書籍情報
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「人×コミュニケーション×オリジナリティ」をカギに急成長、注目IT企業から考える 次世代クリエイティブ組織の作り方。
ウェブ、アプリの企画・開発・運用を事業とするカヤックは、ユニークなサービスとともに、その独特な組織づくり・経営手法面でも有名となりつつある企業である。人をやる気にさせるために何をすべきか、個人をチームにするにはどんなしくみが必要か。さらには組織・経営といった範囲を超え、個人が他者とつながりつつ切磋琢磨して成長するためには何をしたらよいか。仕事×遊び、堅実×冒険、安定×不安定、秩序×カオス、組織力×個性発揮……、さまざまな「矛盾」を内包して成長するカヤックの歩みから次世代クリエイティブ組織について考察する。外部識者へのインタビューによるカヤック論、金井壽宏神戸大学大学院経営学研究科教授と柳澤大輔カヤック代表取締役対談を収録。
カヤックは新時代の“エクセレント・カンパニー”の基準を世に問える存在だ」
(グロービス・キャピタル・パートナーズ・高宮慎一氏)
序章 カヤックはどんな会社なのか?
第1章 「何をするか」より「誰とするか」
第2章 自分たちの「強み」を確認
第3章 経営理念を「遊ぶ」
第4章 「構造と制度」の整備
第5章 組織拡大とチーム運営
第6章 ネットワークと組織の質的変化
第7章 今後の課題と挑戦
巻末対談 経営学の視点から見たカヤックの「矛盾」
【コラム1】シンクタンク研究者が見たカヤック
【コラム2】ベンチャー・キャピタリストが見たカヤック
【コラム3】ベンチャー企業経営者が見たカヤック
【コラム4】ウェブ・クリエイターが見たカヤック
おわりに
1983年京都大学文学部卒。編集プロダクション勤務を経て、現在はビジネス書を中心に書籍の企画・編集・ライティングなどを行う。