 

門の先に、何かが見える!

 

太陽が照らす下には・・・

 

アンコール・ワット

 

これがあの有名なアンコール・ワット。

中へ潜入する。

 

どの壁にも細かい彫刻が

 

3度目のアンコール・ワットだったが、

この日は初めての光景が!

 

最上階へ上る階段

 

5年前と4年前に来たときは立ち入り禁止だったゾーンが、

この日は開かれていた!!!

かなり急な階段で怖かったが、これは行くしかない。

雲行きが怪しいから、スコールが来る前に・・・

 

てっぺんがこんな近くに!

 

拡大

 

最上階から、アンコール・ワットに続く道を眺める

 

 

 

3度目のアンコール遺跡群散策となったが、

今回がこれまでで一番じっくり見れた。

7時間はかけたかな・・・

 

皆さんもぜひ人生に一度は。

 

 

 

帰り道にお土産屋「アンコール・クッキー」に立寄り、

隣の店でシェイクを飲んでから一度宿へ。

 

夜は、音楽家の彩さんとディナーへ。

・・・の前に、

前日上映会をした一二三日本語教室に忘れ物を取りに(笑)

 

何度見てもワクワクする造り・・・

 

ディナーはナイトマーケットで。

 

ナイトマーケット

 

シェムリアップで一番古いナイトマーケット

 

カンボジアで鍋

 

日本ですき焼きは、後から卵に肉をつけるが、

カンボジアでは先に卵につけてからドボン。

美味しかった~

 

彩さんからは、カンボジアに移住するまでのお話など、

とても刺激的なお話を聞けた。

前の記事でも紹介したけど、こちらが彩さんのインタビュー記事↓

 

NADESHIKO VOICE

http://www.nadeshiko-voice.com/interview/aya-urada/

 

カンボジアに来る方にはぜひ会って欲しい!

 

 

 

宿に着くと、すっかりなついてくれた犬が「なでて~」のポーズ。

 

「なでて~」のポーズ

 

仰向けになってお腹を差し出してくる・・・

しばらくなでてこっそり離れると、

走って追いかけてきた後、僕の足に体をすりすりして、

またこのポーズ・・・

かわいい(笑)

 

 

 

翌日は、ついに電気のない学校(ハチドリスクール)での上映。

発電機を使っての上映、うまくいくのだろうか・・・

 

カンボジアに映画を届けてきた:2日目? ~一二三日本語教室~

カンボジアに映画を届けてきた:2日目? ~コミュニティーファクトリー~より

 

コミュニティーファクトリーからの帰り道。

トゥクトゥクでCATiCへの想いを語る代表・さおりさん。

 

必殺「マジカルシンキング」が使える類い稀なリーダー

 

「風立ちぬ」inカンボジアを実行するもう一人の立ち上げ人・コースケさん。

 

CATiCが誇るスーパー参謀

 

都市部に戻ってくると、突然の道路封鎖。

犯人は学生たち・・・

 

突如道路を封鎖する学生たち

 

何をしたいのかと思ったら、

小さい子ども達が道路を安全に渡るための一時的な道路封鎖だった。

交通安全活動。

素敵な取り組みだと思う。

 

宿に戻らず、そのままオールドマーケットへ。

お会いしたのは、かものはしプロジェクト共同代表&カンボジア駐在員の青木さん。

お忙しい中お時間割いて、CATiCメンバーとランチをしてくださることに。

10年以上カンボジアの地で奮闘し、

実際に被害数を減らす実績を出し、

日本のNPO界を引っ張るかものはしの青木さんから、

たくさん学ばせていただいた。

コミュニティファクトリーで行っているワーカーのライフスキル教育の一環で、

映画上映のような情操教育もありだと思うというポジティブなコメントもいただけて、

とても嬉しかった。

 

青木さん、お忙しい中本当にありがとうございました!

