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Book
「社会を変える」お金の使い方――投票としての寄付、投資としての寄付

「社会を変える」お金の使い方――投票としての寄付、投資としての寄付

  • ¥1,760
    単価 あたり 
税込

駒崎弘樹(著)

価格 1,760円(税込)
頁数 296頁
判型・製本 四六判 並製
発売日 2010/12/16
ISBN 9784862760821
発行 英治出版

内容紹介

あなたにも、きっとできることがある。注目の社会起業家が贈る、「社会の変え方」実践ガイド。

画期的な「病児保育」サービスで社会起業家として脚光を浴びた著者。その行く手に新たな課題が立ちはだかる。――日本社会を蝕む「貧困」。必要な人に支援が届かず、子どもの7人に1人が貧困状態におかれている今、自分には何ができるだろう? 試行錯誤の中で見えてきたものとは・・・。

【推薦】この本を読めば、「寄付」という行為がいかに「自分にとって」タメになるか理解できると思う。僕も勉強になった!――乙武洋匡(『五体不満足』著者)

「小さな一歩」から始まる社会変革のリアル・ストーリー
前半は若き社会起業家の奮闘記。「ひとり親」の子育て支援のため、寄付金集めに取り組みはじめた著者たちの驚きと感動のストーリーが、真摯な情熱とユーモアを込めて語られます。

「社会の変え方」実践ガイド
巻末に「あなたにできること」を豊富に掲載。どんな人でも(子どもからお年寄りまで)実践できる「社会貢献」の方法を、「具体的に」&「わかりやすく」紹介します。

日本を変えるカギ「寄付」の可能性を明らかに!
本書最大のテーマは「寄付」。一見なじみの薄い、でも実は日本の歴史にも未来にも深く関わっています。「寄付なんて胡散臭いと思っていた」著者の試行錯誤の軌跡を通じ、一般向けにわかりやすく語った画期的な一冊です。

目次

第1章 社会起業家としての成功と失敗
第2章 寄付という名のイノベーション
第3章 ひとり親「サポート隊員」制度始動
第4章 企業は社会変革の一翼
第5章 寄付は投資であり投票だ
第6章 もし寄付が当たり前の社会であったなら
第7章 あなたにできること
寄付をより深く知るための用語集

著者

[著者]
駒崎弘樹(こまざき・ひろき)
1979年生まれ。1999年慶應義塾大学総合政策学部入学。在学中に学生ITベンチャー経営者として、様々な技術を事業化。同大卒業後「地域の力によって病児保育問題を解決し、育児と仕事を両立するのが当然の社会をつくれまいか」と考え、ITベンチャーを共同経営者に譲渡しフローレンスをスタート。日本初の「共済型・非施設型」の病児保育サービスとして展開。現在、東京23区及び浦安市、川崎市、横浜市の働く家庭をサポートしている。また2010年から待機児童問題の解決のため、空き住戸を使った「おうち保育園」を展開。政府の待機児童対策政策に採用される。2006年人間力大賞グランプリ「内閣総理大臣奨励賞」受賞、2008年Newsweek「世界を変える100人の社会起業家」選出、同年「ハーバードビジネススクールクラブ オブ ジャパン アントレプレナーオブザイヤー2008」受賞。著書に『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』(英治出版)および『働き方革命』(ちくま新書)がある。2010年1月より6月まで内閣府非常勤国家公務員(政策調査員)、6月より厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員、10月よりNHK中央審議会委員に任命。2010年9月、一児の父に。