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「決める」マネジメント――人を活かす職場をつくる

「決める」マネジメント――人を活かす職場をつくる

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税込

リクルートHCソリューションユニット(著)

価格 1,760円(税込)
頁数 256頁
判型・製本 四六判 並製
発売日 2009/10/19
ISBN 9784862760388
発行 英治出版

内容紹介

「決める」ができれば職場は変わる! リクルートHCが語る新時代のマネジメント術。同じ人材、同じチーム、同じ会社でも、現場のマネジメント次第で職場は大きく変わる。2000人のマネジャーとの対話を踏まえて語る、人と組織を強くする「方針」づくりと実践の技術。

◆従来の「管理職像」をゼロから見直し、現代に合った「マネジャー像」を提示。
「やってみせ、言って聞かせて・・・」はもはや機能しない。
「とにかく部下の話を聞こう」とコーチングに走っても、それだけではうまくいかない。
時代の変化を踏まえた、これからのマネジャーの「4つの役割」と「4つの考え方」を明らかにします。

◆実践的な「方針の立て方」、「実践の促し方」、「心構え」がわかる。
リクルートHCが関わってきた2000人のマネジャーとの対話を踏まえ、とにかく「現場」と「実践」を重視して語ったマネジメント論。一見当たり前でも実行するのは難しい、「方針」づくりのノウハウを満載しています。

◆明解な言葉、覚えやすい標語でマネジメントのコツを伝授。

  • 「ヒトの管理」よりも「コトの管理」。
  • 「現在」よりも「未来」に注力。
  • マネジャーは「人格者」でなくてもいい。
  • 方針は「正解」でなくてもいい。
  • マネジメントは「コーチング」ではない。
  • 「やったほうがいい」ことは、やらなくていい。 など

目次

まえがき

第1章 「決められない」マネジメント
1.マネジャーが機能不全に陥っている
2.決められないマネジメントが、メンバーの意欲を阻害する
3.「マネジャーの問題」ではなく「マネジメント機能の問題」
4.機能不全の背景にあるもの

第2章 もはや通用しない「上司論」
1.「やってみせ、言って聞かせて・・・」――昔ながらの日本型上司
2.「やってみなはれ」の勘違い――丸投げする上司
3.「上司の背中を見て、部下は育つ」――以心伝心に期待する上司
4.「上司は人格者たれ」――役割の前に人格が気になる上司
5.「とにかく部下の話を聞こう」――嫌われたくないからコーチング上司
6.環境変化に対応した、新たなマネジャー像が求められる

第3章 マネジャーの役割を「決める」
1.扱うのは「ヒト」と「コト」の現在・未来
2.「現在」に集中するとマネジメントは歪む
3.「未来に向けた方針」に注力せよ
4.マネジャーの四つの役割
5.「方針」が組織を明るくする

第4章 実践「決める」マネジメント
1.方針を立てる
・方針の立て方(1)~(6)
2.方針を組織に浸透させ、実行し、振り返る
・実践の促し方(1)~(3)
3.心構えを変える
・考え方(1)~(7)
4.実践!「決める」マネジメント

著者

[著者]
株式会社リクルート HCソリューションユニット
2001年10月に設立された、株式会社リクルートの戦略人事コンサルティング部門。組織ミッションとして、「一人ひとりが生き生きと働ける人と組織の新しいあり方を顧客と協働・創造し、社会に提唱すること」を掲げ、リクルートグループの知見を活かした、創造的・革新的な課題解決の創出と提供に取り組んでいる。主なテーマは、理念の共有、戦略の具体化と実行促進、戦略に基づく人事施策の立案と展開、人材を惹きつけ活かす組織づくりなど、「戦略と人・組織をつなぐ」領域。「最後まで顧客に伴走し、必ず課題を解決する」ことを信条とする。

太田芳徳(おおた・よしのり)
株式会社リクルート HCソリューションユニット ゼネラルマネジャー兼コンサルティングディレクター。1993年リクルート入社、営業、商品企画等を経て現職。主なプロジェクト実績にアサヒビールの営業マネジメント変革支援、通信、メーカー、ホテルサービスなど大手企業での育成体系構築、組織開発、理念浸透、採用戦略立案等があり、ヨーロッパMBAスクールの教科書への事例提供や、神戸大学大学院経営学研究科、明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科で講師も務めた。名古屋大学工学部航空学科卒。愛知県岡崎市出身。