 

 

 

宿に着いて少し休んだあと、

15時からは打ち合わせ。

今回の上映会でキーパーソンとなる方と合流。

 

浦田彩さんと合流

 

浦田彩さん。

 

ピアニストで、2006年からシェムリアップに移住。

音楽団体Miloを結成し、バンド活動だけではなく、

情操教育の少ない カンボジアでの音楽教育活動を行う。

 

23歳でカンボジア移住を決めた彩さんはどんな人か。

ぜひこちらの記事を読んで欲しい↓

 

NADESHIKO VOICE
http://www.nadeshiko-voice.com/interview/aya-urada/

 

行動力と音楽への想いに心打たれた。

こんなに素晴らしい方がCATiCの活動にご賛同くださり、

「ハルのふえ」上映終了後のワークショップで実際に演奏を行ってくださることに。

 

この日から、彩さんはCATiC代表に対する数々の名言を生み出すことに(笑)

 

そして、この写真もう一度見て欲しい。

 

 

彩さんの右隣にいる青年・・・

見覚えがないだろうか。

 

そう、コミュニティーファクトリーを案内してくれた、

かものはし現地インターンのまさくん!

なんと、この日を含め3回の上映会で、

お手伝いをしてくれることに。

ご縁に感謝・・・

 

 

 

ゲストハウスでの打ち合わせやリハを終え、

いよいよこの旅最初の上映地「一二三日本語教室」へ。

 

トゥクトゥクが辿り着いた先に見えた建物。

 

 

 

 

・・・

 

 

 

・・・!!??

 

この少年心をくすぐる造りはなに・・・!?

建物の中もすごい!

 

ダンジョン!

 

門番

 

冒険心がかきたてられながら、さっそく上映準備へ。

機材設定班が準備を進める中、

僕はインタビュー班として子ども達への取材を撮影。

さすが日本語学校で、どの子も日本語での質問に華麗に答えてくれた。

 

インタビューをしていると、教室に先生と生徒さんが集まってきた。

 

生徒を前に語り出す鬼一二三学校長

 

ホワイトボードには「第七回日本語ガイド短期集中講座修了式」の文字が。

修了生から、次回この講座を取ろうか考えている学生さんに、

学びの成果を披露するプレゼンテーションが。

 

日本語でプレゼンを始める修了生

 

ガルーダの物語、地雷の話、カンボジアの伝統療法・・・

様々なトピックを修了生たちは各々日本語で発表した。

本当にガイドさんみたいな説明だった!

 

 

 

そうこうしているうちに、上映準備が整った。

 

まずは、子ども達の演奏によるハッピーバースデーが流れる。

サプライズで祝われたのは・・・

 

バースデーケーキも!

 

一二三先生!

彩さんの演奏によるお祝いソングがもう一曲流れ、

いよいよクメール語吹き替え版の「ハルのふえ」上映会が始まった・・・

 

 

 

 

 

 

時に大声で笑い、時に真剣に見入り・・・

主人公のパルが笛を吹くシーンでは、

こんな一コマも。

 

空き缶を笛にして吹く少年

 

普段自分が映画を観る時は、当然画面に食い入ってるわけで。

だけど、初めて映画を観る子ども達の表情を見つめてみて、

心と目の奥が熱くなる瞬間が何度もあった。

 

 

この写真の子はサンデーちゃん。

この子のストーリーはまた後日詳しく綴るけど、

上映後にくれた感想が本当に嬉しかった。

 

 

 

上映終了後、子ども達に再びインタビューをし、

その後は宴会へ突入。

 

 

手料理をいただきながら、みんなで自己紹介。

日本語学校だけあって、生徒それぞれに日本語のあだ名がつけられていた。

このあだ名が秀逸過ぎる(笑)

 

「ひでよし」

「オカマ」

 

「ゴミてんぷらやきそば」

 

最後、さっき紹介したサンデーちゃんのあだ名・・・(笑)

みんな大爆笑。

 

笑顔がはじけた後は、

リクエストにお応えしてハルのふえ日本語バーションを上映。

この日二度目の上映なのに、食い入るように見てくれた。

そして、日本語でも充分に内容を理解しているという・・・

 

