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なぜ政府は信頼されないのか

なぜ政府は信頼されないのか

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ジョセフ・S・ナイ(編), フィリップ・ゼリコウ(編), デビッド・キング(編), 嶋本恵美(訳)

価格 3,080円(税込)
頁数 424頁
判型・製本 四六判 上製
発売日 2002/03/25
ISBN 9784901234184
発行 英治出版

内容紹介

ほんとうに政府が悪いのか!?

クリントン政権で国防次官補を務めたジョセフ・ナイを中心に、精鋭教授陣が執筆!
いま注目のハーバード大ケネディ行政大学院からの提言。

英治出版MPAシリーズ第2弾『グローバル化で世界はどう変わるか』も好評発売中。

目次

序論 政府に対する信頼の低下
第1部 政府は何をすべきか(変わりゆく政府の領域
政府の業績を評価する
失墜―政府への信頼を失った国民)
第2部 政府への信頼は、なぜ失墜したか(ほんとうに経済のせいか
不満の社会的・文化的原因
政党の分極化と政府への不信
不信の政治学)
第3部 国民は政府をどう見ているか(米国における意識の変化
ポスト物質主義的価値と制度における権威の失墜
日本における国民の信頼と民主主義)
結論 新たな統治方法へ向けて

著者

[著者]
ジョセフ・S・ナイ(Joseph S. Nye Jr.)
1937年生まれ。プリンストン大学卒、ハーバード大学にて博士号取得。カーター政権下で国務次官補代理、クリントン政権下では国防次官補を務め、日米安保体制を地域安定の基軸とする東アジア戦略報告をまとめた。1995年にハーバード大学に戻り、「21世紀における統治のビジョン」を模索するプロジェクトを開始する。現在、ハーバード大学ジョン・F・ケネディ行政大学院長。「ドン・K・プライス」教授(公共政策)。

フィリップ・D・ゼリコウ(Philil D. Zelikow)
ジョン・F・ケネディ行政大学院の准教授(公共政策)で、「21世紀における統治のビジョン」プロジェクトのディレクター。最新の著書『Germany Unifiedand Europe Transformed: A Study in Statecraft』は賞を受賞した。

デビッド・C・キング(David C. King)
ジョン・F・ケネディ行政大学院の准教授(公共政策)で、「21世紀における統治のビジョン」プロジェクトのアシスタント・ディレクター。最初の著書『Turf Wars』では、発生する社会問題と取り組むための、連邦議会委員会の権限の適応性等について研究している。

[訳者]嶋本 恵美(しまもと・えみ)
翻訳者。同志社大学卒業。ロンドン大学図書館情報学修士。訳書に『マッキンゼー式 世界最強の仕事術』『マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック』『グローバル化で世界はどう変わるか』(以上、英治出版) 。