人生は学習の道でして。 ~最近の学習テーマ?:ファンドレイジング~

人生は学習の道

 

僕が心底尊敬している元世界銀行副総裁・西水美恵子さんが常々仰っていること。

何事からも糧を得ようと意識する中でも、

時期によって重点学習テーマを決めておくのは悪くない。

 

ということで、僕の最近の重点学習テーマについて書いてみようと思う。

この記事では1つ目の学習テーマ「ファンドレイジング」について。

 

 

 

ファンドレイジング

 

~背景~

「食」の問題を扱うNPO(TABLE FOR TWO)の活動に従事してきたけど、

実は「食」にテーマを特化している人間ではない。

国際強力に関心を持ち始めたきっかけは「少年兵問題」だったし、

在学中の研究テーマは「難民問題」、

「環境問題」にも「貧困問題」にも関心がある。

最近では「ペット殺処分問題」にもアプローチを始めている。

 

一言で言うと、「テーマを絞れていない」人。

 

そんな中でなぜ僕が「食」を扱うTABLE FOR TWO(TFT)に没頭したのか。

それは、この活動が様々な問題解決に寄与する「人」を生み出す活動だと感じたからだと思う。

 

TFTヘルシーメニューを食べるだけでアフリカに給食を届けられる。

社食や学食で取り組める、多くの人にとって「いま、ここ」でできる活動。

 

この画期的な仕組みによって、

「自分にもできることがあったんだ」

そう気づく人がどんどん増えていく。

そして彼らは、TFTをきっかけに、

後々自分のいる場所や本当の関心分野においても、

社会に役立つ「良いこと」を起こすようになっていく。

その分野が違えば違うほどいい。

「紛争」「環境」「貧困」・・・

たくさんの分野で、これまで発揮されていなかった力が発揮されるようになっていく。

そんな理想像が、分野を絞れていない僕には合っていた。

 

今でも、色んな社会問題に関心が散らばっている。

だから、

 

「社会問題の分野」を絞るんのではなく、

「スキルの専門分野」を絞ろう

 

そう考えた。

そのスキルの専門性によって、

色んな社会問題の分野を横断して応援できる人になろう。

 

そこで最初にピンときたのが「ファンドレイジング」という分野だった。

寄付金や助成金など、あらゆる方法で社会事業に必要な資金を集められる人。

 

ファンドレイジングに関心を持った理由は3つ。

 

 

 

?純粋に「面白い」と思った

 

NPOの活動は大きく分けて二つだと思う。

 

「お金を集めること」と「お金を使うこと」

 

僕がTFTで従事してきたことは前者。

「集まったお金でどんな事業を展開するか」ではなく、

「いかに変革を起こすための資金を集めるか」

 

もちろん活動を通じて「お金さえ集まればいい」とは思っていなかった。

一緒にやるメンバーがどれだけ良い顔できるかとか、

組織体制のこととか、

活動を通じて自分をどう成長させるかとか、

考えることは多かった。

 

だけど、

どうやってTFTの仕組みを広めて、

どうやって新しい仕掛けを生み出して、

どうやって持続的に定着させるか、

その先にある大きな目的は、

突き詰めて言えば「寄付金集め」だったと思う。

 

それが、楽しかった。

仕掛けが狙い通り、もしくは狙い以上にいくと、

ガッツポーズ。

具体的に数字で成果が見えるからやりがいもあった。

 

当たり前だけど、寄付金が集まらなければ「給食を届ける」というミッションは達成されないわけで。

※ヘルシーなTFTメニューを食べてもらうことで、先進国の過食や偏った食事を改善するのもTFTの大事なミッションの一つ。僕自身は「途上国に給食を届けること」の方により強い関心があったという話。)

 

お金だけで全てがなんとかなるわけじゃないけど、

お金があれば動かせることもある。

その意味を体感して、実体験の中で関心が強まった。

 

 

 

?ファンドレイジングの“過程”が問題解決に寄与する

 

基本的にはTFTメニューを食べてもらって寄付金を集めるわけだけど、

実は食べてもらうまで&後の過程において、

「世界には食の不均衡の問題がある」ということを認識してもらうこと、

そして「自分にもそこに寄与できることがある」と感じてもらうこと、

それがとても大事。

認識や意識に変化を起こせてこそ、

その人自身も小さなチェンジメーカーになって、

持続的に問題解決に寄与してくれるようになる。

一回きりの寄付ではなくて、今後も何かしらの寄与をしてもらうこと。

それが社会問題解消に向けてのエンジンを高めていく。

 