上映が終り、一二三先生のバースデーケーキが出てくると、

なんとそのクリームを顔に塗り合う戦が勃発・・・

これ、カンボジア人はみんなやるそう。

当然、僕も餌食に・・・

やり返してやったけどね(笑)

 

そんな楽しい時間が終わって、

一二三先生が語り出した。

 

 

生徒一人ひとりを、

「この子は日本語スピーチコンテストで優勝して・・・」

「この子は一を教えたら十を覚える子で・・・」

「この子は学び始めてまだ1週間なのに意欲があって・・・」

我が子を自慢するように語ってくださった。

 

一人ひとりの良いところを本当によく見ていて、

教師としての理想の姿を見た気がした。

そんな一二三先生は、生徒からの信頼も絶大。

生徒と先生がお互い愛し合っているのが強く伝わってきた。

 

そんな一二三先生の記事はこちら↓

 

NADESHIKO VOICE

http://birdy.sakura.ne.jp/nv_hp/interview/hihumi-oni/

 

彩さんと言い、海外で自分で何かを運営している人って、

どうしてこんなにも魅力的な人が多いのだろう・・・

 

 

 

感動的で、楽しかった夜が終わった。

 

楽しかったとはいえ、やはり疲れるわけで、

宿に到着すると、こんな感じ。

 

倒れ臥す、さおりさんとコースケさん・・・

 

お疲れさまです・・・(笑)

 

最初の上映会が終わり、

残り3カ所での上映会も必ず成功させようと、

カンボジアの夜に誓った。

 

カンボジアに映画を届けてきた:2日目? ~コミュニティファクトリー~

7月10日。

 

 

こんな一日の始まり方もいい。

AM6:30のこと。

こんな早朝から、ゲストハウスの向かいの小学校は騒がしかった。

 

ゲストハウス向かいの小学校

 

7時前からけんけん鬼ごっこをする元気さ!

混ざりたかった・・・(笑)

 

朝食を済ませ、トゥクトゥクに乗り込む。

 

風が気持ちいいトゥクトゥク

 

カンボジアらしいこんな光景も。

 

何人乗ってるでしょう?

 

だんだんと農村の風景になってゆく。

 

穏やかな農村風景

 

シェムリアップ市内からトゥクトゥクで1時間ほど。

向かった先は・・・

 

コミュニティファクトリー

 

NPO法人かものはしプロジェクトさんの工場。

かものはしは、カンボジアの児童買春問題の撲滅を目指し、

10年以上活動を続けている日本を代表するNPO。

出稼ぎの話で騙されて都市部に女性が売られないために、

ハンドメイドのお土産商品を生産する工場を2008年に設立。

現在、130名以上の女性を雇用している。

 

前回の訪問から4年ぶり。

ご縁あって、今回も訪問させていただくことに。

ご案内してくださるのは・・・

 

田中將介くん

 

現地でインターンをしている田中將介(まさ)くん。

なんと、6月7日の僕の講演会に来てくれてからのご縁!

この日のすぐ後から現地入りすることを聞き、

「カンボジアで再会とかできたら嬉しいですね~」

なんて言っていたら、本当に叶った!

 

 

 

4年ぶりのコミュニティファクトリーは進化していた。

 

工場に隣接する新しいオフィスを建設中だったり

 

ライフスキル教育の一環で識字教室を開設したり

 

まさくんの、現地入り一ケ月とは思えない素晴らしい案内が始まった・・・

 

 

 

行程?:イグサ選別

 

コミュニティファクトリーの製品の多くはイグサ製。

まずは、色・太さ・ささくれなどの観点からイグサを選別。

 

すでに染色されてあるものも置いてあった

 

行程?:染色

 

選別された使えるイグサを染色する。

 

この釜で染色(今日はやっていなかった)

 

色によって、数分つけるものから、15秒ほどで引き上げるものもあるそう。

染色したイグサは、こちらで干す。

 

干すところ(雨期なので今日はなし)

 

 

 

~休憩~

 

休憩時間には、子連れのワーカーのこんな一コマも。

 

水浴びタイム

 

「何見とんじゃ、ワレェ~!」

 

~休憩終り~

 

 

 

行程?:織る

 

染色されたイグサを織っていく。

 

イグサを織る女性

 

僕らも織る体験をさせていただいた。

 

代表、イグサ織りに挑戦

 

これがなかなか難しい!

