ウルグアイの「世界一貧しい大統領」 ~収入の9割を寄付し、国民の平均収入で暮らす~

先日facebookで、ウルグアイの大統領のことを知りました。

名前は、ホセ・ムヒカ大統領。

 

月収は日本円にして97万円。

しかし、ウルグアイ人の平均月収である6万円しか手元に残さないそうです。

残りは全て寄付。

理由は、

 

「得たお金を、貧しい人と企業家のために役立ててもらいたいから」

 

首都郊外の小さな農場に住み、

井戸から水をくみ、

洗濯物を庭で干し、

車は高級車ではなく、1987年製のビートル・・・

 

こんな国民目線を大切にする国のトップは、

他に一カ国しかしりません。

 

雷龍の国、ブータンです。

 

第4代ジグミ・シンゲ・ワンチュク国王は、

民の暮らしを思い、

丸太小屋で暮らし、

冬でも暖をとらなかったそうです。

 

「国王の足跡の無い村は無い」

 

国民がそう言うほど、

自らの足で国中を歩き、

自らの五感で国民一人ひとりから声なき声を吸い上げ、

政治を行った方です。

「国民総幸福量(GNH)」という概念を打ち出したことでも有名ですね。

国民の幸せを第一に本気で考えてきた方です。

 

ブータン国王について詳しくは、

下記の2冊の中のブータンの章を読んでいただくのがおすすめです↓

 

 

 

『国をつくるという仕事』著:西水美恵子、英治出版

『あなたの中のリーダーへ』著:西水美恵子、英治出版

 

 

 

著者の元世界銀行副総裁・西水美恵子さんご自身も、

部下の幸せを尊重する組織改革に挑み、

途上国では自らの足で歩き回り、

貧しい人たち一人ひとりから声を吸い上げてきた方です。

 

 

 

暮らしの姿勢だけではなく、

スピーチの内容まで二人はそっくりです。

 

以下、環境の未来を決める「リオ会議」での、

ホセ・ムヒカ大統領のスピーチからの一部抜粋です↓

 

 

 

私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。

幸せになるためにこの地球にやってきたのです。

 

発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。

発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。

愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。

これらをもたらすべきなのです。

幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。

環境のために戦うのであれば、

人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。

情報源:?http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/
※日本語訳の全文が載っています

 

何よりも、国民の幸せを第一とする姿勢。

 

欲に任せた大量消費の社会構造を変えていかなければ、

地球環境の持続性は危機、

それは結局、人びとの幸せを奪うことになる・・・

そういう考えの持ち主だということが伺えます。

 

 

 

タイトルには、この方の通称である「世界一貧しい大統領」という言葉を使いましたが、

本人はこう仰っています。

 

『世界一貧しい大統領』と呼ばれている。

でも、自分では貧乏だとは思っていない。

本当に「貧しい人」は、

ぜい沢な暮らしを保つためだけに働く人だ。

 

 

ホセ・ムヒカ大統領

 

たくさんの学びをありがとうございます。

 

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