だからファンドレイジングにおいて、

寄付金集めの「結果」としてただお金が集まるだけではなく、

寄付金集めの「過程」自体が変化を起こしている。

 

ただの「お金集め部隊」ではなくて、

社会問題解消に向けて直接的に影響を与える分野であること。

それがファンドレイジングにひかれた2つ目の理由。

 

 

 

?優秀な人を集められる

 

ぶっちゃけ、僕がファンドレイジングに詳しくなくても、

ファンドレイジングが得意な人を集めることさえできれば、

何の問題もない。

それと一緒で、何かを起こそうとする時に、

 

「自分に足りない力は、持っている人に借りられる」

 

と認識している。

そんな中でも、

なぜファンドレイジングという専門性を身につけようとしているのか。

 

その「力を持つ人」を呼ぶためには、お金が必要なことが多いから。

それは汚い話ではなく、

専門性を持ってそれで生きていこうと思っている人に対して、

対価を支払うのは当たり前のこと。

ボランティアで参加してもらうこともできることはあるけど、

他の手段で収入を得ながら週に2日だけ力を貸してもらうのと、

その活動の中で収入を得ながら週5日コミットしてもらうのと、

どっちがいいかという話。

もちろん前者で間に合う場合もあるけど、

その人が本当に優秀な人であれば、

後者の方が組織のアウトプットの質が上がるのは間違いない。

その人だって、組織のビジョンにひかれていれば、

収入さえ得られればフルコミットしたいと考えているかもしれない。

 

となった時に、欲しい力を借りるためにお金はやはり大事な要素。

とても良い活動をしているのに、

お金がないがゆえに優秀な力を得られない。

得られないがゆえに、社会へのインパクトが弱くなってしまう。

これはもったいないと思う。

 

だからこそ、資金集めのお手伝いをすることで、

優秀な人材集めに寄与できると思っている。

優秀な人材が集まることで、活動の社会へのインパクトも大きくなる。

 

そのために、いくつもの「借りられる力」の中でも、

「力を借りるための力」としてのファンドレイジングに関心がある。

 

 

 

・・・

 

 

 

といったような理由で、

この「ファンドレイジング」という軸で、

社会問題の分野を横断して、

応援したいと思った人たち・団体を応援できる人になりたいと思ってる。

 

そのために今取り組んでいることは3つ。

 

 

 

?座学

 

読書やネットでの勉強。

直近で読んだ本はこちら↓

 

『ファンドレイジングが社会を変える
非営利の資金調達を成功させるための原則』
著:鵜尾雅隆、三一書房

 

『寄付白書2012』
編:日本ファンドレイジング協会 、経団連出版

 

オススメ本あれば教えてください。

ネットで言うと、最近読み始めたのはこちらのブログ↓

 

プログレス
~自分と社会を一歩前に進めるプロボノという生き方~

http://probono-ogawa.com

 

「プロボノ」とは、ブログから引用させていただけば、

 

職業上の専門的なスキル、知識、経験、人脈を活かして、自主的、自発的に無償で行う社会貢献活動全般、及びその活動をする人の事。

 

このブログの筆者である 小川宏さんはまさに「ファンドレイジング」という分野で、

多くのNPOでプロボノをされている方。

大先輩なので、思いっきり勉強させていただくつもり。

 

 

 

?資格

 

上記の寄付白書を出している「日本ファンドレイジング協会」が、

『認定ファンドレイザー試験』というものを実施している。

まずは“准”認定ファンドレイザーになるために、

12月の試験に向けて動き始めた。

8月から研修が始まる。

頑張ります。

 

 

 

?実践

 

「カンボジアに映画館をつくろう!」
(CATiC:Create A Theayter in Cambodia)

 

この非営利団体で1ケ月半ほど前から活動を始めた。

僕が志願している役割は「ファンドレイジング」。

去年立ち上がったばかりの団体で、

寄付金集めの仕組みづくりは1から立ち上げることになる。

そこにもの凄いやりがいを感じている。

TFTの時は、既存の仕組みをどれだけ広める&応用するかだった。

FUTSAL FOR TWOなどは、1から仕組みを考えて今でも継続している事例だけど、

それでもTFTの仕組みの応用という域を脱していない。

CATiCでの挑戦は、TFTで学んだことをフルに活かしつつも、

1からどうやって持続的なファンドレイジングの仕組みを作れるか。

ワクワクする!

 

 

 

・・・

 

 

 

つらつら書いてみたけど、

正直後づけっぽい理由もある(笑)

ピンときてひかれて、後から考えてみたらそれっぽい理由が見えてきた、

そんな感じ。

 

学習テーマ?は、「ストーリーテリング」について。

ご関心あれば読んでください~

 

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