ワーカーの女性達がいかに修錬されているかが肌で分かった。

 

行程?:整える

 

織られたイグサを切って形を整える。

 

製品の形に整える

 

行程?:検品

 

製品出荷前の最後のチェック。

この行程はベテランワーカーが担うそう。

 

出荷前最後のチェック

 

行程?:販売

 

こうしてできあがった製品をお土産商品として販売する。

 

ファクトリーに併設されたショップ

 

シェムリアップのオールドマーケットにも、

かものはしショップを構えている。

 

皆さんも訪問できます

 

このコミュニティファクトリー、

誰でも見学できるようになっている。

 

http://www.kamonohashi-project.net/activity/factory/cfvisit/

 

カンボジアに行く際は、立ち寄ることを強くおすすめします。

 

 

・・・

 

 

 

この仕組みを異国の地で一から立ち上げてきたことを想う。

どれだけ大変だっただろう。

 

僕が初めてカンボジアに来たのが2008年3月。

かものはしプロジェクトのスタディーツアーへの参加だった。

2008年はちょうどコミュニティファクトリー事業が始まった年。

あれから5年間の歩みをこの目で見れて本当によかった。

 

オールドマーケットのショップ店員を務めるレイさんは、

元々ファクトリーのワーカーだった。

この昇進ストーリーはファクトリーのモデルケースだそう。

http://www.kamonohashi-project.net/letter/2013/07/post_386.html

同じように羽ばたいていく女性達がこれからも出てくるのだと思う。

ファクトリーでインタビューさせてもらったある女性は、こう言った。

 

 

 

「将来はかものはしのスタッフになりたい」

 

カンボジアに映画を届けてきた:1日目 ~カンボジアの夜風~

前日にフライトスケジュールの変更通知。

成田に着いてからも飛行機の遅れ。

 

幸先の悪いスタートだった・・・

が、無事日本を発つことができた。

 

成田空港

 

3年ぶりに空の上に行ったわけだけど、

高所恐怖症の僕にも、空は綺麗だった。

 

 

今回は上海経由だった。

どこかで聞いたことがある・・・

 

生前に良い行いをしたものは、天国に行く。

悪い行いをしたものは、地獄へ行く。

そして、中くらいの行いをしたものは、

中国へ行く・・・

 

ということで、中くらいの僕は中国入り。

 

上海の空港

 

夕空を背景に、いよいよカンボジアへ。

 

夕日を背に、カンボジアへ

 

飛行機のお供は、『宮本武蔵(著:吉川英治)』。

着陸体勢に入ると、闇の中にシェムリアップが浮かび上がった。

上海に比べると、光は少ない。

だけどなんだか落ち着く。

 

飛行機を降りる。

「海外来た!」という感覚は、意外にもなかった。

慣れちゃったのかな・・・

 

シェムリアップの空港

 

トゥクトゥクに乗って、

今回の宿「イキイキゲストハウス」へ向かう。

 

トゥクトゥク・インザナイト

 

日本よりやや涼しめのカンボジアの夜。

 

穏やかな運転手さん。

トゥクトゥクに乗りながら浴びる夜風。

カンボジアのにおい。

 

・・・もう、帰りたくない(笑)

 

ここ最近ずっと忘れていて、

そしてすごく求めていた気持ちに出会った気がした。

 

穏やかな心。

トゥクトゥクの上で、すごく安らいでいた。

 

・・・

 

カンボジア時間22:30、

イキイキゲストハウスに到着。

CATiCメンバーの皆様と合流。

 

ゲストハウスのオーナー・サムナンさんは、

今回の小学校での映画上映会で通訳も務めてくださる。

さっそく明日からの上映会の打ち合わせ。

 

手前の上裸の方がサムナンさん

 

