NPOマネジメントの通信教育がついに始まった。
年末に受ける准認定ファンドレイザーの資格試験に向けて必須の講座。
■ミッション・ベースド・マネジメント
■ガバナンス
■中期計画
■ファンドレイジング
■人財開発
■財務・会計
■広報戦略
■非営利組織の評価
■企業の社会貢献とNPO
の9つのテーマを学ぶ。
どれもしっかり学びたいけど、
特に関心が高いのは「今自分に求められている分野」。
求められるからこそ、越えるべき課題があるからこそ、
特に注力すべき分野が初めて見える。
それが「課題」「壁」の恩恵だと思う。
壁がないとイヤなんだ。
常に追われているくらいが、
僕にとってはちょうどいい。
これから色んな理論や、よそのベストプラクティスを学ぶのだと思う。
だけどもっと大事なのは、それらの理論や成功例は「どういう状況下だったから」うまくいったのかを知ること。
どんな状況にも当てはめられる魔法はないから。
俊輔の言葉を使えば、状況を「察知」する力がなければ部分的な真似ごとをしても効果は薄い。
理論や事例の状況を知ると同時に、欠かせないのが、
「自分の現状を直視する力」
直視すれば嫌なものも見えてくる。
至らない自分。
不完全な自分。
情けない自分。
だからこそ、人は多くの場合現状の直視から逃げてしまう。
でも、それはただの保身で。
成し遂げたいことよりも、我が身可愛さが上回ってしまっている。
本当にもったいないことなんだと思う。
足りないものがわかれば、それを埋めることを考えればいい。
何も分からないよりは、よっぽど素晴らしい。
「至らない自分」は恥ではない。
「至らなさから目をそらす自分」を恥じたい。
直視する勇気を忘れず、
学ぶスピードを上げる。
学んだことを使うスピードを上げる。
使った結果の反省のスピードを上げる。
待ってくれない現状、追ってくれる壁があるからこそ、
走っていける気がする。