代表任期中に出会いたかった・出会ってよかった10冊の本。(前編)

突然ですが、僕は本が大好きです。

 

人と直接会って話して学ぶのもとっても大事。

だけど、僕は基本的に人見知りなのです(笑)

 

完全にマイペースで著者と対話できて、

その1冊には千円や二千円で買えてしまうには安すぎるほどの著者の経験・叡智が詰まっていて、

もう会うことのできない過去の人たちにも触れることのできるものです。

 

大げさでなく、人生変えてもらった本もあるくらいです。

 

今日は、そんな素敵な本に関して、

ここ数年の間に読んだ300~400冊の中から、

 

代表時代に出会いたかった・出会ってよかった

 

と心から思える本を10冊ピックアップしてみました。

今何かしらの団体に所属して頑張っている方、

ぜひ参考にしていただけたらと思います!

 

(注:紹介する順番は、特にランキング順という訳ではありません。)

 

 

 

 

 

(1)『国をつくるという仕事』

 

著:西水美恵子、英治出版
http://p.tl/aQQC

 

「ランキング順ではない」とか言ったそばから、この本は堂々の第一位です。この本がなければ今の僕はありません。このブログが立ち上がるきっかけになった自転車旅もありません。僕が普段講演でお話しさせていただいてるブータンの奇跡もありません。これまで何人にこの本を買わせてきたか・・・(笑)オススメする時、僕はこう言っています。「リーダーシップの本を10冊読むなら、これ1冊を読んで」

この本の学びを一言で表すなら、「リーダーたるもの、草の根を歩き、民の声を聴け」です。徹底的に現場感を大事にされてきた著者の元世界銀行副総裁・西水美恵子さんの信念・行動や、短編集の中で紹介されている各国のリーダー達に、胸を打たれ続けました。特に、ブータンの章は必読です。国民の為なら喜んで権力を放棄し、「王の足跡の無い村は無い」と言わしめるほど徹底的に自らの足で国を歩き周り民の声を聴き続けた国王と王妃の話に、どれだけ影響を受けたことか。リーダーの立場にある方は、絶っっっ対に一回は読んで欲しい本です。印税がブータンの苦しんでいる方々の支援に寄付されますので、できれば「買って」欲しいです。

 

 

 

(2)『社員を大切にする会社 5万人と歩んだ企業変革のストーリー』

 

著:ヴィニート・ナイアー、英治出版
http://p.tl/78tQ

 

「出会いたかった本」第1位です。なんでもっと早く出版してくれなかったの!!!なんて言っても後の祭り。僕自身、TABLE FOR TWO大学連合の代表時代ずっとこう思っていました。「きっと僕自身は1食も給食を届けていない。実際に届けているのは、各大学にいて最前線で頑張っている一人ひとりのメンバー達」。だからこそ、僕がやるべきことは、メンバーが居心地よく活動できる環境を整えることであり、彼らの力の最大発揮こそ、組織のミッション達成に一番大きく貢献する手段だと。そんな僕の想いを完璧に言語化し、そして実際に行動し、驚くべき成果を上げた企業の物語です。

その企業が組織改革の際に掲げた企業理念が、「従業員第一、顧客第二」です。「お客様は神様」と言われる世界で、堂々と「顧客第二」?そう思われるかもしれません。ただ僕は、上記の想いがあったので、これを聞いた瞬間ピンときたんです。「あっ、それが結局は顧客満足度を最大化する結果に繋がると分かっているんだな」と。ビンゴでした。理念を掲げてから4年で、「離職率:半減」のみならず、「売上・利益:共に3倍、顧客の数:5倍」。具体的な施策はぜひ著書を読んでみてください。「メンバーを大切にして最大の成果を発揮したい」と思う方、必見です。改めて、もっと早く出会いたかった・・・

 

 

 

(3)『ビジョナリー・カンパニー? 衰退の五段階』

 

著:ジム・コリンズ、日経BP社
http://p.tl/OtYJ

 

世界的ベストセラー「ビジョナリー・カンパニー」シリーズ全4作の3作目です。全4作の副タイトルを見ていくと、?は「時代を越える生存の法則」、?は「飛躍の法則」、?は「衰退の5段階」、?は「自分の意志で偉大になる」です。・・・お気づきでしょうか?今回紹介する?だけネガティブなんです。この本が喚起してくれることは、一言で言うと「危機感」です。僕もこれを読んで背筋がゾッとしたのを覚えています。

「うちの団体は衰退してないから大丈夫!」、そう思ったあなた・・・それはすでに、衰退の第一段階「成功から生まれる傲慢」、もっと悪ければ、第三段階「リスクと問題の否認」にまで症状が進んでいるかもしれません。どうぞお気をつけて。

 

 

(4)『小説 上杉鷹山 全一冊』

 

著:童門冬二、集英社
http://p.tl/MoTL

 

「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」・・・一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?第9代米沢藩主・上杉鷹山が詠んだうたです。それでは、こちらはご存知でしょうか?「受け継ぎて 国の司の 身となれば 忘るまじきは 民の父母」・・・17歳にして藩主を受け継ぎ、「国のトップとなったからには、忘れてはいけないのは、自分は国民の父母であることだ」と自戒したのです。

就任当初からの超財政難、内部の権力争い、追い打ちをかけるように天明の大飢饉・・・これらの辛すぎる困難を乗り越え、内村鑑三が著書『代表的日本人』の中で5人の中の1人に選び、ジョン・F・ケネディが「尊敬する日本の政治家は?」の問いに「Yozan Uesugi」と答えた名君の真髄は、「トップこそが民に仕えるべき」という姿勢:サーバント・リーダーシップにありと思っています。700ページ近い本にも関わらず、吸い込まれるように1日で読み切ってしまった名著です。ぜひ過去の偉人の知恵を授かってください。

 

 

 

(5)『スティーブ・ジョブズ 脅威のプレゼン 人々を惹きつける18の法則』

 

著:カーマイン・ガロ、日経BP社
http://p.tl/nVsH

 

「代表」は、「“代”わりに“表”に立つ」と書きます。就任してから、人前で話す機会は圧倒的に増えました。引退後も講演活動を続け、これまで40~50回くらい話してきたと思いますが、「話す技術」において最も役に立った本は間違いなくこの1冊です。他にも「スピーチの天才100人から学ぶ~」みたいな本なども読みましたが、「話す技術」においては圧倒的にこの本が一位です。この記事を読んでもらえれば分かると思いますが、僕は人前で話すのがスーパーダメな人間でした。それが今では、話し方についてはだいぶ色んな方にほめていただけるようになりました。場数や色んなスピーカーを研究した成果でもありますが、間違いなくこの1冊も大きく影響しています。

「マジックナンバー:3」「話の中に敵を登場させろ」「スライドに文字を詰め込むな」・・・以前読んでから数年経っていますが、今でもそらんじて言えて染み付いている法則がたくさんあります。そして何より、スティーブ・ジョブズはただの天才ではなく、めちゃめちゃ練習してこそのあのプレゼンだったという事が多きな衝撃でした。それからというもの、僕もめちゃめちゃ練習するようになりました。この前の6分間のスピーチなんて30回は練習しましたよ。そこまで練習したくなってしまほど、影響力のあった1冊です。「話す技術」なら、この1冊を。

 

 

 

 

 

・・・ってところで、ちょっと書くの疲れてきました(笑)

前半の5冊を紹介したところで、いったん終えようと思います。

 

後半はまた後日!

 

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