日本語ペラッペラでびっくり。

10代の頃から近くのお寺で英語と日本を学んでいたが、

兄弟の学費のために長男の自分は学校を退学。

仕事でお金を貯めている中、

日本の旅人が建てた「イキイキスクール」に共感。

同名のゲストハウスを創り、経営することになったそう。

 

とても心の豊かな方。

皆様、シェムリアップに泊まる際はぜひ。

 

明日からの上映する「ハルのふえ」は、

全セリフ、クメール語吹き替え。

クオリティ高い・・・

サムナンさんにも観てもらうことに。

 

ハルのふえに食い入るサムナンさん

 

昔から「ラピュタ」や「ドラえもん」を観ていたそう。

「これは大人でも楽しい」と大好評だった。

明日から子ども達に観せるのが本当に楽しみ。

 

・・・

 

最終打ち合わせを終えて、

明日に備えてそろそろ寝ることにしようか。

ゲストハウスにいるこのワンちゃんのように。

 

 

あっ、その前に・・・

 

アンコールビール

 

これがなきゃ始まらない!!!

 

 

 

明日は午前中にかものはしプロジェクトさん訪問、

夜から一二三日本語教室で上映会。

今回のツアー一発目の上映会。

必ず成功させる。

 

おやすみzzz

カンボジア行ってきます。

明日からカンボジアに行ってきます。

このブログでも何度か紹介しているこちらの団体↓

 

CATiC(Create A Theater in Cambodia)

 

一ケ月半くらい前に出会ったばかり。

映画に特別関心があったわけでもない。

なんだけど、不思議と活動にコミットするようになっていった。

(「カンボジア」というキーワードはマッチしていたけど)

 

7月に4つの小学校で上映会を行うツアーがあると耳にした時、

直感的に「行きたい」と感じていた。

とはいえ、色々事情もあったので、迷っていた。

 

なんだけど、ここ2ケ月くらいは、

自分の直感に身をあずけることが増えていて、

結局今回もその直感を信じることにした。

 

去年の上映会にて、映画を観る子ども達

 

アンパンマンの作者・やなせたかしさんの作品、

『ハルのふえ』。

子ども達はどんな表情で観るんだろう。

 

映画が何をもたらすのか、

正直僕にはまだ分かっていないけど、

だからこそ、確かめに行きたいと思う。

 

従った直感の正しさとか、

活動にひかれた理由とか、

そういうのは後からゆっくり考えてみようと思う。

(↑僕にしてはこの“後出し”は珍しい)

今はとにかく、ひかれた心のままに動いてみる。

 

 

 

3度目、4年ぶりのカンボジア。

海外自体も3年前のアフリカ以来。

ちょっと緊張・・・

 

滞在記はできるだけ毎日このブログで綴るようにします。

 

今日はよく寝れますように・・・

(高所恐怖症だから明日飛行機怖い・・・)

 

アンパンマンから学んだこと。

「やなせたかしさん」をご存知だろうか。

 

 

あの「アンパンマン」の作者。

今朝、テレビ番組でやなせさんのインタビューが流れていた。

先日この投稿↓を読んで、やなせ哲学に感動していたところだった。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=574791792570872&set=a.525547124162006.1073741826.525545410828844&type=1&theater

インタビューの内容を、少し紹介したいと思う。

 

 

 

やなせさんは、「ヒーローが怪獣をやっつける」という構図が嫌いだったそう。

怪獣側にも正義はあるわけで、

むしろ人間に自然を破壊されたり、

人間側に非があることもある。

 

そんな中で、やなせさんが考えた「正義」とは何だったのか。

 

その答えは、戦争体験の中で野草を食べながら耐えしのいだ経験の中にあった。

 

ひもじい人を助けること

 

困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は

立場が変わっても国が違っても

「正しいこと」には変わりません

絶対的な正義なのです

 

そんな正義の姿を、顔がぬれるだけで力が出なくなってしまう弱いヒーローに、

自らの体の一部をひもじいに人に差し出せる力を与えて示した。

 

 

 

 

飢餓の問題に挑む活動をしてきた身として、

この理念には賛同するところが大きい。

だけど、一つ疑問が残った。

それが、

 

バイキンマン

 

彼の存在だった。

「ヒーロー対怪獣」の構図を嫌うやなせさんが、

バイキンマンとの対決を描いたのはなぜか?

