TABLE FOR TWOに学んだファンドレイジングの5つのエッセンス

ここ数日、これから立ち上げようとしている事業のことや、立ち上がったばかりの事業のお話を伺わせていただくことが続いています。

で・・・どれも内容が素敵なんです!

ワクワクのお裾分けをいただいちゃってる感じです・・・

 

一緒にお話する中で、こんななんでもない僕の話の中でも参考にしていただけることが多いのが、

 

TABLE FOR TWO(TFT)のファンドレイジングのエッセンス

 

なんです。

ファンドレイジングっていうのは、資金調達・寄付金集めのような感じです。

 

4年ちょっと関わらせていただいて来た中で、「確かにあちこちに応用が効くな~」と感じるエッセンスを、

今回は自分なりに5つにまとめてみたいと思います。

 

 

 

(1)「貢献度の分かりやすさ」 ~1食食べると、1食届く~

TFTのメニューには、20円の寄付金が上乗せされています。その20円で、支援しているアフリカ諸国に学校給食が1食届く・・・つまり、「1食食べると、1食届く」仕組みなんです。自分がやったことが、どのような貢献に繋がるかがとても具体的です。これを他にも応用するとなると、次の3つのポイントが大事かなと思います。

■何を(what)
■どれくらいの規模でやれば(how)
■どんな貢献になるのか(result)

今日、「カンボジアに映画館をつくろう!」のCATiCさんにご縁あってお会いさせていただいたのですが、僕がjust ideaで出したものを例に挙げさせていただくと、

■日本でチャリティー映画上映会を(what)
■1人500円の参加費で○○名で1回開催すれば(how)
■カンボジアの1クラスの子どもに一回映画を見せてあげられる(result)

など(数字はきちんと計算できてなくてごめんなさい(笑))。これがはっきりしていると、寄付金を出す側も、ファンドレイジングイベントを主催する側も、参加しやすいのかなと感じます。

 

 

(2)「参加への無理のなさ」 ~20円でできる~

「“たったの20円”の上乗せからできる社会貢献」という、参加者側の無理のなさも大きなポイントです。お金持ちから大口の寄付を募っていく方法だって、もちろんありです。でも、TFTがこれだけ草の根で広がっていった理由のひとつには、この“無理のなさ”があると思います。僕がモットーにしている言葉・・・「1人の100歩より、100人の1歩ずつ」。まさに、小さいけれど多くの人の力で世界を変える活動だと実感しています。

 

 

(3)「寄付者側のメリット」 ~TFTメニューでヘルシーに~

(2)で「無理がない」と言いましたが、「無理のなさ」を越えて、参加者にメリットすらあるんです。TFTメニューは、「低カロリー」「野菜多め」「栄養バランスが整っている」などが考慮されているため、食べてくださった方(=寄付者)にも「ヘルシー」を提供できます。「“身を削ってる感”がいかになくなるか」・・・これって寄付者側にとっても大事なんですけど、支援を受けている側にとっても大事だと個人的には思っています。例えばTFTが届けている学校給食。「こんなに苦労して届けたんだよ・・・」ってなったら、子ども達は心の底から美味しく食べることはできないと思うんです。ちょっと申し訳ないな感、みたいな・・・。だから、「こっちも健康になれたし、むしろこちらこそありがとう!」みたいに、「お互いがありがとうを言える関係」が素敵だと常々思っています。そのためにも、Win-Win・・・できればもっともっと、関係者に限りなくWinを増やしていける仕組みであればいいなと!

 

 

(4)「日常消費へのとけ込み」 ~食べるだけの寄付~

「食べる」は、1日3回だいたいの人が行う日常消費行為ですよね。そんな日常消費行為にとけ込んだ寄付っていうのがとても大きいと思います。良い言葉が見つからないので誤解を恐れずに言いますが、「何かのついで」に寄付ができてしまう感じ。「食べる」ほど身近な日常消費行為は他になかなか見当たりませんが、「買い物ついで」「娯楽ついで」にできてしまう・・・「ついで感」って大事かなって。どなたか、もっと良い言葉あれば教えてください(ボキャ貧で・・・笑)

 

 

(5)「アウトソーシング」 ~“いま、ここ”でできる~

TFTでは、メニューを導入した先の社員食堂なら社員さん、学生食堂なら学生さんが、ボランタリーにTFTを広めるために動いちゃっています。これがTFTが広がったものすっごく大きな要因だと思うんですね。TFT導入団体数が550近くある中で、事務局の有給スタッフさんは5名もいません。それでも事業が回り、拡大し続けるのは、現場でボランタリーに活躍する人たちがいるからだと思います。つまり、ある意味お仕事をアウトソーシング(外部委託)できている(しかも無料で)のです。なんでその人達はボランタリーに動いちゃうのかと言うと、元々「何か良いことをしたかった」という気持ちがあるのはもちろんだと思いますが、僕の中でキーワードだと思っているのが、「“いま、ここ”でできる」ということ。僕が母校・東京外大の支部を立ち上げられたのも、「これだったら学園祭や学食でできるじゃん!」という、「いま、ここ感」があったからなんです。「山まで植林しに行かなきゃ・・・」「途上国まで足を運ばなきゃ・・・」「事務所までお手伝いしに行かなきゃ・・・」だったら、ここまで広がらなかったんじゃないかなって思います。

 

 

 

・・・ってな感じで、

 

(1)貢献度の分かりやすさ

(2)参加への無理のなさ

(3)寄付者側のメリット

(4)日常消費へのとけ込み

(5)アウトソーシング

 

この5点が、僕がTABLE FOR TWOから学んできたファンドレイジングのエッセンスです。

少しでもお役に立てれば!

 

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