話の内容が引き締まるから?

 

そこにも、彼の哲学がこもっていた。

曰く、

 

菌は昔から人間にとっての敵となることが多かった。

しかし、世界から完全に菌がなくなってしまってもいけない。

菌と人間の共存のバランスこそが必要なのです。

 

 

 

 

「献身と愛」こそ逆転しない正義であること。

「弱さ」があっても誰かの役に立てること。

「根絶すべき敵」を作らないこと。

 

やなせさんがアンパンマンを通して子ども達に伝えたかったことじゃないだろうか。

 

 

 

このタイミングでやなせ哲学に出会えてよかった。

3日後から、カンボジアの学校に映画を届ける活動が始まる。

 

カンボジアに映画館をつくろう!
CATiC(Create A Theater in Cambodia)

 

届ける映画は『ハルのふえ』、

原作者はやなせたかしさん。

 

やなせさんからいただいたメッセージ

 

この方に応援いただいていると思うと、気合いが入った。

しっかり届けてくる。

 

漂白の思ひ・・・

昔から空気には敏感で。

「小学校の運動会の朝の空気だ」とか、

「サッカー部で一人自主練して帰るあの日の空気だ」とか、

ふっと特定の想い出を空気で思い出すことが多い。

 

 

 

夏の空気になった。

 

まだ1ケ月半も先だけど、

2年前のチャリ旅の想い出が蘇ってきている。

風呂上がりに夜風を浴びていたら、猛烈に。

 

死ぬほどこいで疲れ果てた時に見る夕日や夕焼けには、

本当に命が洗われるようだった。

 

 

 

 

だけど、日が沈むと心細いもので。

まだ宿まで距離がある中で沈み行く夕日を見てると、

あ~待ってくれ~って感じで素直に寂しくなって。

 

それでも頑張って宿に着いて、

シャワー浴びてついでにビールも飲んで生き返る・・・

 

毎日自分に「よくやった!」って言える日々だった。

 

 

 

そんな日々が、今猛烈に恋しい。

 

そぞろ神の物につきて心を狂はせ

道祖神の招きにあひて取るもの手につかず・・・

? 奥の細道 ~漂白の思ひ~

 

旅したい・・・

実は3日後には1週間ほど日本を出るのだけど。

チャリ旅をもう一回したい。

自分自身の力で進んでゆくあの感覚と、

人々の思いやりとの出会いと、

心を豊かにしてくれる自然と・・・

 

 

 

旅したい あ~旅したい 旅したい

 

 

・・・という何の役にもたたない記事でした。

 

あぁ~~~

 

人生は学習の道でして。 ~最近の学習テーマ?:ファンドレイジング~

人生は学習の道

 

僕が心底尊敬している元世界銀行副総裁・西水美恵子さんが常々仰っていること。

何事からも糧を得ようと意識する中でも、

時期によって重点学習テーマを決めておくのは悪くない。

 

ということで、僕の最近の重点学習テーマについて書いてみようと思う。

この記事では1つ目の学習テーマ「ファンドレイジング」について。

 

 

 

ファンドレイジング

 

~背景~

「食」の問題を扱うNPO(TABLE FOR TWO)の活動に従事してきたけど、

実は「食」にテーマを特化している人間ではない。

国際強力に関心を持ち始めたきっかけは「少年兵問題」だったし、

在学中の研究テーマは「難民問題」、

「環境問題」にも「貧困問題」にも関心がある。

最近では「ペット殺処分問題」にもアプローチを始めている。

 

一言で言うと、「テーマを絞れていない」人。

 

そんな中でなぜ僕が「食」を扱うTABLE FOR TWO(TFT)に没頭したのか。

それは、この活動が様々な問題解決に寄与する「人」を生み出す活動だと感じたからだと思う。

 

TFTヘルシーメニューを食べるだけでアフリカに給食を届けられる。

社食や学食で取り組める、多くの人にとって「いま、ここ」でできる活動。

 

この画期的な仕組みによって、

「自分にもできることがあったんだ」

そう気づく人がどんどん増えていく。

そして彼らは、TFTをきっかけに、

後々自分のいる場所や本当の関心分野においても、

社会に役立つ「良いこと」を起こすようになっていく。

その分野が違えば違うほどいい。

「紛争」「環境」「貧困」・・・

たくさんの分野で、これまで発揮されていなかった力が発揮されるようになっていく。

そんな理想像が、分野を絞れていない僕には合っていた。

 

今でも、色んな社会問題に関心が散らばっている。

だから、

 

「社会問題の分野」を絞るんのではなく、

「スキルの専門分野」を絞ろう

 

そう考えた。

そのスキルの専門性によって、

色んな社会問題の分野を横断して応援できる人になろう。

 

そこで最初にピンときたのが「ファンドレイジング」という分野だった。

寄付金や助成金など、あらゆる方法で社会事業に必要な資金を集められる人。

 

ファンドレイジングに関心を持った理由は3つ。

 

 

 

?純粋に「面白い」と思った

 

NPOの活動は大きく分けて二つだと思う。

 

「お金を集めること」と「お金を使うこと」

 

僕がTFTで従事してきたことは前者。

「集まったお金でどんな事業を展開するか」ではなく、

「いかに変革を起こすための資金を集めるか」

 

もちろん活動を通じて「お金さえ集まればいい」とは思っていなかった。

一緒にやるメンバーがどれだけ良い顔できるかとか、

組織体制のこととか、

活動を通じて自分をどう成長させるかとか、

考えることは多かった。

 

だけど、

どうやってTFTの仕組みを広めて、

どうやって新しい仕掛けを生み出して、

どうやって持続的に定着させるか、

その先にある大きな目的は、

突き詰めて言えば「寄付金集め」だったと思う。

 

それが、楽しかった。

仕掛けが狙い通り、もしくは狙い以上にいくと、

ガッツポーズ。

具体的に数字で成果が見えるからやりがいもあった。

 

当たり前だけど、寄付金が集まらなければ「給食を届ける」というミッションは達成されないわけで。

※ヘルシーなTFTメニューを食べてもらうことで、先進国の過食や偏った食事を改善するのもTFTの大事なミッションの一つ。僕自身は「途上国に給食を届けること」の方により強い関心があったという話。)

 

お金だけで全てがなんとかなるわけじゃないけど、

お金があれば動かせることもある。

その意味を体感して、実体験の中で関心が強まった。

 

 

 

?ファンドレイジングの“過程”が問題解決に寄与する

 

基本的にはTFTメニューを食べてもらって寄付金を集めるわけだけど、

実は食べてもらうまで&後の過程において、

「世界には食の不均衡の問題がある」ということを認識してもらうこと、

そして「自分にもそこに寄与できることがある」と感じてもらうこと、

それがとても大事。

認識や意識に変化を起こせてこそ、

その人自身も小さなチェンジメーカーになって、

持続的に問題解決に寄与してくれるようになる。

一回きりの寄付ではなくて、今後も何かしらの寄与をしてもらうこと。

それが社会問題解消に向けてのエンジンを高めていく。

 

だからファンドレイジングにおいて、

寄付金集めの「結果」としてただお金が集まるだけではなく、

寄付金集めの「過程」自体が変化を起こしている。

 

ただの「お金集め部隊」ではなくて、

社会問題解消に向けて直接的に影響を与える分野であること。

それがファンドレイジングにひかれた2つ目の理由。

 

 

 

?優秀な人を集められる

 

ぶっちゃけ、僕がファンドレイジングに詳しくなくても、

ファンドレイジングが得意な人を集めることさえできれば、

何の問題もない。

それと一緒で、何かを起こそうとする時に、

 

「自分に足りない力は、持っている人に借りられる」

 

と認識している。

そんな中でも、

なぜファンドレイジングという専門性を身につけようとしているのか。

 

その「力を持つ人」を呼ぶためには、お金が必要なことが多いから。

それは汚い話ではなく、

専門性を持ってそれで生きていこうと思っている人に対して、

対価を支払うのは当たり前のこと。

ボランティアで参加してもらうこともできることはあるけど、

他の手段で収入を得ながら週に2日だけ力を貸してもらうのと、

その活動の中で収入を得ながら週5日コミットしてもらうのと、

どっちがいいかという話。

もちろん前者で間に合う場合もあるけど、

その人が本当に優秀な人であれば、

後者の方が組織のアウトプットの質が上がるのは間違いない。

その人だって、組織のビジョンにひかれていれば、

収入さえ得られればフルコミットしたいと考えているかもしれない。

 

となった時に、欲しい力を借りるためにお金はやはり大事な要素。

とても良い活動をしているのに、

お金がないがゆえに優秀な力を得られない。

得られないがゆえに、社会へのインパクトが弱くなってしまう。

これはもったいないと思う。

 

だからこそ、資金集めのお手伝いをすることで、

優秀な人材集めに寄与できると思っている。

優秀な人材が集まることで、活動の社会へのインパクトも大きくなる。

 

そのために、いくつもの「借りられる力」の中でも、

「力を借りるための力」としてのファンドレイジングに関心がある。

 

 

 

・・・

 

 

 

といったような理由で、

この「ファンドレイジング」という軸で、

社会問題の分野を横断して、

応援したいと思った人たち・団体を応援できる人になりたいと思ってる。

 

そのために今取り組んでいることは3つ。

 

 

 

?座学

 

読書やネットでの勉強。

直近で読んだ本はこちら↓

 

『ファンドレイジングが社会を変える
非営利の資金調達を成功させるための原則』
著:鵜尾雅隆、三一書房

 

『寄付白書2012』
編:日本ファンドレイジング協会 、経団連出版

 

オススメ本あれば教えてください。

ネットで言うと、最近読み始めたのはこちらのブログ↓

 

プログレス
~自分と社会を一歩前に進めるプロボノという生き方~

http://probono-ogawa.com

 

「プロボノ」とは、ブログから引用させていただけば、

 

職業上の専門的なスキル、知識、経験、人脈を活かして、自主的、自発的に無償で行う社会貢献活動全般、及びその活動をする人の事。

 

このブログの筆者である 小川宏さんはまさに「ファンドレイジング」という分野で、

多くのNPOでプロボノをされている方。

大先輩なので、思いっきり勉強させていただくつもり。

 

 

 

?資格

 

上記の寄付白書を出している「日本ファンドレイジング協会」が、

『認定ファンドレイザー試験』というものを実施している。

まずは“准”認定ファンドレイザーになるために、

12月の試験に向けて動き始めた。

8月から研修が始まる。

頑張ります。

 

 

 

?実践

 

「カンボジアに映画館をつくろう!」
(CATiC:Create A Theayter in Cambodia)

 

この非営利団体で1ケ月半ほど前から活動を始めた。

僕が志願している役割は「ファンドレイジング」。

去年立ち上がったばかりの団体で、

寄付金集めの仕組みづくりは1から立ち上げることになる。

そこにもの凄いやりがいを感じている。

TFTの時は、既存の仕組みをどれだけ広める&応用するかだった。

FUTSAL FOR TWOなどは、1から仕組みを考えて今でも継続している事例だけど、

それでもTFTの仕組みの応用という域を脱していない。

CATiCでの挑戦は、TFTで学んだことをフルに活かしつつも、

1からどうやって持続的なファンドレイジングの仕組みを作れるか。

ワクワクする!

 

 

 

・・・

 

 

 

つらつら書いてみたけど、

正直後づけっぽい理由もある(笑)

ピンときてひかれて、後から考えてみたらそれっぽい理由が見えてきた、

そんな感じ。

 

学習テーマ?は、「ストーリーテリング」について。

ご関心あれば読んでください~